【2026年最新】韓国から日本へ荷物を送る方法|郵便局EMSの料金・送れない物・送り状の書き方

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【2026年最新】韓国から日本へ荷物を送る方法|郵便局EMSの料金・送れない物・送り状の書き方

韓国で買いすぎた荷物を日本へ送るなら郵便局のEMSがいちばん簡単。重さ別の料金表、国際小包・船便との違い、送れない物(リチウム電池・香水・スプレー)、送り状の書き方、日本の税関で「別送品」にする手順までまとめました。

旅行者が韓国から日本へ荷物を送るなら、郵便局(우체국/ウチェグク)のEMSがいちばん簡単です。窓口で箱を買って詰め、英語で送り状を書けば、日本の家まで3日ほどで届きます。料金は5kgで₩43,500(約¥5,060)(約5,100円)。急がない荷物なら、3〜4割安い国際小包(航空便・船便)も選べます。

送る前に知っておきたいのは2つ。スマホやワイヤレスイヤホンなどリチウム電池が入った物と、香水・スプレー缶は送れません。そして、日本に帰る飛行機で「別送品」の申告をしておくと、送った荷物にもお土産の免税枠(20万円など)が使えます。

料金・ルールは2026年10月時点のものです。日本から韓国へ送る場合は料金も手続きも別なので、この記事では扱いません。

送り方の比較

方法 料金目安(5kg) 日数の目安 向いている物
郵便局 EMS ₩43,500(約¥5,060)(約5,100円) 3日ほど 早く確実に届けたい物。30kgまで
郵便局 国際小包(航空) ₩31,000(約¥3,600)(約3,600円) 1週間〜10日ほど 急がない服・本・お菓子。20kgまで
郵便局 国際小包(船便) ₩24,500(約¥2,850)(約2,800円) 1か月ほど 重くて急がない物。20kgまで
コンビニ(GS25・CU)から DHL 予約のときに見積もり 数日 韓国語のアプリ・サイトで予約できる人。1箱20kgまで
CU「日本半額宅配」 ─ ─ 2026年3月6日から受付停止中

迷ったらEMSです。日本に着いてからは日本郵便が配達するので、ふだんの郵便と同じように家で受け取れます。国際小包は料金が安いぶん、届くまでの日数が読みにくくなります。

KOREA POSTの看板がある韓国の郵便局の入口 韓国の郵便局。赤と白の「KOREA POST」の看板が目印です

料金の目安(重さ別)

韓国の郵便局(Korea Post)が公表している、日本宛ての料金です。円は1円=約8.6ウォンで計算しました。

重さ EMS 国際小包(航空・手数料込み)
1kg ₩28,500(約¥3,310)(約3,300円) ₩18,500(約¥2,150)(約2,200円)
2kg ₩35,500(約¥4,130)(約4,100円) ₩22,000(約¥2,560)(約2,600円)
3kg ₩38,000(約¥4,420)(約4,400円) ₩25,000(約¥2,910)(約2,900円)
5kg ₩43,500(約¥5,060)(約5,100円) ₩31,000(約¥3,600)(約3,600円)
10kg ₩63,500(約¥7,380)(約7,400円) ₩47,000(約¥5,470)(約5,500円)
15kg ₩80,500(約¥9,360)(約9,400円) ₩62,500(約¥7,270)(約7,300円)
20kg ₩98,500(約¥11,450)(約11,500円) ₩78,000(約¥9,070)(約9,100円)
30kg ₩132,500(約¥15,410)(約15,400円) 送れない(20kgまで)

EMSは表の金額がそのまま最終料金です。航空小包は、表の基本料金に日本宛ての追加運送手数料(1kgあたり₩500・約¥60)を足した額にしています。船便の国際小包は2kgを超えると2kg刻みで、1kg₩9,900(約¥1,150)、10kg₩34,000(約¥3,950)、20kg₩57,000(約¥6,630)です。0.5kg刻みの全部の料金はKorea PostのEMS料金表と国際小包の料金表で見られます(韓国語。表の「일본」が日本)。

気をつけたいのは箱の大きさです。EMSも航空小包も、実際の重さと「縦×横×高さ(cm)÷6,000」の重さを比べて、重いほうで料金が決まります。郵便局の5号箱(48×38×34cmほど)だと、中身が軽くても約10kg分の料金になります。かさばるぬいぐるみや服を送るときは、箱を小さめにして詰めましょう。

送れない物・注意が要る物

Korea Postの日本語案内。リチウム電池を内蔵した電子機器、金属製の圧力容器、香水類が航空機搭載禁止品目として並ぶ Korea Postの案内(日本語版)。この3種類は郵便局のX線検査で見つかると送り返されます

国際郵便は飛行機に載せる前にX線で検査されます。危ない物が見つかった荷物は差し出した郵便局に戻され、自分で取りに行かなければなりません。

  • リチウム電池と、それが入った物:スマホ、ワイヤレスイヤホン、ハンディファン、充電式のヘアアイロンや美容機器、モバイルバッテリー。本体に組み込まれていてもダメです。こうした物は手荷物で持ち帰ります。
  • スプレー缶:日焼け止めスプレー、ヘアスプレー、殺虫剤など、金属の缶に入ったもの。
  • 香水、マニキュア、除光液、引火性のマークがあるもの。
  • 化粧品サンプル:中身のわからない小分けの液体。ふつうのスキンケアやクリームは、スプレー式でなく引火性のマークがなければ送れます。

日本側の決まりで送れない物もあります。日本宛てでは薬と肉が禁止品目です。ジャーキーやソーセージ、肉の入った加工食品は、郵便で送っても日本の動物検疫の対象です(動物検疫所の国際郵便の案内)。ラーメンの見分け方は韓国のコンビニの使い方の「日本に持ち帰れる?」と同じです。のりは1回の発送で1,000枚まで、キムチはEMSなら金属の缶に入ったものに限って送れます。自分で袋に詰め替えた食品は送るのに書類が要るので、お店で買ったままの未開封の物を入れてください。

送れる物・送れない物の細かい一覧は、Korea Postの案内ページで「日本語」タブを押すと日本語で読めます。韓国に持ち込むときのルールは韓国に持ち込み禁止のものにまとめています。

郵便局で送る手順

ソウル中央郵便局前の赤いポスト。郵政信箱、Postbox、郵便ポストと書かれている 明洞の近くにあるソウル中央郵便局の前のポスト

1. 箱を買って詰める

段ボール箱は郵便局の窓口や売り場で買えます。番号(1号〜5号など)で大きさが決まっていて、1箱数百〜2千ウォン台です。テープや緩衝材の置き方は郵便局によって違うので、ホテルで詰めたい人はダイソーで箱とテープをそろえておくと楽です。

タックスリファンドを空港で受ける予定の物は、箱に入れないでください。空港の税関で商品を見せるよう言われることがあります。手続きは韓国のタックスリファンドで紹介しています。

2. 送り状(EMS伝票)を書く

窓口でEMSの送り状をもらい、英語(ローマ字)で書きます。

欄 書くこと
差出人(From) 自分の名前、韓国の滞在先(ホテルの住所と電話番号)
受取人(To) 自分の名前、日本の住所(ローマ字)、郵便番号、電話番号、国名「JAPAN」
内容品(Contents) 品名を具体的な英語で。「Cosmetics」だけでなく「Face cream」「Lip tint」など
個数・金額 品物ごとの個数と、買った値段(ウォンかUSD)

外装と送り状には「別送品(Unaccompanied Baggage)」と書き添えます。日本の税関で、旅行のお土産として扱ってもらうための目印です(詳しくは次の章)。

3. 窓口で量って払う

窓口で箱を量ってもらい、料金を払います。現金のほか、カードも使えます。最後に受け取る控えの送り状に、「EE123456789KR」のような番号があります。これが追跡番号です。なくさないように写真を撮っておきましょう。

4. 追跡する

EMSは、日本に着いたあとは日本郵便が配達します。追跡番号を日本郵便の追跡サービスに入れると、日本語で今どこにあるかがわかります。

どこの郵便局に行く?

郵便の窓口は平日9:00〜18:00が基本で、土日・祝日は閉まっています。帰る日が週末なら、前の平日に済ませましょう。

郵便局 場所 窓口の時間
ソウル中央郵便局(서울중앙우체국) 明洞の入口、新世界百貨店本店の向かい。ソウル市中区소공로70(地図) 平日9:00〜18:00
仁川空港の郵便局 第1ターミナル2階の一般エリア中央(出国手続きの前) 平日9:00〜18:00

明洞に泊まる人は、ソウル中央郵便局が近くて便利です。ほかの町でも、「KOREA POST」の看板の郵便局ならどこでもEMSを送れます。

仁川空港の郵便局は第1ターミナルだけで、第2ターミナルに郵便の窓口はありません。第2ターミナルから出発する人は、出国前に第1ターミナルまで移動する時間がかかるので、市内で送っておくほうが安心です。帰る日の空港での動きは仁川空港の出国の流れにまとめています。

空港の宅配カウンターは日本に送れる?

仁川空港第1ターミナル3階の宅配カウンター(Bカウンター付近7:00〜21:00、Nカウンター付近は24時間)は、荷物をホテルや韓国の家へ送ったり、預かったりする韓国国内向けのサービスです。市内の荷物配送サービス(T luggageなど)も、空港と駅・ホテルを結ぶ国内の配送です。日本へ送るなら郵便局へ行きましょう。

日本の税関で「別送品」にする

送った荷物を旅行のお土産として扱ってもらうには、帰国した空港で「別送品がある」と申告する必要があります。これをすると、手荷物と送った荷物を合わせて、お酒3本、香水2オンス、そのほかの品物は合計20万円まで、といった旅行者の免税枠が使えます。

  1. 荷物の外装と送り状に「別送品(Unaccompanied Baggage)」と書き、宛先は自分にする
  2. 日本に着いたら「携帯品・別送品申告書」を2枚書いて税関に出す。1枚に確認の印を押して返してくれる
  3. 荷物が届く前に、税関から「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」というはがきが届くことがある。そのときは印を押してもらった申告書を、はがきの税関の窓口に出す(郵送でも可)

入国したあとでは別送品の申告はできません。 申告を忘れたり、印のある申告書をなくしたりすると、ふつうの輸入品として扱われます。帰国してから6か月以内に届く荷物が対象です。手順は税関の別送品のページにあります。

別送品の申告をしなかった場合でも、1つの箱の中身が合計1万円以下(自分で使う物は、買った値段の6割で計算)なら、関税と消費税はかかりません。ただ、革のバッグやニットの服などはこの免税の対象外です。なお、2028年4月から見直されることが決まっているのは、海外の通信販売で買う1万円以下の商品の扱いです。

よくある質問

Q. 郵便局で送るとき、パスポートは要りますか? 必ず見せる決まりはありませんが、名前のつづりを確かめたり、身分を聞かれたりしたときのために持って行くと安心です。差出人の住所は、泊まっているホテルの住所・電話番号・部屋番号を書きます。

Q. 宛先は日本語で書いてもいいですか? 国名の「JAPAN」は必ず英語で書きます。住所は、ローマ字で書くのが基本です。日本の郵便局が配達するので、ローマ字の下に日本語の住所を書き添えておくと、日本側で迷いません。

Q. 土日に送れますか? 韓国の郵便局の窓口は、土日・祝日は閉まっています。仁川空港の郵便局も第1ターミナルだけなので、帰る前の平日に送るのが確実です。

Q. 化粧品は送れますか? クリーム、化粧水、パックなど、ふつうのスキンケアは送れます。送れないのはスプレー缶、香水、マニキュアや除光液、引火性のマークがあるものです。日本の決まりで、自分で使う化粧品として送れるのは1品目24個(標準サイズ)までです。

Q. スーツケースごと送れますか? EMSは30kgまで、長さ1.5m以内、長さと周囲の合計3m以内なら送れます。ただ、スーツケースは箱より大きく、空のケースだけでも重いので、料金は高くなります。

Q. 届いたときにお金を払うことはありますか? 別送品の申告をしていれば、免税枠の中なら払うものはありません。申告しなかった場合は、中身の課税価格(自分で使う物は買った値段の6割)が1万円を超えると、原則として関税や消費税を配達のときに払います。革のバッグやニットの服などは、1万円以下でもかかることがあります。

写真提供:Zhou Guanhuai(CC0)、Abasaa(パブリックドメイン)/Wikimedia Commons。禁止品目の案内画像:Korea Post