
旅の準備 · 韓国旅行ガイド
東大門市場ガイド|昼と夜で開く建物が違う!目的別おすすめと営業時間・行き方【2026】
「東大門市場」はひとつの建物ではなく、清渓川沿いに広がる市場とファッションビルの集まり。昼に開く市場と夜に開く卸売ビルの違い、だいたいの営業時間、目的別の回り方と卸売ビルでの買い方をまとめました。
昼の2時に行ったらシャッターだらけ、夜の10時に行ったら逆ににぎやか。東大門市場でよく聞く話です。
「東大門市場」は、実はひとつの建物の名前ではありません。清渓川(チョンゲチョン)沿いに、生地の市場、服の卸売市場、深夜まで開くファッションビルがいくつも並んだ一帯をまとめてそう呼んでいます。建物ごとに売っているものも、開いている時間もまったく違うので、何を買いたいかで行く建物と時間を決めるのがいちばんの近道です。
迷ったら、まずはこの3つから。
- 手芸・アクセサリー作りの材料を探すなら → 昼の 東大門総合市場
- 観光ついでに服を1枚から買うなら → 夜中まで開いている DOOTA MALL
- 安いアクセサリーをまとめ買いするなら → 朝まで開いている NYUNYU

「東大門市場」はどこ? 清渓川を境に北と南
目印は清渓川です。川の北側には生地や手芸材料の東大門総合市場、地下鉄の東大門駅(1・4号線)、ライトアップされる城門の 興仁之門 があります。
川の南側には、服の卸売市場の平和市場と、DOOTA MALL・現代シティアウトレット・ミリオレといった小売のファッションビルが並びます。さらに南の東大門歴史文化公園駅(2・4・5号線)の近くには、銀色の建物の DDP(東大門デザインプラザ) と夜の卸売ビル apM PLACE。東側の新堂(シンダン)方面には、革と毛皮のクァンヒ市場とアクセサリーのNYUNYUがあります。
端から端まで歩いても15分ほど。ただし建物どうしの間は大通りを渡ることが多いので、地下鉄の駅と出口を決めておくと迷いにくくなります。
| 行きたい建物 | 便利な駅・出口 |
|---|---|
| 東大門総合市場 | 東大門駅 9番出口(地下でつながっています) |
| 平和市場・DOOTA MALL | 東大門駅 8番出口 |
| 現代シティアウトレット・ミリオレ | 東大門歴史文化公園駅 14番出口 |
| apM PLACE | 東大門歴史文化公園駅 10番出口 |
| NYUNYU | 新堂駅 10番出口 |
何時に行けば開いてる? 時間は「目安」で考える
正直に書くと、東大門の市場やビルの営業時間は、公式の案内、建物の入口の掲示、旅行記で言っていることがばらばらです。同じ建物でも店ごとに開け閉めの時間が違い、季節や景気でも変わります。なので、ここでは「この時間に行けばだいたいの店が開いている」という目安でまとめました。

ざっくり分けると、こうなります。
- 朝〜夕方に開く:東大門総合市場(8時ごろ〜18時ごろ、日曜休み)、平和市場(平日の10時〜17時ごろがいちばん確実)
- 昼〜夜中に開く:DOOTA MALL(10時半〜24時)、現代シティアウトレット(10時半〜21時ごろ)、ミリオレ(12時〜21時ごろが目安、月曜休み)、NYUNYU(11時〜翌朝5時)
- 夜から明け方に開く:apM PLACE(21時〜翌1時ごろが目安、金・土曜の夜休み)、クァンヒ市場(21時〜翌2時ごろが目安、土曜休み)
気をつけたいのは週末です。卸売の市場やビルは、金曜の夜から土曜、日曜の昼にかけて休むところが多く、日曜の夜にまた開きます。もうひとつは8月の夏休み。卸売ビルは8月中旬に1週間〜10日ほどまとめて休むのが恒例で、2026年は平和市場が8月8日〜16日、apM PLACEとクァンヒ市場が8月7日〜17日ごろでした。旧正月と秋夕(チュソク)の連休も、ほとんどの建物が休みます。祝日の日付は 韓国の祝日カレンダー で確認できます。
目的別、行くならここ

手芸・アクセサリーの材料を探すなら:東大門総合市場
生地、ボタン、レース、ビーズ、キーリングの金具、毛糸。服を「作る」ための材料がそろう、日本のハンドメイド好きにもよく知られた市場です。アクセサリーパーツの売り場は1個から買える店が多く、見ているだけでも時間が過ぎていきます。完成した服はほとんど売っていないので、服が目当てならここではなく川の南側へ。日曜は休みです。詳しくは 東大門総合市場。

服を1枚から気軽に買うなら:DOOTA MALL・現代シティアウトレット
値札があり、試着もでき、カードも使える。日本のファッションビルに近い感覚で買い物できるのがこの2つです。DOOTA MALL は韓国ブランドや雑貨が中心で、夜24時まで開いているので夕食のあとでも間に合います。現代シティアウトレット は韓国ブランドの服をアウトレット価格で探せます。
アクセサリーを安くまとめ買いするなら:NYUNYU
ピアス、ヘアクリップ、スマホケースなどが3万点以上並ぶ大型店。1点数百〜数千ウォンのものも多く、ばらまき用のおみやげ探しにも向いています。朝5時まで開いているので、夜の卸売ビルと組み合わせやすいのも便利です。詳しくは NYUNYU。

本場の卸売をのぞいてみるなら:平和市場・apM PLACE・クァンヒ市場
平和市場は清渓川沿いに長く続く古い卸売市場。1階は帽子・靴下・スカーフ・ベルト、2・3階は服やバッグが中心です。靴下や帽子は1点から売ってくれる店も多く、卸売の雰囲気を気軽に味わえます。詳しくは 平和市場。

apM PLACEは夜に開く女性服中心の卸売ビル。業者向けで値札がない店が多く、1枚だけ買うのは断られることもあります。卸売の現場を見てみたい人向けで、買い物目的ならDOOTA MALLのほうが気楽です。詳しくは apM PLACE。
クァンヒ市場は6階に革ジャケットや毛皮、手袋の店が集まる夜の卸売ビル。こちらは1着から売ってくれる店が多く、日本語が通じる店や、袖丈直し・日本への発送に対応する店もあります。冬物を狙う人にはいちばん面白い場所かもしれません。詳しくは クァンヒ市場。

ミリオレは「昔の東大門」を知る人向け
かつて東大門を代表したファッションビルですが、2026年の報道では空き店舗が4割近くに増え、上の階や7階の飲食フロアはほとんど閉まっています。今見るなら1〜3階の婦人服やジーンズ、地下1階の子ども服が中心。昔のガイドで「必ず行きたい場所」として紹介されていても、今は期待しすぎないほうがいいでしょう。詳しくは ミリオレ。
卸売の市場やビルで買うときのルール
- 1枚から買えるか、先に聞く:卸売専門の店は、まとめ買いの業者しか相手にしないことがあります。スマホの画面で「한 개도 살 수 있어요?(ハン ゲド サル ス イッソヨ?/1つでも買えますか?)」と見せると話が早いです。「소매(小売)」と書かれた店なら1点から買えます。
- 現金を用意する:カードが使えない店、現金なら少し安くなる店がまだ多くあります。両替のコツ も参考に。
- 値段は聞いて、ひと言まけてもらう:値札がない店が多く、まず「얼마예요?(オルマエヨ?/いくらですか)」。市場では「사장님~ 제발 깎아 주세요~(サジャンニム〜 チェバル カッカ ジュセヨ〜/社長さ〜ん、お願い!まけて〜)」と笑顔で頼むのはふつうのことで、2つ以上買うと応じてもらいやすくなります。ただ、何度もしつこく値切るのは嫌がられます。
- 写真は先にひと声:デザインをまねされるのを嫌って、売り場の撮影を断る店がほとんどです。撮りたいときは必ず聞いてから。
- 返品・交換はできないと考える:試着ができない店も多いので、サイズはよく確かめてから。
下のカードは、スマホに保存しておいて店の人にそのまま見せれば通じます。青い文字の読み方で声に出して言ってみると、お店の人も笑顔になってくれるはずです。

時間帯別のモデルコース
昼に回るなら(平日):10時ごろ東大門総合市場で材料探し → 清渓川を渡って平和市場 → 昼ごはんに東大門名物のタッカンマリ(鶏の水炊き)→ 現代シティアウトレットとDOOTA MALLで服 → 夕方、ライトアップが始まるDDPへ。
夜に回るなら(日〜木曜):夕食後の20時ごろDOOTA MALL → 21時すぎにクァンヒ市場とNYUNYU → 22時ごろapM PLACEをのぞく。帰りは地下鉄の終電(24時前後)に間に合わないことも多いので、タクシーの乗り方 を確認しておくと安心です。
日曜に行くなら:東大門総合市場と平和市場は休みが多い日。DOOTA MALL・現代シティアウトレット・NYUNYUの小売中心に回り、ひと駅先の 東廟(トンミョ)のフリーマーケット や、昌信洞の文具・おもちゃ通り(日曜休み)は平日に組み合わせると楽しめます。
東大門で食べるなら
東大門といえば、鍾路5街寄りの路地に専門店が集まるタッカンマリ。店ごとの違いは 東大門のタッカンマリ特集 で比べています。市場からいちばん近いのは 孔陵タッカンマリ 東大門店 です。
よくある質問
Q. 免税(タックスリファンド)は使える? DOOTA MALLや現代シティアウトレット、NYUNYUのように、免税手続きに対応した店や端末がある建物があります。卸売の市場やビルの店は基本的に対象外と考えておきましょう。
Q. トイレは? 卸売の市場は古い建物が多いので、DOOTA MALLや現代シティアウトレットのような商業ビルのトイレを使うのが安心です。
Q. 夜中に行っても危なくない? 深夜でも人通りは多いエリアですが、大通りを渡る場面が多く、荷物を運ぶバイクやカートがひっきりなしに通ります。歩道では周りをよく見て歩きましょう。
情報は2026年10月時点のものです。営業時間や休業日は変わることがあるので、目当ての建物は行く前に各ページで確認してください。
韓国で、行きたい場所が見つかる。