清渓川

チョンゲチョン · 청계천

4.85(NAVER口コミ 785件)
2026.09.25 更新
開館・開園時間
休館・休園日
  • 年中無休
入場・利用料金
  • 無料
最寄り駅
東大門駅(1号線・4号線)・8番出口・徒歩約8分
地図で検索:

ソウルの中心で、街歩きの途中に水辺でひと息つけるのが清渓川です。ビルと大通りのすぐ下を散策路が延び、信号待ちを重ねずに橋の下をつないで歩けるため、光化門・鍾路・東大門を巡る日のもう一つの移動ルートにもなります。短い区間だけ景色を楽しむか、市場や歴史スポットを結びながら歩くかを、その日の予定に合わせて選べます。

高層ビルに挟まれた清渓川

道路の下に現れる、5.84kmの水辺

清渓川は、道路に覆われていた都心部の川を2003年から2005年にかけて復元した場所です。復元区間は5.84kmあり、散策路へ下りると、頭上を車が行き交う街とは空気が少し変わります。水音が近くなり、木々や草、橋がつくる陰が視界に入り、高層ビルの足元を歩いていることを忘れそうになります。

川沿いは一直線に同じ風景が続くのではありません。石橋や壁画、噴水のある上流、広蔵市場や東大門に近いにぎやかな区間、植物が増えて開けた印象になる下流と、歩く場所によって表情が変わります。すべてを歩こうとせず、旅程に合う区間を選べることが清渓川の使いやすさです。

ビル群と花壇沿いの清渓川

初めてなら清渓広場から歴史散策路へ

清渓川らしい景色をコンパクトに見たいなら、上流の清渓広場から毛廛橋(モジョンギョ)、広通橋を経て灌水橋(クァンスギョ)へ向かう「清渓歴史散策路」が歩きやすい選択です。光化門や鐘閣方面の観光と組み合わせやすく、川の始まりを示す滝から水の流れを追うように進めます。

広通橋は、現代的なビルに囲まれた清渓川で朝鮮王朝時代の面影を感じられる石橋です。橋そのものだけでなく、石材に残る彫刻や水面との取り合わせまで目を向けると、単なる散歩道とは違う見方ができます。散策路には朝鮮王朝の行列を描いた「正祖班次図」もあり、歴史に詳しくなくても絵巻のような画面を追いながら歩けます。

川を渡る飛び石や橋の下から見上げる街並みも、清渓川ならではの構図です。水辺に近い低い位置から撮ると、流れと石橋、その上に立つビルが一つの画面に入り、ソウルの新旧が重なる風景になります。

青白く光る清渓川の滝天幕が並ぶ夕暮れの清渓川

魚や水鳥を探しながら歩く楽しみ

清渓川では、オイカワやコイなどの魚に加え、マガモ、アオサギ、ダイサギといった水鳥が見られます。浅瀬で白い鳥がじっと魚を狙っていたり、カモが流れに沿って進んだりする光景は、都心の大通りのすぐそばとは思えないほど。水が見やすい場所では立ち止まり、橋の上と水辺の両方から眺めてみると、生き物を見つけやすくなります。

植物や水鳥は区間によって見え方が異なり、中心部では橋や壁画と一緒に、下流では草木が増えた風景の中で楽しめます。小さな魚や鳥を探すだけでも歩く目的ができるため、子ども連れでも景色が単調になりにくい場所です。

ただし、水泳や水に入る行為は禁止されています。飛び石は景色のアクセントになりますが、濡れていると滑りやすいため、雨の日や増水時には渡ろうとせず、現地の規制に従ってください。

夕日差すビル街と清渓川彩り映る夜の清渓川

市場と東大門を結ぶか、静かな下流へ進むか

食べ歩きや買い物も同じ日に楽しみたいなら、馬廛橋(マジョンギョ)の広蔵市場周辺からDDP方面へ続く「清渓活力散策路」が便利です。市場のにぎわいから水辺へ下り、東大門方面へ歩く流れをつくれるので、観光地同士の移動そのものを散策時間に変えられます。この区間から歩き始めるなら、東大門駅8番出口から徒歩8分(約400m)です。

もう少し静かな風景を求めるなら、トゥムル橋から龍踏入口橋へ向かう「清渓休息散策路」が候補です。中心部より建物の密度が下がり、植物と水辺が主役になるため、橋や史跡を見る上流とは違った印象になります。人通りの多い区間を避け、長めに歩きたい日に向いています。

どのコースも途中の橋付近から地上へ戻れるため、最初から終点を決める必要はありません。疲れたら次の出入口から上がり、周辺の地下鉄や別の観光地へ切り替える使い方ができます。ただし、水辺への出入口は場所によって階段・スロープ・エレベーターの違いがあるため、ベビーカーや車いすの場合は公式マップで位置を確認しておくと安心です。

虹色に光る毛廛橋と水面夜の清渓川を囲む読書席

昼は自然の細部、夜は水面の光を楽しむ

昼は魚や鳥、植物、石橋の彫刻など、細かなものを探しながら歩くのに向いています。周辺の市場やカフェへ立ち寄りやすい一方、平日の昼休みには近隣で働く人の散歩コースにもなり、狭い区間では歩きにくいほど混むことがあります。風景をゆっくり見たいなら、昼休みと重ならない時間にずらすと歩きやすくなります。

夜は橋や周囲の建物の明かりが水面に映り、昼よりも都市らしい雰囲気に変わります。清渓川の散策路は夜間も利用できますが、噴水や映像設備は場所や季節によって稼働時間が異なります。特定の演出だけを目的にするより、明かりのついた橋と水音を楽しむ夜散歩として考えるほうが予定を組みやすいでしょう。

高層ビルに挟まれた水路

24時間開放でも、雨と真夏には注意

清渓川は24時間開放、年中無休で、散策は無料です。ただし、雨が降ると水位が急に上がり、散策路への立ち入りが規制される場合があります。避難案内が流れたら近くの出口から地上へ移動し、水門が開く危険のある橋の下で雨宿りをしないでください。無料でいつでも入れる場所ですが、悪天候時まで利用できるという意味ではありません。

週末やイベント開催時、平日の昼休みは上流を中心に混雑しやすくなります。真夏は橋の下や木陰を外れると日差しが強く、一部区間では羽虫や小さな虫が気になることも。暑い季節は帽子や飲み物、虫よけを用意し、日差しが落ち着く時間を選ぶと負担を減らせます。

水辺への出入口には36か所の階段のほか、車いすやベビーカーで利用できるスロープ17か所、エレベーター2か所があります。すべての入口がバリアフリーではない点には注意が必要です。また、散策路内では自転車やインラインスケート、喫煙、飲酒、ペットの同伴が禁止されており、障害者補助犬のみ例外です。

水辺に並ぶ色鮮やかな読書席

有名な観光名所でありながら、見どころを一つずつ攻略するより、次の目的地まで水の流れに沿って歩くほうが清渓川の魅力を感じやすい場所です。光化門から歴史散策路へ入る日、広蔵市場から東大門へ抜ける日、夜景だけを楽しむ日と、ソウル滞在中の予定に合わせて区間を選んでみてください。

よくある質問

Q. 清渓川は何時まで利用できますか?入場料は必要ですか?

A. 散策路は24時間開放、年中無休で、利用は無料です。ただし、雨天や増水時には安全のため立ち入りが規制される場合があります。

Q. 初めて歩くなら、どのコースがおすすめですか?

A. 清渓川らしい橋や歴史的な見どころをまとめて楽しむなら、毛廛橋から灌水橋へ続く清渓歴史散策路が選びやすいです。広蔵市場や東大門と組み合わせる場合は、馬廛橋からDDP方面へ向かう清渓活力散策路が便利です。

Q. 雨の日でも散策できますか?

A. 雨が降ると水位が急上昇し、散策路が規制される場合があります。案内放送や係員の指示に従って最寄りの出口から地上へ移動し、橋の下では雨宿りをしないでください。

Q. 車いすやベビーカーでも利用できますか?

A. 車いす・ベビーカー対応のスロープが17か所、エレベーターが2か所あります。ただし階段のみの入口も多いため、利用する出入口を公式マップで事前に確認するのがおすすめです。

Q. ペットや自転車と一緒に入れますか?

A. 散策路内はペットの同伴と自転車・インラインスケートの利用が禁止されています。障害者補助犬は同伴できます。

記事更新 2026.09.25

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