
ブルーボトル 三清韓屋は、コーヒーを片手に韓屋を眺めるだけの支店ではありません。静かな中庭を囲む小さな空間で、真鍮製のドリッパーから一杯ずつ淹れるコーヒーと、この店舗らしいデザートを90分かけて楽しむ場所です。一般的なブルーボトルより価格は高めですが、豆や抽出の説明を聞きながら、三清洞らしい韓屋の時間まで味わいたい日に選ぶ理由があります。

中庭を囲む韓屋そのものが体験の一部
ここは、かつての「ブルーボトル スタジオ ソウル」を発展させたコンセプトの空間です。韓屋に精通するデザイナー、ヤン・テオとの協業で、昔ながらの構造を残すだけでなく、自然との調和や控えめな美しさをブルーボトルらしく再構成しています。
門をくぐると、土や木、飛び石を配した小さな中庭が現れます。工芸作家ユン・ジュノによる粉青沙器の壺も置かれ、装飾を詰め込むのではなく、素材と余白を見せるつくりです。中庭を囲む客席から視線が自然に庭へ向かうため、にぎやかな大型カフェとは違う、落ち着いた時間を過ごせます。


客席は多くありませんが、その分、コーヒーの説明や提供が丁寧で、接客の細やかさも繰り返し評価されています。写真を撮るだけで短時間に立ち寄るより、コーヒーができるまでの所作や中庭の景色まで含めて楽しむほうが、この場所のよさをつかみやすいでしょう。
2種類のフィルターコーヒーは精製法で選ぶ
体験は、コーヒーの木の花・葉・果実が持つ風味を生かしたウェルカムティー「Seed」から始まります。その後は決められたコースではなく、メニューから自由に注文できます。フィルターコーヒーは職人が編んだ真鍮製ドリッパーを使い、一杯ずつ抽出されます。
「ベトナム 96B THA1 アラビカ」は₩18,000。酸素を制限した発酵工程を取り入れるアナエロビック・ナチュラル精製の豆で、日常的なブレンドとは違う精製法に関心がある人向きです。味の方向を名前だけで決めつけず、普段好きなコーヒーをスタッフに伝えてから選ぶと、価格を含めて納得しやすくなります。

「エチオピア・グジ・ハンベラ G1 ウォッシュド」は₩14,000。こちらはウォッシュド精製なので、2種類を比べる際は産地だけでなく精製法の違いが選択の軸になります。コーヒーには酸味や複雑な香味を感じる人もおり、深い苦味を優先したい場合は、注文時に好みを相談するのがおすすめです。
どちらも一般的なカフェの一杯よりかなり高価です。気軽な休憩用というより、豆の背景や抽出の説明、韓屋で過ごす時間まで含めて選ぶメニューと考えると、この店の立ち位置がわかりやすくなります。
甘いだけではない「コーヒークリームトップ」
フィルターコーヒー以外で目を引くのが、アイス限定の「コーヒークリームトップ」₩10,000です。エチオピアの食文化から着想を得たドリンクで、ミルクにコーヒークリームを重ね、スパイスのニュアンスを加えています。
一般的なクリーム系コーヒーのような、わかりやすい甘さだけを期待すると少し印象が異なるかもしれません。クリームのまろやかさに香辛料の風味が加わるため、デザート感のあるコーヒーが好きで、少し変化のある味も試してみたい人に向いています。反対に、スパイスの香りが苦手なら、スタッフに風味を確認してから選ぶほうが安心です。
デザートは柚子の軽さか、チョコレートのコクか
「ビスキュイ・ド・サヴォワ」は、柚子クリームを添えた軽やかなケーキで₩10,000。ブルーボトルの長年のパートナーであるMaison M.Oとのコラボレーションから生まれた、この空間を象徴するデザートです。柚子クリームの香りを添えた構成なので、重さよりも軽やかなケーキを選びたいときや、フィルターコーヒーと一緒に味わいたいときに合わせやすい一皿です。

もう一つの選択肢が、バニラアイスを添えた「モワルー・オ・ショコラ」₩11,000です。やわらかなチョコレートケーキにバニラアイスを組み合わせた構成で、柚子のケーキよりもチョコレートを主役にしたデザートを食べたい日に選びやすいでしょう。ケーキ類のおいしさも評価されていますが、ドリンクと同様に価格帯は高めです。
2品は方向性がはっきり異なります。柑橘の香りと軽さを求めるならビスキュイ・ド・サヴォワ、チョコレートとアイスの組み合わせを楽しみたいならモワルー・オ・ショコラと考えると、初めてでも迷いにくくなります。
予約優先、利用は90分
CatchTableから事前予約ができ、空席があれば予約なしでも利用できます。ただし、席数が少なく予約客が優先されるため、ウォークインでは待つことも、タイミングによっては入れないこともあります。訪問日が決まっているなら予約しておくのが現実的です。

利用時間は90分です。営業は月曜と木〜日曜の11:00〜18:30で、ラストオーダーは18:00。火・水曜は定休日なので、三清洞散策の途中に組み込む場合は曜日にも注意してください。
近くには通常型の「ブルーボトル 三清カフェ」もありますが、三清韓屋とは別店舗です。一般的な店舗を目印にそのまま入らず、路地にある韓屋側の入口と予約内容を確認しましょう。短い休憩を優先する日より、90分を旅程に確保し、コーヒーと建築を一つの体験として楽しめる日に向いています。
よくある質問
Q. 予約なしでも入れますか?
A. 空席があればウォークインでも利用できます。ただし席数が少なく予約客が優先されるため、待ち時間が生じたり、入店できなかったりする場合があります。訪問日が決まっている場合はCatchTableでの事前予約がおすすめです。
Q. 店内では何分過ごせますか?
A. 利用時間は90分です。ウェルカムティー「Seed」の後、メニューから好きなドリンクやデザートを注文できます。
Q. 初めてなら何を選ぶといいですか?
A. 精製法の違いに興味があるなら、アナエロビック・ナチュラルの「ベトナム 96B THA1 アラビカ」₩18,000と、ウォッシュドの「エチオピア・グジ・ハンベラ G1」₩14,000が候補です。変化のある冷たいドリンクなら、スパイスを使った「コーヒークリームトップ」₩10,000を選べます。
Q. ブルーボトル 三清カフェと同じ店舗ですか?
A. 別店舗です。三清韓屋は路地にある韓屋の空間で、予約優先・90分制で運営されています。近隣の通常型店舗と間違えないよう、住所と予約内容を確認してください。
Q. 営業時間と定休日は?
A. 月曜と木〜日曜は11:00〜18:30、ラストオーダーは18:00です。火・水曜は定休日です。
利用案内
クチコミ
口コミでは、韓屋の静かな空間や窓越しの景色、抽出を間近で見られる接客が好評で、コーヒーとデザートを落ち着いて楽しめるとの声が目立ちます。コーヒーは₩10,000~18,000と高めで、席やテーブルが少ない点、豆によって酸味が強く好みが分かれる点も挙がっています。
良い点
- 韓屋の内装と窓越しの景色を楽しめる
- 豆やメニューの説明が丁寧
- 静かで混雑感が少ないとの声が多い
- 記念日にも合う特別感のある接客
気になる点
- コーヒーは₩10,000~18,000と高め
- 席やテーブルの数が限られている
- 豆によって酸味の強さは好みが分かれる
こんな人におすすめ
- 韓屋で特別なコーヒー体験をしたい人
- 記念日や両親との落ち着いた時間に
- 豆の説明を聞きながら味わいたい人
こんな人には不向き
- 低予算で気軽に一杯飲みたい人
- 大人数で席を確保したい人
旅行者チェック
- 待ち時間
- △CatchTable予約可、空席時は当日入店可
※ NAVERの訪問者レビューをもとに編集部がまとめた内容です。
韓国での口コミ傾向
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記事更新 2026.09.25
営業時間・価格の確認 2026年9月
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