
旅の準備 · 韓国旅行ガイド
韓国にチップは必要?|飲食店・タクシー・ホテルの目安
韓国ではチップは基本的に必要ありません。飲食店やタクシー、ホテルなど場面ごとの考え方と、サービス料がかかるケースを紹介します。
シリーズ韓国旅行のマナー5/6
結論からいうと、韓国には日本と同じくチップの習慣がありません。飲食店でもタクシーでも、表示された金額を払えばそれで終わりです。渡そうとすると、かえって戸惑われたり断られたりすることもあります。ただ、高級ホテルなど一部ではサービス料が料金に上乗せされることがあるので、その見分け方だけ押さえておきましょう。
場面ごとの目安
| 場面 | チップ | ポイント |
|---|---|---|
| 飲食店・屋台 | 不要 | メニューの価格で払えばOK |
| カフェ・パン屋 | 不要 | チップ箱を置く店があっても任意 |
| タクシー | 不要 | メーターの金額どおりに払う |
| ホテル(ポーター・客室清掃) | 不要 | 料金にサービス料が含まれていることがある |
| ホテル内のレストラン | 不要 | 伝票にサービス料が加算されることがある |
| エステ・マッサージ | 不要 | 表示の料金どおり |
飲食店・カフェ
飲食店では、メニューに書かれた金額を会計で払うだけです。キムチなどのおかず(パンチャン)はおかわりできる店が多く、水も無料で出てくるのが一般的です。
写真:hellaOAKLAND / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)
ここ数年、一部のカフェやパン屋でレジ横にチップ箱を置いたことが韓国で話題になりましたが、賛否が分かれていて、広まってはいません。見かけても入れる必要はありません。
お礼を伝えたいときは、帰り際に「잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ/ごちそうさまでした)」とひとこと言えば十分です。
タクシー
タクシーもチップは不要で、メーターに表示された金額を払います。カードや交通カードで払えば、端数も気にする必要がありません。現金で払ったときに「お釣りはいりません(잔돈은 괜찮아요)」と言う人もいますが、あくまで気持ちの問題です。
タクシーの料金や支払い方法は韓国のタクシーの乗り方で詳しく紹介しています。
ホテルはサービス料に注意
ホテルでも、ポーターや客室清掃の人へのチップは基本的に必要ありません。枕元にお金を置いておく習慣もありません。
気をつけたいのは、一部のホテルで宿泊料金や館内レストランの代金に サービス料(봉사료/ポンサリョ)10% と税金が加算されることです。すべてのホテルではなく、加算するかどうかはホテルによって違います。
- 予約サイトの料金が「税・サービス料込み」かどうかを確認する
- 館内のレストランやバーは、メニューの下に「봉사료 별도(サービス料別)」などの表示がないか見る
- 伝票に「봉사료」の行があれば、それがサービス料
サービス料が入っていれば、別にチップを渡す必要はありません。
ツアーガイドや特別なお願いをしたとき
個人ガイドを頼んだときや、特別な手配をしてもらったときに、感謝の気持ちとして少額を渡す人もいます。ただ、これも決まりではありません。渡す場合も、封筒に入れて「감사합니다(カムサハムニダ/ありがとうございます)」と添えるくらいで十分です。
値段は税込みが基本
韓国の飲食店やお店の表示価格は、基本的に付加価値税(10%)込みです。会計で税金が上乗せされて驚くことは、ほとんどありません。例外は先ほどのホテルのサービス料くらいなので、「表示の金額を払えばOK」と覚えておけば大丈夫です。
注文から会計までの流れは韓国の飲食店での注文の仕方、ほかのマナーは韓国旅行のマナーと注意点をご覧ください。
韓国で、行きたい場所が見つかる。