殿洞聖堂

チョンドンソンダン · 전동성당

3.52(NAVER口コミ 39件)
2026.09.26 更新
開館・開園時間
入場・利用料金
  • 無料
住所
全北特別自治道 全州市 完山区 テジョ路 51
受賞・メディア
映画『約束』ロケ地1998年
映画『チョン・ウチ 時空道士』ロケ地2009年
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全州韓屋村の瓦屋根を眺めながら歩いていると、赤レンガと丸いドームを持つ西洋建築が突然現れます。殿洞聖堂で楽しみたいのは、韓屋との鮮やかな対比だけではありません。韓国カトリック最初の殉教地に建てられた背景を知ると、鐘楼や礎石まで違って見えてきます。

韓屋の街で際立つ、三つの鐘楼

正面でまず目を引くのは、高い中央鐘楼と、その両側に並ぶ小さな鐘楼です。左右対称の安定した構成に、丸いアーチやドーム状の屋根が重なり、重厚さとやわらかな曲線美を同時に感じられます。韓屋が続く全州の景色の中では、赤レンガと灰色の花崗岩の組み合わせがひときわ印象的です。

建物はロマネスク様式を基調としながら、鐘楼上部にはビザンティン様式の要素が加えられています。正面から見ると三つの塔のバランスがよく分かり、側面ではアーチ窓やレンガの積み方を近くで追えます。遠景だけで終わらせず、壁際まで歩いて細部を見ると、約100年前の建築が持つ立体感をより楽しめます。

青空の下の赤煉瓦洋館

美しさの土台にある殉教の歴史

この場所では1791年、ユン・ジチュンとクォン・サンヨンが信仰を理由に処刑されました。2人は韓国カトリック最初の殉教者とされ、1801年の迫害でも複数の信者が周辺で命を落としています。殿洞聖堂は、単に保存状態のよい近代建築なのではなく、その記憶を残すために築かれた祈りの場所です。

フランス人司祭ボードネが殉教地に聖堂用地を整え、1908年に建設が始まりました。設計を担当したのは、明洞聖堂の建築にも携わったプワネル神父です。工事は1914年に完成し、湖南地方を代表する初期の西洋式聖堂となりました。

建物の礎石には、道路整備の際に撤去された全州城・豊南門周辺の城壁石が使われています。朝鮮時代の城郭を支えていた石が西洋式聖堂の土台になっている点は、殿洞聖堂ならではの見どころです。正面の白いキリスト像や「韓国最初の殉教地」と刻まれた記念碑も、外観撮影だけでは見落としやすいので確認してみてください。

赤煉瓦聖堂の側廊と入口

扉が開いていたら、天井と光に注目

内部は中央の身廊と左右の側廊で構成され、柱の間に丸いアーチが連なります。外から受けるどっしりした印象に対し、中へ入ると天井が高く、縦方向へ視線が自然に伸びていきます。規模は大きすぎませんが、丸天井と列柱によって奥行きが強調されています。

ステンドグラスを通った光がレンガ色の外観とは異なる静かな雰囲気をつくり、内部を見学できた旅行者から特に評価されている部分です。ただし、ここは現在もミサが行われる聖堂です。祈っている人がいるときは会話を控え、撮影の可否を含めて入口の掲示や係員の案内を優先しましょう。

映画の舞台にもなった赤レンガの外観

殿洞聖堂は、パク・シニャンとチョン・ドヨンが出演した映画『約束』、カン・ドンウォン主演の『チョン・ウチ 時空道士』のロケ地としても紹介されています。作品を知らなくても、韓屋の町並みに西洋式の鐘楼が重なる景色には、映画のワンシーンのような存在感があります。

正面では三つの鐘楼と入口をまとめた端正な構図をつくりやすく、近くでは花崗岩の装飾やレンガのアーチが写しどころになります。一方、昼間や週末は観光客が集まり、正面での撮影を待つほど混み合うことがあります。人の少ない時間を保証できる情報はないため、混雑時は建物の細部を先に見て、正面が空くのを待つくらいの余裕があると安心です。

内部見学はミサを避けて計画を

開放時間は毎日09:00〜17:00で、観覧料は無料です。ただしミサ時間は内部見学の対象外となり、教会の事情によって開放状況が変わる場合があります。実際の訪問記録でも、ミサの前後に入場できず、外観だけを見て帰ったケースが繰り返し見られます。内部を目的にするなら17:00直前を避け、当日の案内を確認してから入りましょう。

服装については、膝丈の半ズボンでも入場を止められたケースが複数あり、制止時の説明が強い口調に感じられたという不満もあります。公式の観光案内には細かな服装基準が掲載されていませんが、心配なら肌の露出を抑えた服装や長ズボンを選ぶのが無難です。ペット連れで入場を断られた例もあるため、同伴予定なら事前に教会へ確認してください。

アーチ回廊の赤煉瓦洋館

場所は全州韓屋村の入口に近く、道路の向かいには慶基殿があります。内部に入れない時間帯でも、赤レンガの外観、殉教記念碑、城壁石を使った礎石を順に見れば、この場所の建築と歴史は十分たどれます。韓屋村で異なる時代と文化の建築を一度に見比べたい人に、特に立ち寄る理由のある聖堂です。

知っておくと得するコツ

  • 内部見学は17時前、ミサ時間を避ける
  • 露出を抑え、長ズボンで訪れると安心
  • 聖堂内は撮影禁止との案内に従う

よくある質問

Q. 殿洞聖堂の入場料はいくらですか?

A. 観覧は無料です。特別な催しではなく、通常の聖堂見学に入場料はかかりません。

Q. 聖堂内部を見学できる時間は?

A. 開放時間は毎日09:00〜17:00ですが、ミサ時間は内部を見学できません。教会の事情で変更される場合もあるため、入口の当日案内を確認してください。

Q. 主な見どころはどこですか?

A. 赤レンガの外観と三つの鐘楼、内部の丸天井とステンドグラス、正面の殉教記念碑が中心です。全州城の城壁石を再利用した礎石にも注目してみてください。

Q. 週末は混雑しますか?

A. 昼間や週末は観光客が多く、正面での撮影を待つことがあります。空いている時間帯は確認されていないため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

Q. トイレは利用できますか?

A. トイレの利用案内は09:00〜17:00で、週末は開放されません。週末は韓屋村周辺の公衆トイレもあわせて確認してください。

記事更新 2026.09.26

営業時間・価格の確認 2026年9月

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