
旅の準備 · 韓国旅行ガイド
【2026年最新】韓国でクレジットカードは使える?現金はいくら必要?キャッシュレス事情と手数料・チップ
韓国はコンビニやタクシーまでクレジットカードが使えるキャッシュレスの国。現金が要る場面と2泊3日の目安額、使えるブランド、海外事務手数料、チップの有無をまとめました。
シリーズ韓国のお金ガイド1/3
- 韓国でクレジットカードは使える?現金はいくら必要?キャッシュレス事情と手数料・チップ
- 韓国の物価は高い?日本と比べた食事・カフェ・交通・コスメの値段
- 韓国の両替はどこがお得?明洞の両替所・仁川空港・日本で替える場合の比べ方
韓国では、日本で使っているVisaやMastercard、JCBのクレジットカードが、コンビニ、飲食店、カフェ、タクシーでそのまま使えます。韓国銀行の調査(2024年)では、支払い回数に占める現金の割合は15.9%でした。クレジットカードだけで46.2%あります。
それでも、現金がまったく要らないわけではありません。地下鉄は日本のクレジットカードをタッチして乗れないこと、市場や屋台は現金のほうが確実なことの2つだけ押さえておけば、あとはカード中心で困りません。
カードが使える場所・現金が要る場所
| 場面 | クレジットカード | ポイント |
|---|---|---|
| コンビニ・スーパー | 使える | 少額でもカードでOK |
| 飲食店・カフェ | 使える | 会計はレジで |
| デパート・オリーブヤング・ダイソー | 使える | レジでカードを出せばOK |
| タクシー | ほとんどの車で使える | T-moneyや現金でも払える |
| 地下鉄・市内バス | タッチでは乗れない | 交通カードが必要 |
| 市場・屋台 | 店による | 小さい額は現金が確実 |
韓国の法律(与信専門金融業法 第19条)では、カード会社と契約したお店は「カードだから」という理由で支払いを断れないと決められています。レジにカードの端末があれば、金額が小さくても遠慮せず出して大丈夫です。
市場や屋台はカード端末のない店もあり、ソウルの市場では現金払いを求められたという声もあります。市場ごとの支払い方と名物の値段はソウルの市場ガイドにまとめています。
広蔵市場(クァンジャンシジャン)の屋台。スニネピンデトッのようにカードで払える店もありますが、屋台は店ごとに違います
地下鉄はクレジットカードで乗れない
ソウルの地下鉄やバスの改札に、日本のクレジットカードをタッチして乗ることはまだできません。T-moneyなどの交通カードを用意して、ウォンの現金でチャージして乗ります。
- 交通カードの種類と選び方 → 交通カードの選び方
- コンビニで買えるカード → T-moneyの買い方・チャージ
- iPhoneでチャージまでカード払い → Apple PayでT-moneyを使う方法(Visaではチャージ不可)
2026年3月からは、ソウル地下鉄1〜8号線の新しい発売機で、海外のクレジットカードを使って1回用の乗車券や気候同行カードを買えるようになりました。それでも、普通の交通カードへのチャージは現金が基本です。ソウル市は2026年1月時点で183路線を「現金なしバス」にしていて、この路線には現金では乗れません。
使えるカードのブランド
ソウル市の日本語公式サイトでは、VISA・Mastercard・American Expressが広く使えると案内しています。JCBも、公式の案内で「クレジットカードが使える店舗ではJCBカードも使える」としています。
気をつけたいのは、カードそのものではなくサービスごとの対応です。
- Apple PayのT-money:Visaではチャージできません(Mastercard・JCB・AMEXなどは可)
- 配車アプリのKakao T:日本のカードの登録がうまくいかないことがあります。車内でカード払いに切り替えれば大丈夫です(韓国のタクシーの乗り方)
デビットカードも、Visa・Mastercard・JCBのマークが付いていればクレジットカードと同じ店で使えます。念のため、ブランドの違うカードを2枚持っていくと安心です。
海外で使うと手数料がかかる
日本のカードを韓国で使うと、ウォンの金額を円に直すときに、カード会社の「海外事務手数料」が上乗せされます。率はカード会社ごとに決まっていて、2026年9月時点では3.6〜3.9%ほどのところが多くなっています。
- 三井住友カード(Visa・Mastercard):3.63%(2024年11月から)
- オリコカード(JCB):1.60%から3.85%に引き上げ(2025年秋から)
同じブランドでも発行会社で率が違うので、手元のカードは会員サイトで確かめておきましょう。₩10,000(約¥1,110)(約1,160円)の買い物なら、3.63%で約42円です。
もう一つ、会計のときに「円で払いますか?ウォンで払いますか?」と聞かれたら、ウォン(KRW) を選びます。円で払う方式(DCC)は、お店側のレートに手数料が上乗せされていて、ウォンで払うより高くなりがちです。端末の画面に「JPY」「KRW」と出たら、KRWを押してください。
現金はいくら必要?
現金を使うのは、主に次の3つです。
- 交通カードのチャージ:空港鉄道の一般列車で仁川空港→ソウル駅が₩4,750(約¥530)、地下鉄は1回₩1,550(約¥170)から
- 市場・屋台の食べ歩き:ピンデトク1枚₩6,000(約¥670)、南大門市場の王マンドゥ4個₩5,500(約¥610)など
- 交通カード本体:T-moneyはデザインによって₩2,500〜4,000(約¥280〜¥440)ほど
2泊3日で空港鉄道を往復し、地下鉄に10回ほど乗ると、交通費は₩25,000(約¥2,780)前後です。市場で食べ歩く分を₩20,000〜30,000(約¥2,220〜¥3,330)とすると、合わせて₩45,000〜55,000(約¥5,000〜¥6,110)(約5,200〜6,400円)。ホテルや食事をカードで払うなら、1万円分(約₩86,000・約¥9,560)ほど替えておけば足りる計算です。屋台の多いエリアを何日も回る人は、少し多めにしておきましょう。
明洞(ミョンドン)の屋台。夕方から通りに並びます
市場や屋台で使うなら、₩1,000(約¥110)札と₩5,000(約¥560)札を中心に持っておくと払いやすいです。どこで替えると得かは韓国の両替ガイドで比べています。
現金を持ち歩くのが不安なら、両替と買い物がカード1枚にまとまるWOWPASSを使う方法もあります。ただし、買い物用と交通用の残高が分かれている点に気をつけてください。
チップは要らない
韓国にはチップの習慣がありません。飲食店もタクシーも、表示された金額かメーターの金額を払えば終わりです。高級ホテルなど一部では、料金にサービス料(봉사료/ポンサリョ)10%が加わることがあります。場面ごとの考え方は韓国にチップは必要?で紹介しています。
よくある質問
Q. コンビニで₩1,000(約¥110)のお菓子だけ買うときもカードでいい? 大丈夫です。金額が小さくても、カードの端末がある店ならそのまま払えます。
Q. カードが使えないと言われたら? 屋台や小さな店では端末がないことがあります。現金で払うか、注文する前に「カード使えますか?(카드 돼요?/カドゥ テヨ?)」と聞いておくと安心です。
Q. 物価は日本と比べて高い? 食事やカフェは日本と同じくらいか少し高め、交通は安めです。品目ごとの値段は韓国の物価ガイドで比べています。
円の金額は1円=約8.6ウォンで計算した目安です。
写真提供:Rystheguy(CC BY-SA 4.0)、Wpcpey(CC BY 3.0)/Wikimedia Commons
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