【2026年最新】韓国の入国審査の流れ|聞かれること・指紋登録から税関申告・持ち込み禁止まで

旅の準備 · 韓国旅行ガイド

【2026年最新】韓国の入国審査の流れ|聞かれること・指紋登録から税関申告・持ち込み禁止まで

韓国の空港に着いてから到着ロビーに出るまでの流れ(検疫・入国審査・税関)を順番に紹介。入国審査で聞かれることと答え方、17歳以上の指紋・顔写真の登録、税関の免税範囲と申告アプリ、持ち込めない物、Q-CODEまでまとめました。

シリーズ韓国入国ガイド3/3
  1. 韓国の入国申請・入国手続きガイド
  2. 韓国の入国カード(e-Arrivalカード)の書き方
  3. 韓国の入国審査の流れ

日本人の観光客が韓国の空港で通るのは、検疫 → 入国審査 → 荷物の受け取り → 税関の4つです。入国審査ではパスポートを渡し、17歳以上は指紋と顔写真を登録します。免税範囲におさまっていれば、税関は申告なしの通路からそのまま出られます。

ここでは2026年9月時点で韓国法務部・関税庁・空港が案内している内容をもとに、それぞれの手順をまとめました。出発前の準備は韓国の入国手続きガイド、入国カードの書き方はe-Arrivalカードの書き方をご覧ください。

飛行機を降りてからの流れ

  1. 検疫:体調が悪い人や、検疫の対象になっている国・地域に滞在していた人は申告が必要です
  2. 入国審査:外国人用の審査ブースに並び、パスポートを出します。e-Arrivalカードを出していない人は紙の入国カードも一緒に渡します
  3. 指紋と顔写真:17歳以上の外国人は、審査台の機械で両手の人さし指の指紋と顔写真を登録します
  4. 荷物の受け取り:ターンテーブルでスーツケースを受け取ります
  5. 税関:申告する物がなければ「申告なし(Nothing to Declare)」の通路からそのまま出られます

仁川空港第2ターミナルの荷物受取場。番号の付いたターンテーブルのまわりで、到着した人たちがスーツケースを待っている 第2ターミナルの荷物受取場。モニターの便名とターンテーブルの番号を確かめてから待ちます

仁川空港の入国審査は、韓国人と外国人でブースが分かれています。70歳以上の人、妊娠中の人、7歳未満の子ども連れなどは、優先審査の対象になります。

入国審査で聞かれること

審査官から質問されるとしたら、入国目的、滞在日数、泊まる場所などです。ホテル名と帰りの日程をすぐに言えるようにしておけば困りません。英語で聞かれたら、短く答えれば十分です。

聞かれること 答え方の例
入国目的(Purpose of your visit?) Sightseeing.(観光です)
滞在日数(How long will you stay?) Three days.(3日間です)
泊まる場所(Where will you stay?) ホテル名を伝える

予約確認のメールや帰りの航空券をスマホですぐに出せるようにしておくと、聞かれたときに見せられます。

自動化ゲートは使える?

2025年12月1日から、日本人も仁川空港の入国で自動化ゲート(SES)を使えるようになりました。使う前に、到着後に入国審査場の登録センター(第1・第2ターミナルとも東側と西側)で事前登録をしてから、自動化ゲートを通ります。登録しない人はこれまでどおり有人のブースで審査を受けます。法務部の案内では、2026年3月9日から済州空港の入国でも自動化ゲートを使えます。対象の国・地域は2026年6月時点で42まで広がっています。登録センターの受付時間や年齢などの細かい条件は公式に詳しい案内がないため、現地の案内に従ってください。

出国のときは、17歳以上で入国時に指紋と顔写真を登録していれば、事前登録なしで自動化ゲートを使えます。

税関申告は申告する物があるときだけ

免税の範囲におさまっていれば、税関申告書を書く必要はありません。韓国関税庁の案内では、主な免税範囲は次のとおりです。

  • 品物の合計が800米ドルまで
  • お酒は合計2リットル以下・400米ドル以内
  • たばこ200本、香水100ml
  • 19歳未満はお酒とたばこの免税なし

仁川空港第2ターミナルの税関。「세관 Customs 신고없음 Nothing to Declare」の表示の下に関税庁の案内台があり、左に「모바일 신고대」の表示がある 세관=税関 / 신고없음=申告なし / 모바일 신고대=モバイル申告台 / 인천공항본부세관=仁川空港本部税関

仁川空港第1ターミナルの税関エリア。「신고서 쓰는 곳」の札が立つ記入台と、「세관신고 Declaration」「면세 Nothing to Declare」の表示 신고서 쓰는 곳=申告書を書く場所 / 세관신고=税関申告 / 면세=免税(申告なし)

これを超える品物がある人や、1万米ドル相当を超える現金などを持ち込む人は申告が必要です。紙の申告書のほか、関税庁の「여행자 세관신고(旅行者税関申告)」アプリでも申告できます(App Store・Google Play)。アプリには日本語の申告書があり、出発前にオフラインで書いておいて、到着後に登録できます。

自分から申告すると関税が30%(上限₩200,000・約¥22,220)減額されます。申告せずに見つかると、税額の40%(2年以内に2回以上なら60%)の加算税がかかります。

持ち込めない物・お酒の持ち込み

肉製品や果物、野菜などは持ち込めない物が多く、検疫を受けずに持ち込むと罰金の対象になることもあります。持ち込めるか迷う物は、出発前に駐日韓国大使館や韓国の農林畜産検疫本部で確認しておきましょう。

お酒は上の免税範囲(合計2リットル以下・400米ドル以内、19歳以上)までなら申告なしで持ち込めます。超える分は税関で申告します。

Q-CODE(検疫情報の事前入力)

Q-CODEは韓国の疾病管理庁が運営する、検疫情報をオンラインで事前に入力する仕組みです。提出するのは、検疫の対象になっている地域を訪れてから韓国に入国する人などで、日本から直接行く体調に問題のない旅行者は、基本的に使う場面はありません。対象になる場合は到着の7日前から入力でき、搭乗前にQRコードを発行しておきます。入力はQ-CODE公式サイト(日本語)からです。

到着ロビーに出たら

到着ロビーからの移動は、着く場所ごとにまとめています。

写真提供:AirportTerminalGuy(CC BY 4.0)、Choikwangmo25(CC0)、revi(CC BY 2.0 KR)/Wikimedia Commons