
マガジン · 韓国旅行
【2026年最新】東大門タッカンマリ横丁おすすめ5選+ソウルの人気店3軒|違い・食べ方・待ち時間
元祖の陳玉華ハルメと明洞タッカンマリは何が違う?東大門のタッカンマリ横丁5軒と、東大門以外の人気店3軒を、食べ方や待ち時間と一緒に紹介します。
東大門(トンデムン)駅の9番出口を出て、市場の裏手の細い路地へ。入口から、鶏を煮る湯気と、にんにくの香りが流れてきます。路地の両側にはタッカンマリの店がずらり。どの店にも、銀色の大きな鍋を囲むテーブルが並んでいます。
夕暮れのタッカンマリ横丁。
タッカンマリは「鶏一羽」という意味の鍋料理です。丸鶏を澄んだスープで煮て、鶏肉は自分で作るたれにつけて食べます。締めは残ったスープに麺。スープ自体は辛くないので、韓国料理が初めての人でも食べやすい一品です。
この特集では、まず東大門の横丁の5軒を、それぞれの違いがわかるように紹介します。後半は、鐘閣・蚕室・安国で地元の人が通う3軒。横丁まで行かなくても食べられる店です。
迷ったら、初めてなら元祖の陳玉華ハルメ、日本語の案内を頼りに食べたいなら明洞タッカンマリ 本店。並ばずに入りたいなら孔陵タッカンマリ。東大門以外なら、鐘閣駅から徒歩2分のペップジャンチッ 本店が候補です。
なお、日本の神保町や田町にある「東大門タッカンマリ」はチェーン店の名前で、ここで紹介するソウルの横丁とは別のお店です。
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ横丁の始まりはこの店から

1978年、東大門総合市場の食堂街で、陳玉華(チン・オクファ)おばあさんが小さな鶏料理の店を開きました。市場で働く人が「鶏一羽(タッ・ハンマリ)」と注文していたのが、そのまま料理の名前になったといわれています。看板には今もおばあさんの顔。今は息子さんが継ぎ、本館3フロアと別館まで広がる、横丁でいちばん大きな店になりました。口コミは8,000件を超えます。
注文はタッカンマリ(鶏1羽・2人前から₩33,000)が基本。丸鶏が1羽入った鍋が火にかかり、鶏ははさみで切ります。壁の「食べ方」の案内どおり、にんにくのたれを鍋に入れて5〜10分。その間に唐辛子の薬味・醤油・酢・からしでつけだれを作ります。トック(餅)は₩2,000で追加でき、煮えたら鶏より先に食べてかまいません。

締めのククス(麺・₩2,000)は、注文できるのが1回だけ。何人分入れるか、最初に決めて頼みましょう。鶏1羽で食べられるのは4人までで、「1羽半」という頼み方はできません。気をつけたいのは夏。各テーブルで鍋を煮立てるうえ冷房がほとんど効かず、暑いという声が集中しています。混雑時の接客もそっけないので、市場の食堂と割り切って行く店です。
週末は入口で番号札を受け取って待ちます。夕食どきより少し早めに着くと、待たずに入れることもあります。
東大門駅9番出口から徒歩5分 · 毎日10:30〜翌1:00
明洞タッカンマリ 本店「明洞」なのに東大門。日本人に知られた百年店

店名に「明洞」とありますが、場所は明洞ではなく、この東大門の横丁です。創業は1983年。長く続く店を韓国の中小ベンチャー企業部が選ぶ「百年店(ペンニョンカゲ)」にも選ばれていて、店先の窓にはIKKOさんをはじめ、日本の芸能人が訪れたときの写真がずらりと並びます。同じ横丁の始祖店・巨成(コソン)店も家族が営む直営店で、メニューも同じ。本店が混んでいたら、そちらを見てみるのも手です。
看板はオムナム・タッカンマリ(2人前₩33,000)。オムナムはハリギリという木のことで、これを使ったスープで鶏を煮込みます。鶏の臭みが少なく、すっきりした味です。壁には日本語つきの「おいしい食べ方」があり、からし・コチュジャン・にんにく・醤油を皿に入れて一方向に混ぜる、餅が浮かんだら餅から、と手順どおりに進めれば迷いません。

締めはククスサリ(₩2,000)か、もち米のお粥(₩2,000)。一人なら参鶏湯(1人前₩17,000)がありますが、土・日曜と祝日は1人前を販売していないので、一人旅なら平日に行きましょう。接客がそっけない、混むと席が窮屈で夏は暑い、という口コミは繰り返し見られます。₩33,000を量のわりに高く感じる人もいます。
東大門駅9番出口から徒歩5分 · 毎日10:00〜翌0:30 · 土日祝は1人前なし
元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ広い店内でグループに。セットで頼みやすい

鍾路5街(チョンノオーガ)駅側から横丁に入ると近い、大きな看板の店です。口コミは2,800件以上。『ペク・ジョンウォンの3大天王』など韓国のグルメ番組にも何度も登場しています。店内が広く、家族やグループでも入りやすいのが強み。日本語のメニューがあるという口コミもあります。
タッカンマリは鶏1羽(2人前)₩33,000。人数が多いなら、麺などがついたセット(2人前₩37,000・3人前₩55,000・4人前₩69,000)が頼みやすくできています。たれは醤油・からし・唐辛子だれを混ぜて。締めの麺を煮るとき、キムチを加えてピリ辛にする食べ方も人気です。

ただ、説明が少ないままセットを勧められたという声があります。単品で頼みたいときは、メニューを指さして伝えましょう。接客がそっけない、追加の具が少なく野菜のおかわりに制限がある、という声も複数あります。
鍾路5街駅5番出口から徒歩5分 · 11:00〜23:00(日曜は22:30まで)
孔陵タッカンマリ 東大門店評価は横丁で最高。スタッフが切り分けてくれる

口コミは500件ほどと横丁の中では少なめですが、評価は4.6と5軒の中でいちばん高い店です。煮込むほど鶏のうまみが増すスープと、やわらかくたっぷりの鶏肉が好評。スタッフが鶏を切り分けたり、食べ方を教えてくれたりと、ほかの店で多い「そっけない」という声がほとんど見当たりません。初めてで不安な人には、いちばん心強い店です。
タッカンマリは2人前₩33,000。3人なら1羽半(₩49,000)、4人なら2羽(₩66,000)と、人数に合わせて量を選べます。ここでは、キャベツを添えたたれで鶏肉を食べるのがお決まり。スープやキャベツは、スタッフに頼めば追加してくれます。

締めはカルグクスか、栄養粥(₩3,000)。待たずに入れたという口コミが多く、元祖の店に行列ができている日の候補にもなります。ただし鍋は2人前が基本なので、一人だと頼みにくい店です。
鍾路5街駅5番出口から徒歩5分 · 毎日10:30〜22:30
陳元祖補身タッカンマリ 本店好みが分かれる、あっさり派の一軒

元祖の陳玉華ハルメと同じ東大門駅9番出口側にある店です。「陳元祖」と名前が似ていますが、別の店。スープはあっさりして飲みやすく、唐辛子だれ・醤油・酢・からしでつけだれを好みの味に作れます。店内が広く、入りやすかったという声もあります。
タッカンマリは2人前₩33,000で、締めは麺かお粥(₩3,000)。営業は22:00までと、横丁の中では早めに閉まります。

正直に言うと、評価は分かれます。鶏が硬い、スープが薄い、₩33,000のわりに鶏が小さい、という声があり、キムチの酸味も好みが分かれます。ほかの店が満席のとき、あっさりした味が好きな人向けの選択肢です。
東大門駅9番出口から徒歩5分 · 毎日10:00〜22:00
タッカンマリの食べ方|鶏 → 餅 → 麺の順で
どの店でも、流れはほぼ同じです。
1. 鍋を煮る。 丸鶏の入った鍋が運ばれてきたら、火にかけて煮ます。鶏が大きければ、はさみで切り分けます(スタッフが切ってくれる店もあります)。
2. たれを作る。 煮ている間に、小皿で自分用のつけだれを。唐辛子の薬味(タデギ)、醤油、酢、からしが基本で、店によってはにんにくやニラ、キャベツを合わせます。辛さはこのたれで調整するので、スープは辛くありません。
3. 餅から食べる。 餅(トック)は、煮えたら鶏より先に。最初から鍋に入っている店と、追加で頼む店があります。じゃがいもも煮えたら食べごろです。まずはスープをひと口、何も足さずに飲んでみてください。
4. 締めは麺かお粥。 鶏を食べ終えたら、残ったスープにククス(麺)を入れます。キムチを足すとピリ辛に。長く煮込んだスープは煮詰まって塩辛くなるので、麺を入れたら味を見ながらどうぞ。
注文は2人前(鶏1羽)からが基本です。一人なら、参鶏湯やカルグクスなど1人前のメニューがある店を選びましょう。麺や餅の追加は1皿₩2,000〜3,000ほど。辛い鍋が食べたいなら、別料理のタットリタン(鶏の甘辛煮込み)を。
ペップジャンチッ 本店鐘閣駅から2分。酸っぱいたれが決め手

東大門まで行かなくても、鐘閣(チョンガク)駅から歩いて2分。韓国では「タッカンマリといえばここ」と名前が挙がる店で、2017年にはtvNのグルメ番組『スヨミシッフェ』の「タッカンマリ」編で紹介されました。日本では、NHK『星野源と松重豊のおともだち』の韓国編で、二人がこの店の鍋を囲んでいます。
タッカンマリは2人前₩28,000と、東大門の横丁より少し安め。決め手は、玉ねぎを使った酸味とほどよい辛みのあるたれです。澄んだスープとはまったく違う方向の味で、鶏肉につけると止まらなくなります。一般的な細い餅より太めの餅も、ここならではです。

会社員でにぎわう店なので、食事時はかなり混みます。テーブルの間隔が狭く、鍋の熱で暑く感じることも。混雑時は店員を呼びにくいという声もあります。本館の入口は「본관(本館)」の看板の下から奥へ延びる細い通路の先です。
鐘閣駅2番出口から徒歩2分 · 月〜土11:00〜22:00(15:00〜17:00休憩)· 日曜定休
クンソンタッカンマリ蚕室の野球帰りに。ニラだれと締めの炒めご飯

蚕室セネ(チャムシルセネ)駅から歩いて4分、20年以上続く鶏料理の店です。目印は看板の上に立つ大きなニワトリの像。tvNのバラエティー『驚きの土曜日』でも紹介されました。蚕室野球場に近く、ロッテワールド側に泊まる人にも行きやすい場所です。
タッカンマリは2人前(鶏1羽)₩29,000。3〜4人なら1羽半₩43,000、4〜5人なら2羽₩56,000です。ここではニラにたれ・からし・辛味調味料を混ぜたニラだれで鶏肉を食べます。煮込むほどスープが濃くなるので、締めはカルグクスか炒めご飯(各₩3,000)。鍋に餅(₩3,000)や餃子(4個₩2,500)を足すこともできます。

鶏肉の量は物足りないという口コミが複数あります。肉をたくさん食べたいなら、鶏半羽(₩16,000)を追加するのがおすすめです。夕食時と野球観戦の前後は混み、席待ちになることも。一人なら、平日の昼に鶏カルグクス(₩8,000)を。
蚕室セネ駅3番出口から徒歩4分 · 火〜日11:30〜23:00(平日15:30〜17:00休憩、LO 22:00)· 月曜定休
ホイシク 安国店韓屋で食べる、新しいスタイルの鶏料理

景福宮や北村の観光の途中に寄れる、安国(アングク)駅から2分の店です。韓屋風の広い店内で、評価は4.8。横丁の老舗とは雰囲気が違い、スタッフが親切だという声が多いのも特徴です。
タッカンマリは鶏1羽₩31,000で、カルグクスつきのセット(2人前₩43,000)が頼みやすくできています。一人なら、炙った鶏をのせた炙り鶏カルグクス(₩12,000)がこの店の看板。ミナリ(セリ)の海鮮チヂミも好評です。

人気店なので、食事時は平日でも並びます。CATCH TABLEのアプリで先に順番待ちを登録しておくと安心です。鶏だしの塩気が強いと感じる人もいます。
安国駅2番出口から徒歩2分 · 11:00〜22:00(土曜は23:00まで)
8軒の早見表
| 店 | タッカンマリ(鶏1羽・2人前) | 待ち・営業 |
|---|---|---|
| 陳玉華ハルメ(東大門) | ₩33,000 | 週末は番号札で待つ |
| 明洞タッカンマリ 本店(東大門) | ₩33,000 | 土日祝は1人前なし |
| ウォンハルメ(東大門) | ₩33,000(セットあり) | 日によって行列 |
| 孔陵(東大門) | ₩33,000 | 待たずに入りやすい |
| 陳元祖補身(東大門) | ₩33,000 | 22:00まで |
| ペップジャンチッ(鐘閣) | ₩28,000 | 食事時は混雑・日曜定休 |
| クンソン(蚕室セネ) | ₩29,000 | 野球の前後は混雑・月曜定休 |
| ホイシク(安国) | ₩31,000 | アプリで順番待ち |
編集部より:掲載店から広告費は受け取っていません。店選びは、複数のサービスの口コミ・評価データを編集部が集めて独自に評価し、接客や量への不満など、気になる点もそのまま載せています。営業時間・料金は2026年10月時点の情報です。出かける前に各店のページで最新の情報を確認してください。
韓国で、行きたい場所が見つかる。






