




済州で厚切りの黒豚をしっかり味わうなら、トンサドン 本店の主役はクンゴギです。クンゴギとは、豚肉を薄切りではなく大きな塊で焼き、決まった重量単位で注文する済州式のスタイル。スタッフが練炭火で焼き上げるため、韓国焼肉に慣れていなくても肉の食べ頃に集中できます。
黒豚のクンゴギで知られる本店
2006年創業のトンサドン 本店は、済州産黒豚の肩ロースとオギョプサルを組み合わせたクンゴギの専門店です。2015年にはtvN『水曜美食会』第14回のサムギョプサル特集に登場し、店内には著名人の来店写真も並びます。華やかな盛り付けより、厚切り肉そのものと練炭焼きの技術で知られてきた店です。
肉はスタッフがテーブルでじっくり焼きます。厚みのある肩ロースは、やわらかさと肉汁を評価する感想が目立ち、オギョプサルは皮側の弾力と脂の香ばしさを楽しめる部位です。ただし、肩ロースを硬く感じた例や、オギョプサルの脂が多すぎたという評価もあり、部位やその日の肉によって印象が分かれることは覚えておきたいところです。
初回は600g、3人なら800gが選択肢
「済州産黒豚 2人前600g」は₩69,000。肩ロースとオギョプサルを一度に食べられる、この店の基本となる注文です。部位を一皿ずつ選ぶ方式ではないため、赤身寄りの肩ロースと脂のあるオギョプサルを交互に試したい二人旅にわかりやすい構成です。価格だけを見れば気軽な焼肉ではありませんが、スタッフが焼き上げまで担当する点も含めて選ぶメニューです。
「済州産黒豚 3人前800g」は₩92,000。内容の方向性は600gと同じで、人数と量に合わせて選ぶサイズです。メニュー数を増やすセットではないので、料理の種類より黒豚を中心に食べたいグループ向き。追加用の黒豚400gは₩46,000で、最初の肉を食べ進めてから量を足したいときに利用できます。


肉の好みで見ると、脂の重さが気になる人は肩ロース、皮付き豚バラらしい弾力とコクを楽しみたい人はオギョプサルに注目すると選びやすくなります。ただし、登録メニューは両部位を組み合わせた構成で、部位別の単品価格は案内されていません。
焼くのはスタッフ、最初は塩から
肉が運ばれたら、自分で急いで切ったり返したりせず、スタッフに焼いてもらうのがこの店の流れです。練炭の火で表面を焼き、食べ頃になった肉を取り分けてくれるため、テーブルでは会話をしながら待てます。厚切り肉を自分で焼く不安が少ないことは、初めて韓国焼肉を食べる旅行者にもわかりやすい魅力です。
食べ始めは塩で肉自体の味を確かめ、その後はミョルジョッ(カタクチイワシの塩辛だれ)へ。温めたミョルジョッの塩気とうま味が、黒豚の脂とよくなじみます。エゴマの葉やパジョリ(ねぎの和え物)、大根の甘酢漬けなどを合わせれば、同じ肉でも口当たりを変えられます。
スタッフが一切れずつ食べ方を示す場面もありますが、接客や焼き加減には担当者による差が指摘されています。細かく世話をしてもらえたという評価が多い一方、肉を焼くペースや声かけが合わなかった例もあるため、焼き具合に希望があれば早めに伝えるのがよさそうです。
締めはキムチチゲとご飯
肉の後に温かいものを加えたいなら、「キムチチゲ1人前+ご飯」が₩10,000です。豚肉入りのキムチチゲにご飯1膳が付く構成で、濃い脂の余韻を温かい汁物で整えたいときに選びやすいメニュー。追加のご飯は1膳₩1,000です。
キムチチゲは、昔ながらのすっきりした味として好む人がいる一方、味が薄めで特別感は少ないと感じる人もいます。黒豚ほど評価が一方向ではないため、チゲ自体を主役にするより、肉を食べた後の食事として考えると位置づけがわかりやすいでしょう。辛さの程度は案内されていないので、辛い料理が苦手な場合は注文時に確認してください。

練炭の香りと煙はセットで考える
店内にはテーブル席と団体席があり、複数人で黒豚を囲みやすい造りです。一方で、練炭の煙が店内にこもり、目や喉がつらかったという指摘が繰り返されています。練炭ならではの香ばしさは肉の特徴につながりますが、煙や衣服へのにおいに敏感な人は、食事の快適さまで含めて判断したい店です。
店内は広めでも、静かに過ごすタイプの焼肉店ではありません。スタッフが各テーブルで肉を焼き、混雑時には会話や調理の音が重なるため、落ち着いた記念日ディナーより、友人や家族と黒豚を中心に楽しむ食事に向いています。

予約・待ち時間と一人利用
予約できるかどうかは、来店前に電話で確認する案内です。人気店のため混雑時には店頭で待つことがあり、夜に30分ほど待った訪問例もあります。ただし、常に同じ待ち時間になるわけではなく、待たずに入れる時間帯も固定されていません。
一人利用を禁止する案内は確認されていませんが、焼肉の最小登録メニューは2人前600gです。一人で食べる場合もこの量を注文できるか、少量注文が可能かは事前に店舗へ確認するのが安心です。専用駐車場があるため、レンタカーで黒豚を食べに行く複数人の旅程には組み込みやすいでしょう。

厚切り黒豚をスタッフに焼いてもらい、塩とミョルジョッでじっくり食べることが、この店を選ぶいちばん明確な理由です。価格の高さや煙、待ち時間も含めて、黒豚を旅の一食の主役にしたいかどうかで決めると後悔が少なくなります。
知っておくと得するコツ
- 厚切り肉はスタッフに焼いてもらう
- 最初は塩、次にミョルジョッで味わう
- 締めはキムチチゲとご飯が定番
よくある質問
Q. 初めてなら何を注文すればいいですか?
A. 二人なら済州産黒豚2人前600g(₩69,000)、三人なら3人前800g(₩92,000)が目安です。どちらも肩ロースとオギョプサルを組み合わせたクンゴギで、400gを₩46,000で追加できます。
Q. 肉は自分で焼きますか?
A. 基本的にスタッフがテーブルの練炭火で焼き、食べ頃を案内します。接客や焼き加減は担当者による差も指摘されているため、好みがあれば早めに伝えてください。
Q. 一人でも利用できますか?
A. 一人利用不可との案内はありませんが、焼肉の最小登録メニューは2人前600gです。一人での注文可否や少量注文については来店前に店舗へ確認してください。
Q. 予約できますか?待ち時間はありますか?
A. 予約の可否は事前の電話確認が必要です。混雑時は店頭で待つ場合があり、夜に30分ほど待った訪問例もありますが、待ち時間は日によって異なります。
Q. 煙やにおいは気になりますか?
A. 練炭を使うため、煙がこもって目や喉がつらかったという指摘が繰り返されています。煙や衣服へのにおいに敏感な場合は注意が必要です。
利用案内
- 予約・受付
- 予約可否は来店前に電話で確認
- 順番待ち
- 混雑時は店頭で待つ場合があります
- トイレ
- 店内トイレあり
- 注文方法・注文条件
- 黒豚は2人前600gまたは3人前800gで注文。400gの追加注文も可能
- 喫煙・禁煙
- 全席禁煙
クチコミ
口コミでは、厚切り黒豚、とくに肩ロースのやわらかさと肉汁、スタッフが最後まで焼いてくれる点が繰り返し好評です。ミョルジョッとの相性や締めのキムチチゲも支持されています。一方、練炭の煙がこもることや接客・焼き加減のばらつき、部位による脂や硬さを指摘する声もあります。価格は高めで、夜の混雑時には待ち時間が生じます。
良い点
- 厚切り黒豚は肉汁が多くやわらかい
- 肩ロースとオギョプサルを楽しめる
- スタッフが卓上で最後まで焼いてくれる
- ミョルジョッと肉の相性が良い
- 専用駐車場が使いやすい
気になる点
- 練炭の煙がこもり、目や喉がつらいとの声
- 担当者により接客と焼き加減に差がある
- 脂や硬さのばらつき、価格と待ち時間を指摘
こんな人におすすめ
- 済州黒豚を看板店で味わいたい人
- 肉を焼いてもらい複数人で楽しみたい人
こんな人には不向き
- 煙やにおいに敏感な人
- 予算を抑え、短時間で食べたい人
旅行者チェック
- ひとり利用
- △焼肉は2人前600gが最小の登録メニュー
- カード払い
- ○クレジットカードに対応
- 待ち時間
- △夜の混雑時に30分待ったとの口コミあり
※ NAVERの訪問者レビューをもとに編集部がまとめた内容です。
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記事更新 2026.09.26
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