
マガジン · 韓国旅行
聖水の次はここ。GDも訪れたソウル・薬水の路地裏グルメ&カフェ
聖水の次に注目したいソウル・薬水(ヤクス)。G-DRAGONがサインを残した焼肉店、ミシュラン・ビブグルマンの常連、エスプレッソバーの本店、『隣の国のグルメイト』に登場した市場のパン屋まで、駅から歩いて回れる8軒を朝から夜の順に紹介します。
聖水(ソンス)が観光地として定番になったいま、ソウルの人たちが「次に行く街」として名前を挙げるのが薬水(ヤクス)です。地下鉄3号線・6号線の薬水駅を出ると、昔ながらの市場と住宅街の路地に、行列のできる焼肉店や小さなロースタリーカフェが点在しています。
大通りに大型店が並ぶ街ではありません。そのぶん、どの店も駅から歩いて数分。この記事で紹介する8軒は、すべて薬水駅から徒歩5分ほどの範囲に収まります。朝のエスプレッソから市場のパン、昼のラーメン、午後のカフェ、夜の焼肉まで、1日かけて回る順番で並べました。
リサールコーヒー 薬水本店
朝7時から開くエスプレッソバーの原点

韓国で「立ち飲みエスプレッソ」の文化を広めたブランドの本店です。椅子のない小さなスタンディングバーで、₩2,500のカフェ・エスプレッソから、クリームとカカオを重ねたカフェ・ピエノ(₩3,000)まで、小さな一杯を数種類飲み比べるのが楽しみ方。
平日は7時から16時まで。閉店が早いので、薬水の1日はここから始めるのがおすすめです。エスプレッソは通常砂糖入りで出てくるので、甘くしたくない人は注文時に伝えましょう。
ディアスベーカリー 新堂店
『隣の国のグルメイト』に登場した市場のパン屋

Netflix『隣の国のグルメイト』シーズン1第9話で、ソン・シギョンさんと松重豊さんが薬水市場のおやつを巡った際に立ち寄った町のパン屋です。名物はカレー風味のコロッケパンとクァベギ(ねじり揚げパン)で、どちらも₩1,000。
おしゃれなベーカリーではなく、昔ながらの韓国の町パン屋そのもの。1個から気軽に買えるので、市場を歩きながら番組と同じパンを味わってみてください。朝8時から深夜0時まで営業しています。
きょうもラーメン 薬水店
市場の路地で始まった鶏白湯

店名は日本語の「今日も」。薬水市場の路地にある約8席のカウンターから始まった、鶏白湯ラーメンの店です。鶏のコクを軸にした白く濃厚なスープに、しっとりした鶏むね肉やチャーシューがのり、見た目より後味は軽め。
最初の一杯は、スープそのものの味がわかる「しお白湯」(₩10,000)を。無料のご飯もあり、スープの最後まで楽しめます。昼や週末は20〜30分待つこともありますが、一人客も多く、ランチにちょうどいい一軒です。
COSIA COFFEE 薬水店
デカフェまで自家焙煎する小さなロースタリー

店名は「Cosmic Oasis(宇宙の中のオアシス)」の意味。約10坪の小さな店で、浅煎りの豆から低カフェイン豆、デカフェまで店内で焙煎しています。アメリカーノ(₩4,500)は3種類の豆から選べ、デカフェへの変更は追加料金なし。
午後にもう一杯コーヒーを飲みたいけれど、カフェインは控えたい。そんな日にぴったりです。気に入った豆は100gから買えるので、旅のおみやげにも。週末は満席になりやすいので、平日の昼過ぎが狙い目です。
Queensberry Donut House 本店
ずっしり系ケーキドーナツ

ソウルで流行のクリームたっぷりのふわふわドーナツとは違う、目の詰まったケーキドーナツの店です。看板のクラシックシナモンドーナツ(₩3,500)は、生地そのものの素朴なおいしさが味わえる一品。
店内でゆっくりするなら、シナモンドーナツ3個に自家製いちごジャムとバニラクリームを添えたドーナツプレート(₩12,900)を。営業は19時までで、夕方には品切れも出るので、おやつの時間に寄るのがおすすめです。
YAKSUTEO
昼はカフェ、夜はウイスキーバー

薬水駅7番出口から徒歩2分、建物2階にある隠れ家のようなカフェ&バー。昼は窓から光が入るカフェ、夕方以降は照明が落ちてバーの雰囲気に変わります。
名物は店名を冠した2つのラテ。栗の風味の「薬水Jラテ」とバタースコッチの「薬水Kラテ」(各₩6,000)です。夜0時まで開いているので、夕食前の一杯にも、焼肉のあとの二次会にも使えます。入口がわかりにくいので、地図で場所を確認してから向かいましょう。
クムテジ食堂
G-DRAGONがサインを残した、ビブグルマン8年連続の焼肉店

薬水でいちばんの有名店がここ。2019年から2026年まで8年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選ばれ、BIGBANGのG-DRAGONも来店。店内の壁にはサインが残り、店の公式Instagramにはスタッフとの記念写真も投稿されています。
名物は骨付きのポンサムギョプ(150g・₩19,000)。練炭で熱した鋳鉄プレートで、スタッフが焼いて切り分けてくれます。予約はできず、1〜4時間待った例も珍しくありません。朝10時から順番待ちの登録をしたという声もあるので、夕食に行くなら早めに受付を済ませ、待ち時間にほかの店を回るのが効率的です。日曜は定休日なので注意してください。
薬水洞・ヘムルトンボン
駅から1分、アンコウの辛味蒸し

クムテジ食堂の行列が長すぎるとき、もうひとつの夕食候補になるのがこちら。薬水駅から徒歩1分、アンコウを豆もやしと一緒に赤いたれで蒸し煮にする「アグチム」の専門店です。身の厚いアンコウが主役で、辛さは3段階から選べます。
小サイズ(2人前・₩43,000)でも量はたっぷり。タコやエビ、カニを盛った海鮮蒸しもあり、2〜4人で囲むのに向いています。辛さの合間にはふわふわの蒸し卵を、締めには炒めご飯を追加するのが定番です。
薬水を1日で回るなら
- 朝:リサールコーヒーでエスプレッソ → 薬水市場でディアスベーカリーのコロッケパン
- 昼:きょうもラーメンで鶏白湯。クムテジ食堂で夕食をとるなら、このあたりで順番待ちの受付を
- 午後:COSIA COFFEEかQueensberry Donut Houseでひと休み
- 夜:クムテジ食堂の焼肉、または薬水洞・ヘムルトンボンのアグチム。二次会はYAKSUTEOへ
8軒とも薬水駅から歩いて5分ほど。朝早く閉まる店と夜遅くまで開く店があるので、上の順番で回ると無駄がありません。営業時間や定休日は変わることがあるので、出かける前に各店のページで最新情報を確認してください。
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