




北村のカフェや韓屋を巡る途中、古い学校の校舎と緑の庭でひと息つけるのが正読図書館です。ここでの主役は本だけではなく、噴水や池、季節の木々が広がる旧校庭。入場無料なので、北村散策に静かな時間を足したい日に立ち寄れます。

旧京畿高校の面影が残る、北村の大きな庭
正読図書館は、かつて京畿高校があった場所に1977年に開館した公共図書館です。横に連なる校舎や広い前庭には学校だった頃の雰囲気が残り、一部の建物は登録文化財にも指定されています。宮殿や韓屋とは違う、20世紀のソウルを感じられる建築です。
正門から校舎へ向かうと、芝生や噴水、古木のある庭が広がります。池のそばには水車や東屋があり、木陰には腰を下ろせる場所も点在。観光用につくられた公園ではありませんが、北村の混雑から少し離れて、散歩や読書を楽しめる場所として親しまれています。


建物の正面だけを眺めて帰るより、池や水車の周辺までゆっくり歩くと、この場所らしい穏やかさがよく分かります。にぎやかな北村韓屋村と組み合わせても、旅程の温度をいったん下げてくれるのが正読図書館の魅力です。
桜、新緑、紅葉。季節で変わる散歩道
特に知られているのは春の桜です。正門から続く道だけでなく、本館の裏側や建物同士を結ぶ通路の周辺にも花が続き、白い校舎と桜を一緒に収められます。入口付近だけで引き返さず、建物の後ろまで回ってみると景色の変化を楽しめます。


ただし、週末や桜の見頃には普段の静けさから一転して多くの人が集まります。撮影する人も増えるため、落ち着いた庭を期待している場合は混雑も含めて考えておきたいところです。開花時期は年によって変わるので、旅行日が近づいてから状況を確認するのが安心です。
春以外にも、初夏は池のスイレンと濃い緑、秋は庭を染める紅葉、冬は古い校舎と木々の輪郭が際立つ景色を楽しめます。桜だけを目的にしなくても、季節の変化を感じながら休憩できるため、北村を歩くたびに寄りたくなる場所です。
庭だけで帰らず、ノーベル文学ラウンジへ
館内で立ち寄りたいのが、第2棟1階のノーベル文学ラウンジです。ハン・ガンをはじめ、歴代ノーベル文学賞受賞者の作品と関連情報を集めた常設空間で、並んでいる本はラウンジ内で自由に読めます。貸し出し用ではなく館内閲覧のみなので、気になる一冊をその場で開く楽しみ方が中心です。

一般の資料室や子ども資料室、自習室もあり、現在も日常的に使われている図書館です。旅先の観光施設というより、ソウルの人が本を読み、勉強し、庭で休む生活の場所。その空気に混ざって静かに過ごせることが、カフェで休憩するのとは違う面白さです。
敷地内にはソウル教育博物館もあります。図書館と同じ旧校地の歴史を感じられる施設ですが、各資料室や博物館の利用時間は、敷地全体の開館時間より短いため注意してください。
写真は正門前だけでなく、建物の周囲まで
最初に目に入る桜並木や噴水前は分かりやすい撮影ポイントですが、旧校舎の外観そのものも見どころです。装飾を抑えた校舎と庭木が並ぶ風景には、華やかな韓屋エリアとは異なる落ち着きがあります。建物を正面から見るだけでなく、池の周辺や本館裏へ続く道も歩いてみてください。
桜の時期は正門側に人が集まりやすく、本館裏まで花を見に回る人も少なくありません。週末は庭全体がにぎわうため、静かな背景を必ず確保できる場所ではありません。写真だけを急いで撮るより、庭を一周しながら建築と季節の風景を探すほうが、この場所にはよく合います。
無料で入れる一方、部屋ごとに時間が違う
入館と庭園の利用は無料です。全体の利用時間は3〜10月が07:00〜22:00、11〜2月が08:00〜22:00ですが、資料室は平日09:00〜18:00または20:00、土・日曜は09:00〜17:00。夕方以降にノーベル文学ラウンジや資料室も見たい場合は、22:00まで入れると思わず、各室の時間を先に確認してください。
休館日は毎月第1・第3水曜と法定祝日です。通常の日曜は開館しますが、法定祝日と日曜が重なる場合は休館となります。庭だけを目当てにする日も、休館日を確認してから向かうのが確実です。
安国駅3号線の2番出口からは徒歩約12分。北村の坂道を歩くため、カフェや周辺の博物館と組み合わせるなら、移動を詰め込みすぎないほうが過ごしやすいでしょう。

駐車場は54台分ありますが、週末や桜の時期は満車になり、入庫待ちが長くなる状況が繰り返されています。料金は5分ごとに₩250、1日最大₩30,000。60分無料は図書の貸出・返却など対象者に限られるため、一般の観光利用なら有料と考え、地下鉄での訪問が無難です。
北村デートに静かな休憩を挟みたい二人にも、一人で本と庭を楽しみたい人にも似合います。一方、桜の週末に車で短時間だけ立ち寄る計画では、駐車待ちと混雑が滞在時間を圧迫しやすい場所です。現役の図書館らしい静けさを尊重しながら過ごすと、北村の別の表情が見えてきます。
知っておくと得するコツ
- 桜は正門前だけでなく本館裏も歩く
- 週末・桜の時期は地下鉄利用が無難
よくある質問
Q. 正読図書館の入館料はいくらですか?
A. 入館と庭園の利用は無料です。
Q. 何時まで利用できますか?
A. 全体の利用時間は3〜10月が07:00〜22:00、11〜2月が08:00〜22:00です。資料室は平日09:00〜18:00または20:00、土・日曜09:00〜17:00と短いため、館内を見たい場合は各室の時間も確認してください。
Q. 定休日はいつですか?
A. 毎月第1・第3水曜と法定祝日が休館です。通常の日曜は開館しますが、法定祝日と日曜が重なる場合は休館となります。
Q. 本を借りなくても楽しめますか?
A. 庭園の散歩や休憩だけでも利用できます。館内のノーベル文学ラウンジでは、歴代受賞者の作品をその場で閲覧できますが、ラウンジ内の本は館外貸し出しの対象ではありません。
Q. 駐車場はありますか?
A. 54台分あり、5分ごとに₩250、1日最大₩30,000です。60分無料は図書の貸出・返却など対象者に限られます。週末や桜の時期は満車と入庫待ちが発生しやすいため、安国駅からの徒歩移動が便利です。
利用案内
- 見どころ・撮影スポット
- 旧京畿高校の校舎と古木のある庭園、春の桜並木
- 開催期間・注意事項
- 春は敷地内の桜が見どころです。開花時期は年により異なります。
- 設備・バリアフリー
- 子ども資料室、授乳室、休憩室、食堂・売店あり
- アクセス
- 安国駅(3号線)2番出口から徒歩約12分
- 公式サイト
- 公式サイト ↗
クチコミ
口コミでは、旧校舎と噴水・池のある庭園、季節の花を眺めながら散歩や読書ができる点が好評です。ノーベル文学ラウンジや自習席も評価されています。一方、週末や桜の時期は人が集中し、駐車場は満車や長い入庫待ちになりやすいという声が繰り返し見られます。
良い点
- 旧校舎と庭園が北村散策の休憩に向く
- 桜や紅葉など季節の景観を楽しめる
- ベンチや芝生で読書や休憩がしやすい
- ノーベル文学ラウンジも見どころ
気になる点
- 週末・桜の時期は園内が混みやすい
- 駐車台数が少なく入庫待ちが長い
こんな人におすすめ
- 北村散策の途中で静かに休みたい人
- 本と季節の庭を一緒に楽しみたい人
こんな人には不向き
- 混雑を避けて桜を撮りたい人
- 週末に車で立ち寄りたい人
旅行者チェック
- 待ち時間
- △週末や桜の時期は駐車待ちが長くなりやすい
※ NAVERの訪問者レビューをもとに編集部がまとめた内容です。
記事更新 2026.09.26
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