【2026年最新】韓国のタックスリファンド(免税手続き)|即時還付・空港の還付機・条件と金額の早見表

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【2026年最新】韓国のタックスリファンド(免税手続き)|即時還付・空港の還付機・条件と金額の早見表

韓国のタックスリファンドは₩15,000から。レジで引かれる即時還付、明洞などの市内還付、空港の還付機での受け取り方と、いくら戻るかの早見表をまとめました。

シリーズ韓国のお金ガイド5/5
  1. 韓国でクレジットカードは使える?現金はいくら必要?キャッシュレス事情と手数料
  2. 韓国の物価は高い?日本と比べた食事・カフェ・交通・コスメの値段
  3. 韓国の両替はどこがお得?明洞の両替所・仁川空港・日本で替える場合の比べ方
  4. 韓国旅行の費用はいくら?2泊3日・3泊4日のリアルな予算とレシート例
  5. 韓国のタックスリファンド(免税手続き)

韓国の値札には10%の付加価値税が含まれています。「TAX FREE」「TAX REFUND」の表示がある店で1回₩15,000(約¥1,740)以上買うと、この税金の一部が戻ってきます。これがタックスリファンド(事後免税)です。

受け取り方は3つあります。オリーブヤングのようにレジでその場で税金分を引いてもらう「即時還付」、明洞の百貨店などの窓口で先にお金を受け取る「市内還付」、帰りの空港の還付機で受け取る「空港還付」です。どれを使う場合も、パスポートの原本が必要です。

₩100,000(約¥11,630)の買い物なら、戻るのは約₩7,000(約¥810)(約810円)。大きな額ではありませんが、パスポートを1回見せるだけで済むなら、受けない理由はありません。

対象になる人と最低金額

日本から旅行で来た人なら、まず対象です。分かれ目は「1回の会計で₩15,000(約¥1,740)」。条件をまとめるとこうなります。

  • 韓国滞在が6か月未満の外国人(海外に2年以上住んでいて、韓国滞在が3か月未満の韓国籍の人も対象)
  • 「TAX FREE」「TAX REFUND」の表示がある店での買い物
  • 1回の会計(還付書類1枚)が₩15,000(約¥1,740)以上
  • 買った日から3か月以内に、未使用のまま韓国から持ち出す

ダイソーのような安い店でも、何人分かを1回の会計にまとめれば届きます。飲食店の食事代やホテル代など、その場で使うサービスは対象になりません。

3つの受け取り方を比べる

迷ったら即時還付。空港で列に並ぶ時間がまるごと消えます。

受け取り方 1回の会計の金額 空港ですること
レジで即時還付 ₩15,000(約¥1,740)以上・₩1,000,000(約¥116,280)未満(滞在中の合計₩5,000,000(約¥581,400)まで) 基本的になし
市内還付(百貨店などの窓口) ₩15,000(約¥1,740)以上・₩6,000,000(約¥697,670)以下 書類の確認が必要
空港還付 ₩15,000(約¥1,740)以上(上限なし) 還付機・税関・窓口で手続き

いちばん楽なのは即時還付です。即時還付の上限を超えた会計や、即時還付をしていない店の買い物は、市内還付か空港還付に回します。

レジで引いてもらう即時還付

オリーブヤングやダイソー、百貨店の多くの売り場は、会計のときにパスポートを見せると、税金分を引いた金額で払えます。条件は、1回の会計が₩15,000(約¥1,740)以上₩1,000,000(約¥116,280)未満で、旅行中の即時還付の合計が₩5,000,000(約¥581,400)まで。この上限は2024年1月に、それまでの1回₩500,000(約¥58,140)未満・合計₩2,500,000(約¥290,700)から引き上げられました。

「PLEASE PREPARE YOUR PHYSICAL PASSPORT」と表示された会計カウンター 「即時還付を受けるならパスポート原本を用意して」という会計カウンターの表示

使えるのはパスポートの原本だけです。スマホの写真やコピーでは受けられません。会計の前に「Tax refund, please」か「택스리펀드 되나요?(テクスリポンドゥ テナヨ/タックスリファンドできますか?)」と伝えましょう。セルフレジでは手続きできず、有人のレジに回されることがあります。

即時還付が済んだ買い物は、空港でもう一度申請する必要はありません。レシートに還付済みと出ているか、その場で見ておきましょう。即時還付にならなかったときは、空港還付用の書類(還付伝票)をもらっておきます。普通のレシートだけでは手続きできません。

明洞などの市内還付窓口

即時還付のない店で買ったときは、市内の還付窓口で、帰る前に現金を受け取る方法もあります。明洞なら次のような場所に窓口があります。

窓口 場所・行き方 時間
ロッテ百貨店 本店 1階。乙支路入口駅7番出口直結 10:30〜20:00
OLIVE YOUNG 明洞タウン店 2階。乙支路入口駅5番出口から徒歩約5分 10:00〜22:00
オリーブヤング明洞駅店 1階。明洞駅のすぐ近く(地図) 10:30〜22:00

夜遅くまで開いているのはオリーブヤングの2か所。百貨店が閉まったあとの20時以降でも受け取れます。

アウトレットや大型店の店内にある還付機も、仕組みはこれと同じです。

TAX FREEの看板と還付カウンター、横に並ぶ還付キオスク 店内の還付カウンターと還付キオスクの例(現代アウトレット東大門店)

市内還付は1回の会計が₩6,000,000(約¥697,670)以下の書類が対象で、持って行くものはパスポート、還付書類、商品、そして保証用のクレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・AMEXなど)です。カードには還付額の110%ほどが保証として仮押さえされます。

出国の空港で書類の確認(持ち出しの確認)を受ければ、この仮押さえは取り消されます。確認を受けずに帰ると、受け取った還付金がカードから引き戻されます。お金は先にもらっても、空港での手続きは残ると覚えておいてください。

もう一つ、窓口は還付会社ごとに分かれています。書類に書かれた会社(Global Tax Free、Easy Tax Refund、NICE TAX FREEなど)と同じ会社の窓口でないと受け取れません。

空港で受け取る(空港還付)

空港で還付を受けるときは、スーツケースを預ける前に動くのが鉄則です。税関で商品を見せるよう求められることがあり、その商品がもうベルトコンベヤーの向こうでは手続きできません。

TAX REFUNDの看板の下に並ぶ青と白の還付キオスク 空港の還付キオスク。パスポートと還付書類を読み取ります

手続きの順番

空港でのタックスリファンドの4ステップ。還付キオスク、税関で確認、チェックイン、出国審査のあとで受け取り スーツケースを預ける前に、キオスクと税関を済ませるのがポイント

  1. 出国前エリアの還付キオスクでパスポートと還付書類を読み取ります。税関の確認が必要かどうかが画面に出ます。
  2. 税関の確認が必要と出たら、税関の申告カウンターへ。パスポート、還付書類、未使用の商品を見せます。
  3. チェックインして荷物を預けます。 商品をスーツケースに入れる場合は、チェックインで「還付の品物がある」と伝えると、税関確認のあと指定の場所で荷物を預ける流れになります。
  4. 保安検査・出国審査のあと、搭乗口の近くにある還付窓口かキオスクでお金を受け取ります。

仁川空港では、先にチェックインカウンターで還付品があると伝えてからキオスクへ行く順番でもかまいません。どちらから始めても、スーツケースを預ける前に税関確認まで終わらせておけば問題ありません。即時還付だけで買い物をした人は、この手続きは要りません。

空港ごとの場所

空港 税関の確認 お金を受け取る場所(出国審査のあと)
仁川 第1ターミナル 3階 出発ロビー(E・Jカウンター付近) 3階 28番ゲート付近
仁川 第2ターミナル 3階 出発ロビー(F・Gカウンター付近) 3階 250番ゲート向かい・253番ゲート付近ほか
金浦 国際線 2階 出発ロビー 3階 36番ゲート付近
金海 国際線 2階 出発ロビー 2階 4番ゲート付近

出国審査のあとのキオスクは24時間使えます。有人窓口は会社ごとに時間が違い、仁川第2ターミナルは7:00〜21:30、金浦は6:30〜20:00、金海は6:30〜21:00です。早朝便や深夜便の人はキオスクを使います。

還付キオスクにも税関にも列ができることがあるので、還付がある日は時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。空港までの行き方は各空港のガイドにあります。

現金かカードか

空港のキオスクは、ウォンの現金で受け取るのが基本です。還付会社によっては、クレジットカードへの返金を画面で選べます。円で受け取りたいときは有人窓口へ。Global Tax Freeの窓口は、仁川・金浦・金海とも円での支払いに対応しています。

受け取ったウォンは、そのまま出国後のお店で使えます。

いくら戻る?早見表

戻る金額は購入額の10%ではありません。還付会社の手数料が引かれるので、多くても7.5%ほどです。Global Tax Freeの空港還付の例を、1円=約8.6ウォンで計算しました。

購入額 戻る金額
₩15,000(約¥1,740)(約1,700円) ₩1,000(約¥120)(約120円)
₩30,000(約¥3,490)(約3,500円) ₩2,000(約¥230)(約230円)
₩50,000(約¥5,810)(約5,800円) ₩3,000(約¥350)(約350円)
₩100,000(約¥11,630)(約11,600円) ₩7,000(約¥810)(約810円)
₩200,000(約¥23,260)(約23,300円) ₩12,000(約¥1,400)(約1,400円)
₩300,000(約¥34,880)(約34,900円) ₩19,000(約¥2,210)(約2,200円)
₩500,000(約¥58,140)(約58,100円) ₩35,000(約¥4,070)(約4,100円)
₩1,000,000(約¥116,280)(約116,300円) ₩75,000(約¥8,720)(約8,700円)

金額の区切りは段階式で、₩29,999(約¥3,490)までは₩1,000(約¥120)、₩30,000(約¥3,490)から₩2,000(約¥230)になります。あと少しで次の段に届くなら、1回の会計にまとめたほうが得です。還付会社や受け取り方によって少し変わるので、正確な額は還付書類で見てください。

免税店とタックスリファンドの違い

ロッテ免税店や新羅免税店のような「免税店(Duty Free)」は、はじめから税金を除いた値段で売る店です。市内の免税店で買った品物はその場で受け取れず、帰りの空港で受け取ります。タックスリファンドは、普通の店で税込みの値段で買い、あとから税金分を返してもらう仕組み。品物はその場で持ち帰れます。

同じ建物でも、ロッテ百貨店本店の売り場はタックスリファンド、上の階のロッテ免税店は免税店、と手続きが別です。免税店で何を買うか、店ごとの違いは韓国の免税店ガイドで紹介しています。

よくある失敗

  • パスポートをホテルに置いてきた:写真やコピーでは即時還付も書類の発行も受けられません。
  • スーツケースを先に預けた:税関で商品を見せられず、還付できなくなることがあります。
  • 還付書類をもらい忘れた:即時還付をしなかった買い物は、還付書類がないと空港で手続きできません。
  • 買った物を使った・開けた:還付するコスメを旅行中に使うと対象外です。今夜使う分は別の会計で買いましょう。
  • 会計を分けて₩15,000(約¥1,740)に届かない:還付は会計1回ごとです。同じ店ならまとめて払います。
  • 市内還付のあと空港の確認を忘れた:カードから還付金が引き戻されます。
  • 出発の直前に空港に着いた:還付機と税関の列で、搭乗に間に合わなくなることがあります。

よくある質問

Q. 即時還付をした買い物も、空港で何か手続きが要りますか? 基本的に要りません。即時還付は、会計の時点で手続きが終わっています。

Q. ₩15,000(約¥1,740)以上なら、どの店でも免税になりますか? 「TAX FREE」「TAX REFUND」の表示がある店だけです。表示のない店や屋台、飲食店の食事は対象外です。

Q. 日本に帰るときの免税の範囲とは関係ありますか? 別の話です。韓国で税金が戻っても、日本に持ち込むときはお酒3本、そのほかのお土産は合計20万円までといった日本側の免税範囲があります。詳しくはお土産ランキングの持ち帰りの注意にまとめています。