【2026年最新】韓国・ソウルのバスの乗り方|料金・現金・アプリ・路線図の見方

旅の準備 · 韓国旅行ガイド

【2026年最新】韓国・ソウルのバスの乗り方|料金・現金・アプリ・路線図の見方

ソウルの市内バスは交通カードなら大人₩1,500。前から乗ってタッチ、降りるときもタッチして後ろから降ります。現金が使えないバス、NAVER Mapでの調べ方、停留所の5桁の番号、乗り換え割引のルールを紹介します。

シリーズソウル交通ガイド11/18
  1. 韓国の交通カードはどれを選ぶ?ソウルで使うT-money・WOWPASS・Apple Pay・気候同行カードを比較
  2. T-moneyカード(ティーマネー)の買い方・チャージ・払い戻し
  3. WOWPASS(ワウパス)の使い方
  4. Apple PayでT-money(モバイルT-money)を使う方法
  5. 気候同行カード短期券の買い方・料金
  6. ソウル地下鉄の乗り方6ステップ
  7. ソウル地下鉄の料金と乗り換えルール
  8. ソウル地下鉄 路線図(日本語)と観光で使う主要駅まとめ
  9. ソウル地下鉄 エリア間の移動時間早見表
  10. ソウル地下鉄でよくある失敗と解決法
  11. 韓国・ソウルのバスの乗り方
  12. 仁川空港からソウル市内へ
  13. 仁川空港リムジンバスの乗り方
  14. 空港鉄道AREXの乗り方
  15. 金浦空港からソウル市内へ
  16. 韓国のタクシーの乗り方
  17. 仁川空港 第1・第2ターミナル 航空会社一覧
  18. 仁川空港 スマートパスと出国の流れ

ソウルの市内バスは、前のドアから乗って交通カードをタッチし、降りるときももう一度タッチして後ろのドアから降ります。大人の運賃は交通カードで₩1,500(約¥170)です。

地下鉄の駅から少し離れた場所や、坂の上の街、Nソウルタワーへは、バスに乗ると楽に行けます。ただし、現金を受け付けないバスが増えているので、乗る前に交通カードを1人1枚用意しておきましょう。

ソウルの青い幹線バス。前面と側面に路線番号「262」が表示されている

乗る前に用意するもの

  • 交通カード:T-money(ティーマネー)、WOWPASS、Apple PayのT-money、気候同行カードの短期券のどれかがあれば乗れます。残高が運賃より少ないと乗れないので、先にチャージしておきます。カードの選び方は交通カードの選び方にまとめています。
  • 地図アプリ:NAVER Map(ネイバーマップ)を入れて、日本語表示にしておきます。乗る停留所、バスの番号、あと何分で来るかまでわかります。設定のしかたは韓国旅行のアプリで紹介しています。

海外で発行されたクレジットカードを、そのままバスの読み取り機にタッチして払うことは、2026年10月時点ではまだできません。2027年から、ソウルの市内バスで順に使えるようになる予定です。

乗り方の流れ

  1. NAVER Mapで調べる:行き先を入れて「公共交通」を選ぶと、乗るバスの番号と乗る停留所が出ます。
  2. 停留所の番号を確かめる:停留所には5桁の番号があります(看板では「03-267」のように、間にハイフンが入っています)。アプリに出た番号と、停留所の看板の番号が同じかを見ます。同じ名前の停留所が道の反対側にもあるので、ここで方向を間違えないようにします。
  3. バスが来たら手を挙げる:番号を確かめて、乗りたいバスが近づいたら軽く手を挙げます。
  4. 前のドアから乗ってタッチ:運転席の横の読み取り機に交通カードをタッチします。
  5. 降りる停留所が近づいたらボタンを押す:アプリの現在地で、あといくつで降りるかを見ておくと安心です。車内の放送は韓国語が中心で、英語が流れる路線もありますが、日本語の放送は基本的にありません。
  6. 止まってから立ち上がり、タッチして後ろから降りる:バスが完全に止まってから席を立ち、後ろのドアの近くの読み取り機にもう一度タッチして降ります。

ソウルの市内バスの運転席のそば。交通カードの読み取り機があり、上の電光掲示に降りるときのタッチを呼びかける文字が出ている 하차시 태그 안내 필수=降りるときのタッチを必ず

後ろのドアのそばにある、降りるとき用の交通カード読み取り機。カードをかざす場所にT-moneyのマークが見える 카드 또는 휴대폰을 대 주세요=カードかスマホをかざしてください

降りるときのタッチを忘れると、地下鉄やほかのバスへの乗り継ぎ割引が受けられず、次に乗るときに運賃が多めに引かれることもあります。ソウルのバスは発進やブレーキが急なことがあるので、走っている間は手すりをつかんでおきましょう。

バスの色と番号

色 種類 走るところ
青 幹線バス ソウルの中心と郊外を長く結ぶ
緑 支線バス 地下鉄の駅と住宅地を結ぶ
黄 循環バス 都心や観光地をぐるっと回る
赤 広域バス ソウルと京畿道の街を結ぶ
緑の小型 マウルバス 駅から坂の上の住宅地など、近い距離を走る

番号の頭に「N」がつくのは深夜バスです。色が同じ緑でも、支線バスとマウルバスは運賃が違います。

停留所と路線図の見方

停留所の看板には、その停留所に止まるバスの番号と、5桁の停留所番号が書いてあります。番号をNAVER Mapで検索して、停留所の名前と次の停留所が合っているかも見ておくと、方向を間違えません。

ソウルのバス停の屋根つき待合所。停留所名「서빙고역교차로」と番号「03-267」が見える 서빙고역교차로=ソビンゴ駅交差点

路線図は、バスの番号ごとに止まる停留所が並んでいて、今いる停留所に印がついています。矢印の向きが進む方向です。行き先の停留所が矢印の先にあるかを見れば、反対方向のバスに乗る失敗を防げます。

停留所の電光掲示板には、来るバスの番号とあと何分かが出ます。

掲示板の表示 意味
곧 도착 まもなく到着
○분 후 あと○分
저상 ノンステップバス(段差のないバス)
운행종료 その日の運行は終わり

停留所の電光掲示板。来るバスの番号ごとに、あと何分で着くかが出ている(日本語の説明つき)

料金

バスの種類 大人 青少年(13〜18歳) 子ども(6〜12歳)
幹線・支線バス ₩1,500(約¥170) ₩900(約¥100) ₩550(約¥60)
循環バス ₩1,400(約¥160) ₩800(約¥90) ₩500(約¥60)
マウルバス ₩1,200(約¥140) ₩600(約¥70) ₩400(約¥50)
広域バス(赤) ₩3,000(約¥350) ₩1,700(約¥200) ₩1,500(約¥170)
深夜バス(N) ₩2,500(約¥290) ₩1,600(約¥190) ₩1,400(約¥160)

ソウル市のバスを交通カードで払ったときの運賃です。大人は現金でも同じ金額です。青少年は、幹線・支線・広域・深夜バスだけ現金だと少し高くなります。赤いバスでも京畿道のバスは運賃が違います。6歳未満の子どもは、大人1人につき3人まで無料です。

交通カードで朝6時30分より前に乗ると、大人の基本運賃が20%安くなります(深夜バスは対象外)。子どもと青少年の運賃にするには、交通カードに生年月日の登録が必要です。登録のしかたはT-moneyの使い方で紹介しています。

現金で乗れる?

乗れないバスがかなりあります。ソウルでは「現金なしバス」が増えていて、2026年1月の時点で183路線が現金を受け付けていません。Nソウルタワーへ行く01A・01Bのバスもその中に入っています。

現金を受け付けるバスも残っていますが、乗るバスがどちらかを停留所で見分けるのは難しいので、交通カードを用意しておくのが確実です。交通カードを持たずに現金なしバスに乗ると、あとで銀行振り込みで払う方法になり、韓国の口座がない旅行者には難しいです。

乗り換え割引のルール

交通カードで乗ると、地下鉄とバス、バスとバスの乗り継ぎが割引になります。乗り継ぐときは、基本運賃をもう一度まるごと払う必要がありません。

たとえば大人が地下鉄(₩1,550・約¥180)を降りて、すぐバス(₩1,500・約¥170)に乗ると、乗った距離が10km以内ならバスでは₩0(約¥0)です。反対にバスから地下鉄へ乗り継ぐと、運賃の差の₩50(約¥10)だけ引かれます。

  • 最初から最後まで同じ交通カードを使う
  • 前の乗り物を降りて30分以内に次に乗る(夜9時〜朝7時は60分以内)
  • 乗り継ぎは4回まで(全部で5回乗るまで)
  • 同じ番号のバスに乗り直すと、乗り継ぎになりません
  • バスを降りるときにタッチしておくこと

乗り継ぎが全部無料になるわけではありません。地下鉄と乗り継いで、乗った距離が10km(広域バスが入ると30km)を超えると、5kmごとに大人₩100(約¥10)が足されます。高い運賃のバスに乗り継ぐと差額もかかります。地下鉄の運賃と乗り継ぎは地下鉄の料金・乗り換えルールで詳しく紹介しています。

気候同行カードの短期券で乗れるバス

ソウルのバスに何度も乗るなら、乗り放題の気候同行カードの短期券が便利です。1日券₩5,000(約¥580)、2日券₩8,000(約¥930)、3日券₩10,000(約¥1,160)、5日券₩15,000(約¥1,740)、7日券₩20,000(約¥2,330)です(カード代は別)。

乗れるのは、ソウル市のバスの幹線・支線・循環・マウルバスと深夜バスです。このバスならソウルの外で乗り降りしても使えます。赤い広域バスと空港バス、ソウル市以外のバスには使えません。使える期間はチャージした日から数えるので(24時間単位ではありません)、乗る日にチャージしましょう。短期券は、地下鉄1〜8号線の駅の新しい券売機で、日本のクレジットカードでも買えます。1枚のカードで使えるのは1人だけです。

2人で1枚のカードは使える?

運転手さんに人数を伝えれば、1枚のカードで2人分を払えます。ただ、その場合は地下鉄への乗り継ぎ割引が受けられないので、旅行者は1人1枚ずつ持つのがおすすめです。

スーツケースと車内の注意

ソウルの市内バスは普通の路線バスです。段差のないノンステップバスも走っていますが、混む時間帯は座れないことも多く、大きなスーツケースを持って乗るとほかの人の通り道をふさいでしまいます。空港やホテルへの移動など、大きな荷物がある日は地下鉄かタクシーが楽です。

テイクアウトのカップの飲み物は、ふたがあってもこぼれるおそれがあるので、乗車を断られることがあります。優先席はお年寄りや体の不自由な人、妊婦さんのための席なので、必要な人が来たら譲りましょう。

深夜バス(Nバス)

番号の頭に「N」がつく深夜バスは14路線あり、だいたい夜11時から朝6時まで走ります。大人の運賃は交通カードで₩2,500(約¥290)です。普通のバスと同じように乗れますが、本数は少なく、10〜40分おきです。

空港へ行く深夜バス(N6000番台など)は、市内の深夜バスとは別の仕組みです。空港へは空港リムジンバスを見てください。

Nソウルタワーへ行く01A・01Bバス

南山の上のNソウルタワーへは、地下鉄の忠武路(チュンムロ/충무로)駅か東大入口(トンデイック/동대입구)駅の近くから、01Aか01Bのバスで行けます。どちらも現金が使えないので、交通カードを用意しておきます。

01Aは南大門市場や景福宮など都心も回る長い循環、01Bは南山のまわりを回る短い循環です。帰りは乗ったバスが同じ道を戻るとは限らないので、降りたい停留所をアプリで確かめてから乗りましょう。

ソウルの緑色の市内バス。前面の行き先表示に「01A」と出ている

市内を回る観光用の「ソウルシティツアーバス」は、市内バスとは別のチケットで乗るサービスです。

写真提供:Minseong Kim(CC BY-SA 4.0)、MNXANL(CC BY-SA 4.0)、Wikiwater2020(CC BY-SA 3.0)、Sgroey(CC BY-SA 4.0)/Wikimedia Commons、Kim Ha-yeon/ソウル市

よくある質問

Q. ソウルのバスは現金で乗れますか?
乗れないバスが多くあります。2026年1月の時点で183路線が現金を受け付けていません。交通カードを用意しておくのが確実です。

Q. 降りるときもタッチが必要ですか?
必要です。降りるときにタッチしないと、地下鉄やほかのバスへの乗り継ぎ割引が受けられず、次に乗るときに運賃が多めに引かれることもあります。

Q. ソウルのバスはいくらですか?
幹線・支線バスは大人が交通カードで₩1,500(約¥170)です。循環バスは₩1,400(約¥160)、マウルバスは₩1,200(約¥140)、赤い広域バスは₩3,000(約¥350)、深夜バスは₩2,500(約¥290)です。

Q. バスを調べるのにいちばん便利なアプリは?
NAVER Mapです。日本語で表示でき、乗るバスの番号と停留所、あと何分で来るかまでわかります。

Q. 気候同行カードは赤いバスや空港バスに使えますか?
使えません。使えるのはソウル市のバスの幹線・支線・循環・マウルバスと深夜バスです。