
旅の準備 · 韓国旅行ガイド
【2026年最新】韓国日帰り旅行は何時間遊べる?羽田・大阪・福岡発の便と費用、弾丸旅行の準備
韓国の日帰り旅行は、出発空港で街にいられる時間が大きく変わります。空港別の朝いちばんの便と最終の帰国便、空港から市内までの時間、費用の目安と格安で行くコツをまとめました。
シリーズ韓国旅行の日程ガイド1/3
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韓国への日帰り旅行はできます。日本との時差はなく、飛行時間は東京からでも2時間半ほど。ただ、街で遊べる時間は出発空港で大きく変わります。羽田の深夜便なら約9時間、関西の朝便なら約5時間半、羽田〜金浦の昼間の便で約4時間、成田・中部・福岡からソウルへは2時間ちょっとが目安です。
日数で選ぶ:日帰り(この記事)|1泊2日|2泊3日|3泊4日
日帰りで使えるのは「韓国にいる時間」の半分くらい
着陸から帰りの便の離陸までが10時間あっても、10時間観光できるわけではありません。入国審査と荷物の受け取りに1時間、空港から街までの移動に片道50〜90分。帰りは出発の2時間前には空港に戻っておきたいので、街で使える時間はそのぶん減ります。
この記事の「街で遊べる時間」は、次の条件で計算しています。
- 入国審査と到着ロビーを出るまで:1時間
- 空港から街まで(片道):金浦〜明洞(ミョンドン)50分、仁川〜明洞80分、金海〜西面(ソミョン)45分
- 帰りの空港:出発の2時間前に到着
入国審査の列が長い日や、仁川空港の第2ターミナルを使う日は、さらに短くなります。
出発空港別|朝いちばんの到着便と、最終の帰国便
仁川空港第2ターミナルの出発階
同じ日のうちに日本へ戻れる組み合わせで、街にいられる時間がいちばん長くなる便を選びました。2026年10月25日から2027年3月27日までの冬ダイヤ(2026年11月の平日・土曜の例)です。
| 出発空港 → 着く空港 | 行き(日本発 → 韓国着) | 帰り(韓国発 → 日本着) | 街で遊べる時間 |
|---|---|---|---|
| 羽田 → 金浦 | JAL JL091 08:20 → 10:55 | ANA NH868 19:55 → 22:15 | 約4時間 |
| 羽田 → 仁川(深夜便) | アシアナ航空 OZ177 01:30 → 04:10 | アシアナ航空 OZ178 21:30 → 23:25 | 約9時間 |
| 成田 → 仁川 | ZIPAIR ZG45 08:55 → 11:35 | トリニティ航空(旧ティーウェイ航空) TW249 19:45 → 22:15 | 約2時間半 |
| 関西 → 仁川 | Peach MM701 07:40 → 09:45 | アシアナ航空 OZ118 21:05 → 22:55 | 約5時間半 |
| 関西 → 金浦 | Peach MM735 08:30 → 10:30 | Peach MM744 18:50 → 20:35 | 約3時間半 |
| 中部 → 金浦 | Peach MM763 08:05 → 10:20 | Peach MM768 17:15 → 19:05 | 約2時間 |
| 福岡 → 仁川 | チェジュ航空 7C1402 08:55 → 10:30 | 大韓航空 KE781 18:40 → 20:05 | 約2時間半 |
| 福岡 → 釜山(金海) | チェジュ航空 7C1452 08:55 → 10:00 | エアプサン BX144 18:00 → 18:50 | 西面で約3時間半 |
上の表を、韓国に着く時刻と出る時刻で並べ直した図。バーが長いほど街にいられます。
10月24日までの夏ダイヤでは、時刻が5〜35分ほど違う便があります(羽田→金浦のJL091は08:25 → 10:45、帰りのOZ178は21:10発など)。曜日や日付で運航しない便もあるので、航空券を探すときは往復とも日付を入れて検索してください。アシアナ航空は2026年12月17日に大韓航空と統合されるので、それ以降はOZの便名や時刻が変わることがあります。行きと帰りで航空会社が違う組み合わせは、片道ずつ別に予約します。空港までの行き方や、ほかの時間帯の便は出発地別のガイド(福岡|名古屋|大阪・関西|東京)で紹介しています。
羽田の深夜便なら、ソウルで朝から夕方まで
羽田01:30発のOZ177は、仁川に04:10に着きます。空港鉄道の一般列車は5時台から動いているので、朝のうちに市内へ。お店や宮殿が開く9時から、空港へ向かう18時ごろまで、約9時間を街で使えます。帰りのOZ178は羽田に23:25着なので、日付が変わる前に日本へ戻れます。
その代わり、前の晩は終電で羽田へ向かい、ほとんど眠らずに1日動くことになります。Peachにも羽田01:55発→仁川04:40着のMM809がありますが、帰りのMM808は仁川22:50発→羽田翌00:55着。こちらは同じ日には戻れない「0泊2日」で、羽田に着いてからの帰り道も考えておく必要があります。
大阪(関西)から日帰りするなら
関西空港からは、PeachのMM701が07:40発で仁川に09:45に着きます。帰りは仁川21:05発のアシアナ航空OZ118か、21:00発のPeach MM710(関西22:45着)。街で使えるのは約5時間半で、東京発の昼間の便より長く取れます。
金浦を使う場合は、Peachの08:30発MM735で10:30着、帰りは18:50発のMM744。空港から街までは仁川より近いものの、帰りの便が早いぶん街にいられる時間は約3時間半です。関西空港の深夜発(アシアナ航空OZ117 00:15発 → 仁川02:15着など)もありますが、着いてから街が動き出すまで、空港で長く待つことになります。
福岡から日帰りするなら、ソウルより釜山
福岡から釜山の金海(キメ)空港までは飛行時間が1時間ほど。チェジュ航空の08:55発7C1452で10:00に着き、帰りは18:00発のエアプサンBX144(福岡18:50着)かトリニティ航空TW235(19:00着)です。西面なら約3時間半、乗り換えの多い南浦(ナンポ)まで行くと約2時間半になります。
ソウルへ行くなら、福岡08:55発の7C1402で仁川10:30着、帰りは18:40発の大韓航空KE781。韓国には8時間いられますが、仁川から市内への往復で3時間近くかかるので、街で使えるのは約2時間半です。
成田・中部からは、食事と買い物まで
成田からはZIPAIRのZG45が11:35に仁川に着き、帰りはトリニティ航空TW249の19:45発。中部からはPeachで金浦10:20着、帰りは17:15発です。どちらも街で使えるのは2時間ほど。明洞でごはんを食べて、コスメを買ったら空港へ戻る、くらいで考えておきましょう。中部から仁川へ行く大韓航空(09:00発 → 11:05着、帰りは仁川18:50発)を使っても、時間はほとんど変わりません。
成田や関西から釜山へ日帰りするのは、むずかしい組み合わせです。朝の便でも着くのは昼過ぎで、帰りの最終便は夕方。釜山に行くなら1泊はしたいところです。
空港から街まで、何分かかる?
仁川空港第1ターミナル駅の空港鉄道(一般列車)のホーム
| 着く空港 | 街までの行き方 | 列車の時間 |
|---|---|---|
| 金浦 | 空港鉄道の一般列車でソウル駅 → 4号線で明洞 | 金浦空港駅 → ソウル駅 約22分 |
| 仁川 | 空港鉄道でソウル駅 → 4号線で明洞 | 直通列車 43分(第1)・51分(第2)、一般列車 59分・66分 |
| 金海 | 軽電鉄で沙上(ササン)→ 2号線で西面 | 西面まで40〜50分、南浦まで約75分 |
表の時間は列車に乗っている時間です。到着ロビーから駅のホームまで歩く時間や、乗り換えの時間は含まれていません。日帰りの計画では、金浦から明洞まで50分、仁川から明洞まで80分を見ておきましょう。
帰りも同じだけかかります。たとえば仁川を19:45に出る便なら、空港には17:45に着いておきたいので、明洞を出るのは16:25ごろ。入国に手間取って街に出るのが遅れた日も、帰りの出発時刻は動かさずに、街での予定のほうを減らします。
仁川から大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・トリニティ航空・ジンエアーなどで帰る日は、ソウル駅地下2階の都心空港ターミナルが使えます。ここで搭乗手続きと出国審査まで済ませておけば、仁川では専用の出国通路を通るだけ。夕方の出国審査の列に並ばずに済みます。条件は空港鉄道の直通列車(₩13,000・約¥1,510)に乗ることで、受付は19:00まで、出発の3時間前(第2ターミナル発は3時間20分前)が締め切りです。PeachやZIPAIR、金浦発の便では使えません。
乗り場や切符の買い方は、空港ごとのガイドにまとめています。
- 仁川空港 → 仁川空港からソウル市内へ
- 金浦空港 → 金浦空港からソウル市内へ
- 釜山の金海空港 → 釜山空港(金海空港)から市内へ
日帰りで何をする?
ソウルなら、行くエリアを1つか2つに絞ると時間が足ります。深夜便で朝から動ける日は、朝いちばんの景福宮(キョンボックン)から、明洞でカルグクスとコスメ、夕方は広蔵市場(クァンジャンシジャン)で早めの夕食まで回れます。時間ごとの回り方はソウル日帰りモデルコースで紹介しています。
福岡から釜山へ日帰りするなら、海辺の海雲台(ヘウンデ)か、市場の多い南浦のどちらかひとつに。海雲台の見どころは海雲台の観光ガイド、エリアごとの回り方は釜山3泊4日モデルコースで紹介しています。
日帰り旅行の費用はいくら?
明洞餃子のカルグクス。ひき肉と小さなマンドゥがのる
日帰りの費用は、1人あたり節約で約2.4万円、標準で約3.9万円、ゆったりで約8.2万円が目安です。往復の航空券と、現地で使う1日分のお金を合わせた金額で、おみやげ代は入っていません。
宿代がかからないぶん安く見えますが、航空券は1泊しても日帰りでもほぼ同じ。1日あたりで比べると、いちばん割高なのが日帰りです。1泊2日にすると、標準で約4.6万円。差は7,000円ほどなので、迷ったら1泊2日も考えてみてください。
日数別のできることと、1人あたりの標準予算。
現地で使うお金の例を挙げると、明洞餃子のカルグクスが₩12,000(約¥1,400)、景福宮の入場料が₩3,000(約¥350)、広蔵市場のピンデトク(緑豆のチヂミ)が1枚₩6,000(約¥700)ほど。空港鉄道の一般列車は、仁川空港からソウル駅まで₩4,750(約¥550)(交通カード、第1ターミナルから)、金浦空港からなら₩1,750(約¥200)です。航空券・食事・交通費の細かい内訳は韓国旅行の費用ガイドにまとめています。
格安で行くには
- LCCで、荷物は機内持ち込みだけに:日帰りなら預け荷物はいりません。Peach、ZIPAIR、チェジュ航空、トリニティ航空などは、預け荷物を付けない運賃がいちばん安くなります。
- 往復の支払い総額で比べる:片道の安い運賃だけでなく、座席指定や支払い手数料まで入れて比べます。行きと帰りで航空会社を分けると、時間も値段も選びやすくなります。
- 日本の空港までの交通費も入れる:深夜便で朝帰りしたり、遅い便で終電を逃したりすると、タクシー代で安い航空券の差が消えることがあります。
- 市内へは一般列車で:仁川からの直通列車は₩13,000(約¥1,510)、一般列車なら₩4,750(約¥550)。時間の差はソウル駅まで15分ほどです。
日帰りツアーはある?
旅行会社のサイトで「ソウル 日帰りツアー」と探しても、出てくるのはほとんどが2日間以上のパッケージです。日帰りで行くなら、往復の航空券を自分で予約するのが基本になります。現地で宮殿の案内などを頼みたいときは、航空券とは別に、半日の現地ツアーを付け足す形になります。
日帰りでも省略できない準備
日帰りでも、入国の手続きは泊まる旅行と同じです。現地で時間をなくさないように、出発前に済ませておきましょう。
- パスポート:日本人は観光なら90日以内はビザなし。K-ETA(電子渡航認証)は2026年12月31日まで免除されています → 韓国の入国手続き
- 電子入国申告(e-Arrival Card):無料で、韓国到着の3日前から出せます → e-Arrival Cardの書き方
- 交通カード:地下鉄やバスは日本のクレジットカードでは乗れません → 交通カードの選び方
- スマホの通信:eSIMやWi-Fiは日本にいるうちに設定し、行きたい場所は地図アプリに保存しておきます。
- 帰りの搭乗手続きの締め切り:LCCは締め切りが早めです。Peachの仁川・金浦発は出発50分前に搭乗手続きが終わります。
コスメを買う予定なら、機内持ち込みの液体の決まりにも気をつけます。国際線では、液体は1容器100ml以下で、容量1L以下の透明な袋に入れて1人1袋まで。200mlの化粧水は、中身が半分でも持ち込めません。大きいボトルを買うなら、預け荷物を付けた運賃で予約しておきます。
福岡からフェリーで日帰りできる?
できません。博多港と釜山を結ぶフェリー「ニューかめりあ」は、博多12:30発で釜山着が18:30。帰りは釜山22:30発で、博多に着くのは翌朝7:30です。船で行くなら、釜山に少なくとも1泊する旅になります。以前あった高速船は、いまは運航していません。
フェリーの時刻と、釜山港から市内への行き方は福岡・博多から釜山へのフェリーで紹介しています。
よくある質問
Q. 韓国の日帰り旅行は、初めてでもできますか? できます。ただし行き先は1エリアに絞りましょう。初めての入国では審査の列や空港鉄道の乗り場探しに時間がかかりやすいので、予定は表の時間より少なめに組んでおくと焦らずに済みます。
Q. 大阪から韓国へ日帰りするなら、仁川と金浦どちらがいいですか? 2026年冬ダイヤなら仁川です。関西07:40発のPeachで仁川09:45着、帰りは21:00〜21:05発の便があり、街で約5時間半使えます。金浦便は空港から街までが近いものの、帰りが18:50発なので約3時間半です。
Q. 福岡から韓国へ日帰りするなら、どこがいいですか? 釜山がおすすめです。飛行時間が1時間ほどで、西面なら約3時間半を街で使えます。ソウルへ日帰りもできますが、仁川空港と市内の往復に時間がかかり、街にいられるのは約2時間半です。
Q. 0泊2日と日帰りは、何が違いますか? 0泊2日は、ホテルに泊まらずに旅行の日付が2日にまたがる日程です。たとえば羽田01:55発のPeachで仁川へ行き、仁川22:50発で羽田に翌00:55に戻る場合。深夜に羽田へ着くので、家までの帰り方も決めておく必要があります。
Q. 日帰りでもe-Arrival Cardは必要ですか? 必要です。日帰りでも入国審査は通常どおりなので、電子入国申告(e-Arrival Card)か紙の入国カードを出します。有効なK-ETAを持っている人は出さなくて大丈夫です。
写真提供:Twotwo2019(CC BY 4.0)、LERK(CC BY-SA 4.0)、Mobius6(CC BY-SA 4.0)/Wikimedia Commons
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