




麗水の海を眺めながら防波堤を渡り、その先で緑の濃い森を歩く。梧桐島は、海辺の開放感とツバキに包まれた散策路を一度に楽しめる、麗水らしい景勝地です。花の時期だけの場所と思われがちですが、灯台や奇岩、竹林のような小道まで見どころが点在しています。
島へ向かう15分も、散策の一部
梧桐島は陸地と768mの防波堤でつながっています。入口から島までは徒歩約15分。視界を遮る建物が少なく、海風を感じながら少しずつ島へ近づいていく時間そのものが、この場所らしい体験です。
歩く距離を抑えたい場合は、入口から音楽噴水付近まで1.2kmを走る椿列車を利用できます。一般料金は片道₩1,000で、往路だけ、または復路だけ乗ることも可能です。散策を楽しみたい人には行きは徒歩、島を歩いた後の帰りは列車という組み合わせが使いやすいでしょう。


椿列車は12:00〜13:00に運休し、最終便も3〜10月と11〜2月で異なります。混雑時には希望する便が売り切れ、次の便まで30〜40分ほど待つケースもあります。列車を前提に予定を詰めすぎず、歩いて渡る選択肢も残しておくと動きやすくなります。
ツバキだけではない、常緑樹の森
島を象徴するのは、約3,000本が育つツバキの森です。麗水市は例年11月ごろから翌4月までを開花期として案内していますが、同じ季節でも花の数は天候や訪問時期によって変わります。ツバキを一番の目的にするなら、出発直前に開花状況を確認しておきたいところです。
満開に重なれば、濃い緑の葉の間に赤い花が浮かび、散った花まで遊歩道を彩ります。一方、時期を外すと花をほとんど見つけられないこともあります。「冬や春なら必ず一面のツバキ」という場所ではないため、花だけに期待を絞らないほうが満足しやすいでしょう。


花が少ない季節にも、常緑樹が重なる森と笹竹に囲まれた小道は残ります。木陰が多く、街中から近い場所とは思えないほど森林散策の雰囲気が濃いのが魅力です。ただし、森の中では木々に視界を遮られ、ずっと海が見えるわけではありません。緑の小道を歩き、眺めの開けた場所で海を見るという変化を楽しむ島です。
灯台と奇岩をつなぐ、起伏のある遊歩道
中央広場から島の上部へ進むと、梧桐島灯台を中心に複数の散策路が分かれています。灯台や展望地点のほか、龍窟、パラムコル、象岩など、岩石海岸ならではの地形が見どころです。森の切れ間や海岸側の展望地点では、木立の向こうから麗水の海が大きく現れます。

遊歩道は整備されていますが、島内には上り坂と階段が少なくありません。防波堤が平坦だからといって、島全体も同じ感覚で歩けるわけではなく、灯台や海岸の展望地点をいくつも回ると足への負担が増します。歩きやすい靴を選び、体力に合わせて途中で中央広場へ戻るルートに切り替えるのが現実的です。
森のトンネル、白い灯台、岩場の向こうに広がる海と、短い移動の中でも景色が次々に変わります。写真を撮るなら一か所に絞るより、遊歩道を進みながら緑と海の両方を残したい場所です。花のない時期でも、奇岩や灯台があるため撮影する対象には困りません。
中央広場で、森歩きと海辺を切り替える
防波堤を渡った先の中央広場には、亀甲船などの模型や音楽噴水があり、森へ入る前後の休憩地点になります。階段の続く散策路をすべて回らず、広場と海辺を中心に過ごすこともできるため、子ども連れや長距離を歩きたくない日でも立ち寄り方を調整できます。
島内の森は木陰が多いものの、防波堤と広場は日差しを直接受けます。暑い時期は、徒歩15分という数字以上に移動が長く感じられることがあります。水分と帽子などの日よけを用意し、疲れてからではなく、島へ入る段階で帰りの列車を使うか考えておくと安心です。
無料で歩ける島だからこそ、混雑と足元を確認
梧桐島は入島無料で、島自体は24時間開放、年中無休です。ただし、椿列車や灯台などの施設は島の開放時間とは別に運営されています。深夜や早朝にも島へ入れるという意味であり、列車や各施設をいつでも利用できるわけではありません。

入口と主要動線には舗装路やスロープがあり、バリアフリートイレ、椿列車の車いす用リフトも用意されています。ベビーカー、手動車いす、歩行補助器の貸し出しもありますが、森の散策路には坂や階段があるため、すべての見どころを段差なく回れるわけではありません。車いすやベビーカーなら、中央広場までの主要動線を軸に考えると無理が少なくなります。
週末や連休は入口の駐車場が満車になり、車の進入待ちが発生しやすい場所です。椿列車も同じ時間帯に利用者が集中するため、到着後すぐ希望の便に乗れるとは限りません。花、海、森を急いで拾い集めるより、歩ける範囲をゆっくり選ぶほうが梧桐島の景色を楽しみやすいでしょう。
知っておくと得するコツ
- 往路は徒歩、復路は椿列車にすると楽
- 暑い時期は水分と日よけを用意
- ツバキ目当てなら直前に開花状況を確認
よくある質問
Q. 梧桐島の入島料はいくらですか?
A. 入島は無料です。椿列車を利用する場合は、一般片道₩1,000です。
Q. ツバキはいつ見られますか?
A. 麗水市は例年11月ごろから翌4月までを開花期として案内しています。ただし、花の数や見頃は年によって変わるため、訪問直前に開花状況を確認してください。
Q. 島までは歩くのと椿列車のどちらがいいですか?
A. 入口から島までは768mの防波堤を徒歩約15分です。椿列車は入口から音楽噴水付近まで運行しているので、往路は徒歩、復路は列車という利用もできます。12:00〜13:00は運休です。
Q. 車いすやベビーカーでも利用できますか?
A. 入口と主要動線には舗装路やスロープがあり、バリアフリートイレ、椿列車の車いす用リフト、ベビーカー・手動車いすなどの貸し出しもあります。ただし、島内の森には坂や階段があり、すべての散策路が段差なくつながっているわけではありません。
Q. 週末や連休は混雑しますか?
A. 入口の駐車場が満車になり、車の進入待ちが発生することがあります。椿列車も売り切れにより30〜40分ほど待つ場合があるため、徒歩で渡る選択肢も含めて時間に余裕を持つと安心です。
利用案内
- 見どころ・撮影スポット
- 椿林、笹竹のトンネル、梧桐島灯台、展望台、音楽噴水、海岸の奇岩
- 見学ルート・足元
- 入口から768mの防波堤を徒歩約15分。椿列車は入口〜音楽噴水付近の1.2kmを運行し、12:00〜13:00は運休。最終便は3〜10月と11〜2月で異なります
- 開催期間・注意事項
- ツバキは例年11月ごろから翌4月まで開花。開花状況は年により変わるため、訪問前の確認がおすすめです
- 設備・バリアフリー
- 入口と主要動線にはスロープと舗装路を整備。バリアフリートイレ、椿列車の車いす用リフト、ベビーカー・手動車いす・歩行補助器の貸出、障害者用駐車スペース5台があります
- 駐車場
- 一般車は最初の30分無料、以後30分ごとに₩500、1日最大₩5,000。クレジットカード決済のみ。夏季07:00〜22:00/冬季07:30〜22:00
- アクセス
- 「梧桐島入口」停留所に2・68・76・333・555-1番バスが停車
- 公式サイト
- 公式サイト ↗
クチコミ
口コミでは、海と奇岩の眺め、木陰の多い森の散策路、灯台や音楽噴水などの見どころが好評です。一方、週末・連休は入口駐車場が満車になりやすく、椿列車も売り切れで30〜40分待ったという声があります。島内は坂や階段が多く、ツバキは時期を外すとほとんど見られない点にも注意が必要です。
良い点
- 海と奇岩の眺めがよく写真を撮りやすい
- 木陰の多い森の散策路が心地よい
- 灯台や音楽噴水など見どころが多い
- 徒歩と椿列車を片道ずつ選べる
気になる点
- 繁忙期は駐車待ちと椿列車30〜40分待ちも
- 島内は坂と階段が多く足に負担がかかる
- 開花時期を外すとツバキが少ない
こんな人におすすめ
- 海沿いと森の散策を楽しみたい人
- 写真を撮りながらゆっくり歩きたい人
こんな人には不向き
- 階段や坂を避けたい人
- 短時間で花だけを見たい人
旅行者チェック
- 待ち時間
- △繁忙期は駐車待ちと椿列車30〜40分待ちも
※ NAVERの訪問者レビューをもとに編集部がまとめた内容です。
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記事更新 2026.09.26
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