






帽子を探していたはずが、靴下やスカーフの店でも足が止まる。東大門(トンデムン)の清渓川沿いにある平和市場は、服飾小物を一軒ずつ見比べるのが楽しい衣料品の卸売市場です。婦人服や紳士服も並びますが、旅行中に持ち帰りやすいものを探すなら、まず1階の小物に目を向けてみてください。
帽子、靴下、スカーフを一軒ずつ
1階には帽子やスカーフ、靴下、ベルト、傘、作業服などを扱う店が集まっています。キャップを探すのか、服に合わせるスカーフを探すのか。欲しいものを一つ決めて歩くと、店ごとの色柄の違いが見えてきます。靴下は1足から買える店があり、まとめ買いほど1足あたりが安くなる値札を出す店も。かさばりにくいので、自分用にも小さなおみやげにも選びやすい品です。


2階は紳士服・婦人服・子ども服とバッグや靴、3階は紳士服・婦人服やアウトドアウェアが中心です。若い世代向けの流行の服だけが並ぶ市場ではないので、帽子やベルトのような小物を目当てに行くと、平和市場らしい品ぞろえを楽しめます。

「平和」という名前が付いた理由
平和市場の始まりは、清渓川沿いにできた露店市場です。朝鮮戦争で北から移り住んだ商人たちが加わり、平和統一への願いを込めて「平和市場」と名付けたと伝わります。現在の3階建ての建物は1962年に完成しました。服を作り、売る店が集まったこの市場は、東大門の衣料品街が広がるきっかけにもなりました。

この土地には、買い物の景色だけでは語れない歴史もあります。かつて平和市場の縫製工場で働いたチョン・テイルの足跡が市場前に残り、韓国SBSの番組『コリエ・コリルル・ムヌン・クナル・イヤギ』でも、当時の労働環境と彼の行動が取り上げられました。小物の店が続く建物を歩くとき、その背景を知っておくと市場の見え方が少し変わります。
開いている時間は、案内によってまちまち
平和市場は夜22時ごろに開き、翌日の18時ごろまで続く卸売のリズムで動いています。ただ、休みの案内は情報源ごとに違い、「金曜の夜と日曜が休み」「土曜は昼だけ営業」「土日休み」と書き方が分かれます。土曜に訪ねた人の記録でも、多くの店が閉まっていました。

いちばん確実なのは、月〜金曜の10時〜17時ごろ。夜通しの営業を終えて早めに閉める店や、店の都合で休む日もあるので、時刻より「平日の昼」を目安にすると空振りが減ります。8月には1週間ほどの夏休みがあり、旧正月や秋夕(チュソク)の連休も市場全体が休みます。
1点で買えるか、先にひと声
小売りにも対応していて、靴下や帽子は1点から買える店が多い一方、きれいに改装した店の中には卸売り専門で一般客に売らないところもあります。手に取る前に「1つでも買えますか」と聞いておくと安心です。支払いは現金が基本で、日本語はほとんど通じません。商品の写真を撮りたいときも、店員にひと声かけてから。

手頃な値段を喜ぶ口コミがある一方、価格や店員の応対への印象は分かれます。「卸売市場だからどれも安い」と決めず、何軒か見比べるのがこの場所の楽しみ方です。
入口は「GATE」の番号で
清渓川沿いに長く延びる建物には、入口ごとに「9 GATE」「13 GATE」のような番号が付いています。東大門駅8番出口から徒歩約2分。12番ゲートの近くには両替所もあり、待ち合わせもゲート番号で決めておくと迷いにくくなります。

清渓川沿いには東平和市場や新平和市場など、名前に「平和」が付く市場がほかにもあります。看板に「평화시장」とある東大門駅寄りの建物へ、平日の昼に。まずは1階の靴下の店からのぞいてみてください。
知っておくと得するコツ
- 行くなら月〜金曜の昼に
- 1点で買えるか先に聞く
- 待ち合わせはGATE番号で
よくある質問
Q. 平和市場の営業時間と定休日は?
A. 夜22時ごろから翌日18時ごろまでの卸売中心の営業で、休みの案内は情報源によって異なります。金曜夜〜日曜夜は休む店が多く、土曜の昼は一部の店だけ。確実なのは月〜金曜の10時〜17時ごろです。8月の夏休み、旧正月・秋夕の連休は市場全体が休みます。
Q. 平和市場では何が買えますか?
A. 1階は帽子・靴下・スカーフ・ベルトなどの小物、2階は紳士服・婦人服・子ども服やバッグ、3階は紳士服・婦人服やアウトドアウェアが中心です。品ぞろえは店ごとに異なります。
Q. 平和市場では1点から買えますか?
A. 靴下や帽子など1点から買える店は多いですが、卸売り専門で一般客に売らない店もあります。買う前に店員に確かめてください。支払いは現金が基本です。
Q. 平和市場へはどう行きますか?
A. 東大門駅8番出口から徒歩約2分です。清渓川沿いに長い建物が続き、入口には「9 GATE」「13 GATE」のような番号が付いています。
買い物ガイド
- 取扱商品・ブランド
- 1階は帽子・靴下・スカーフ・ベルト・傘・作業服などの小物、2階は紳士服・婦人服・子ども服やバッグ・靴、3階は紳士服・婦人服・アウトドアウェア。
- アクセス
- 東大門駅8番出口から徒歩約2分。清渓川沿いにあります。
- 公式サイト
- 公式サイト ↗
- バリアフリー
- 主な入口まで段差のない経路があり、車いすでアクセスできます。
- トイレ
- 市場内にトイレがあります。
クチコミ
口コミでは、手頃な価格や品ぞろえの多さを挙げる声が目立ちます。靴下や子ども服、帽子を買ったという声もあります。一方、価格や店員の応対については評価が分かれており、買う前に商品と条件を確かめると選びやすいでしょう。
良い点
- 手頃な価格を挙げる声が多い
- 衣類や小物の種類を見比べられる
- 商品の品質を評価する声もある
気になる点
- 価格や店員の応対の印象は分かれる
こんな人におすすめ
- 衣類や小物を何軒か見比べたい人
- 靴下や帽子を探したい人
※ あちこちに散らばった口コミを集めて、編集部がまとめた内容です。
よく聞く声
※ あちこちに散らばった口コミを集めて、編集部がまとめた内容です。
記事更新 2026.10.04
営業時間・価格の確認 2026年10月
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