
旅の準備 · 韓国旅行ガイド
【2026年最新】韓国1泊2日(一泊二日)旅行ガイド|空港別の便の組み合わせ・泊まる場所・予算、ソウルと釜山どっち?
韓国の1泊2日は、日帰りでは取れない夜と2日目の午前が使えるのが強み。出発空港別の便の組み合わせ、泊まるエリア、予算の目安、ソウルと釜山の選び方をまとめました。
シリーズ韓国旅行の日程ガイド2/3
韓国の1泊2日(一泊二日)は、日帰りに「夜」と「2日目の午前」が足される旅です。明洞(ミョンドン)に泊まれば、1日目は空港へ急いで戻らずに夜の市場まで、2日目は朝から聖水(ソンス)のカフェへ。予算は1人あたり標準で約4.6万円と、日帰りより7,000円ほど増えるだけです。
日数で選ぶ:日帰り|1泊2日(この記事)|2泊3日|3泊4日
1泊2日でできること、日帰りとの違い
日帰りでいちばん窮屈なのは、夕方には空港へ戻らなければいけないことです。ソウルで遊べる時間は、羽田〜金浦の昼の便で約4時間、成田や福岡から仁川なら2時間半ほど。1泊すると、この「帰りの移動」が2日目の夕方まで後ろにずれます。
1泊2日で増えるのは、主に次の3つです。
広蔵市場で厚く焼き上げたピンデトク
- 夜の時間:屋台が並ぶ夕方の明洞、広蔵市場(クァンジャンシジャン)の夕食、夜の清渓川(チョンゲチョン)の散歩、焼肉とお酒
- 2日目の午前:店が開く前の公園や、朝8時から開くカフェ。日帰りでは移動に消えていた時間です
- 予定の余裕:入国審査で並んだり、店で待ったりしても、2日目で取り戻せます
2日間で回るなら、1日1エリアが目安。1日目は泊まるエリアのまわりと市場、2日目は別のエリアをひとつ、くらいにしておくと、最後に乗り換えばかりの時間になりません。
出発空港別|1泊2日に向く便の組み合わせ
1日目は朝いちばんの便で行き、2日目は最終の便で帰ると、2日間をいちばん長く使えます。仕事が終わってから出る場合は、前の晩の夜便で入り、翌日の最終便で帰る形もあります。2026年10月25日から2027年3月27日までの冬ダイヤ(2026年11月の例)です。
| 出発空港 | 1日目・朝の便(日本発 → 韓国着) | 2日目・最終の帰り(韓国発 → 日本着) | 仕事帰りに出る夜の便 |
|---|---|---|---|
| 羽田 | JAL JL091 08:20 → 金浦10:55 | ANA NH868 金浦19:55 → 22:15 | JAL JL095 19:30 → 金浦22:05 |
| 成田 | ZIPAIR ZG45 08:55 → 仁川11:35 | トリニティ航空(旧ティーウェイ航空) TW249 仁川19:45 → 22:15 | アシアナ航空 OZ105 19:35 → 仁川22:15 |
| 関西 | Peach MM701 07:40 → 仁川09:45 | アシアナ航空 OZ118 仁川21:05 → 22:55 | Peach MM711 19:50 → 仁川21:50 |
| 中部 | Peach MM763 08:05 → 金浦10:20 | 大韓航空 KE743 仁川18:50 → 20:40 | ジンエアー LJ292 20:00 → 仁川22:15 |
| 福岡(ソウル) | チェジュ航空 7C1402 08:55 → 仁川10:30 | 大韓航空 KE781 仁川18:40 → 20:05 | 大韓航空 KE782 21:05 → 仁川22:35 |
| 福岡(釜山) | チェジュ航空 7C1452 08:55 → 金海10:00 | エアプサン BX144 金海18:00 → 18:50 | トリニティ航空 TW236 20:00 → 金海21:00 |
夜の便で着く日は、ホテルに入るのが23時を過ぎることもあります。仁川に22時過ぎに着くなら、市内への空港鉄道の最終に間に合うかが分かれ目です。乗り場と終電後の深夜バスは仁川空港からソウル市内へ、金浦に着く場合は金浦空港からソウル市内へにまとめています。
行きと帰りで空港を変えるのもひとつの方法です。たとえば中部からは、行きはPeachで金浦、帰りは仁川18:50発の大韓航空にすると、金浦17:15発のPeachで帰るより、街を出る時間を45分ほど遅らせられます。仁川は市内から80分ほどかかるので、離陸時刻の差ほどは延びません。予約は片道ずつになります。
10月24日までの夏ダイヤでは、時刻が5〜35分ほど違う便があります。曜日によって飛ばない便もあるので、航空券は往復とも日付を入れて探してください。アシアナ航空(OZ)の便は、2026年12月17日の大韓航空との統合後に便名や時刻が変わることがあります。日帰りで使う場合の時間の目安は韓国日帰り旅行ガイド、空港までの行き方やほかの時間帯の便は出発地別のガイド(福岡|名古屋|大阪・関西|東京)にまとめています。
泊まるならどこ?ソウルは明洞、釜山は西面
夜の明洞のメイン通り
ソウルの1泊2日なら、泊まる場所は明洞が使いやすいです。明洞駅からソウル駅までは4号線で2駅・約4分。仁川からも金浦からも、ソウル駅で空港鉄道に乗り換えるだけで着きます。景福宮(キョンボックン)へも乗り換え1回で約15分、聖水へは約21分。夜遅くまで開いている店が多いので、1日目の夜にホテルのまわりで食事を済ませられるのも助かります。
1泊だけなら、2日目はチェックアウトのあとに荷物をホテルのフロントへ預けて出かけます。チェックイン前・チェックアウト後に預かってもらえるかは、ホテルによって違うので予約のときに確かめておきましょう。荷物を取りにホテルへ戻る時間も、2日目の予定に入れておきます。ホテルが預かってくれないときは、明洞駅・ソウル駅にある有人の荷物預かり「T-luggage」が朝9時から使えます(小さいスーツケースで平日4時間₩3,000(約¥350)から。場所と料金はT-luggageの案内ページ)。
仁川から韓国の航空会社(大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・トリニティ航空など)で帰るなら、ソウル駅の都心空港ターミナルで搭乗手続きと出国審査を先に済ませ、スーツケースも預けて手ぶらで空港へ向かえます。空港鉄道の直通列車(₩13,000・約¥1,510)に乗る人だけが使えて、出発の3時間前(第2ターミナル発は3時間20分前)・19:00までが締め切りです。
釜山なら、地下鉄1号線と2号線が交わる西面(ソミョン)が拠点になります。金海空港からは軽電鉄と地下鉄で40〜50分。南浦(ナンポ)の市場へも、海雲台(ヘウンデ)の海辺へも乗り換えが少なく行けます。
1泊2日の予算はいくら?
1泊2日の費用は、1人あたり節約で約2.9万円、標準で約4.6万円、ゆったりで約9.6万円が目安です。往復の航空券、1泊分の宿、現地で使う2日分のお金を合わせた金額で、おみやげ代は入っていません。
日数別のできることと、1人あたりの標準予算。
宿は、ゲストハウス・ホステルなら1泊₩27,000〜₩86,000(約¥3,140〜¥10,000)、ビジネスホテルや中級ホテルは1室₩100,000〜₩200,000(約¥11,630〜¥23,260)くらい。2人で1室にすれば、1人分の宿代はほぼ半分になります。1人旅で費用を抑えたいときは、ゲストハウスの個室やドミトリーが候補です。
格安で行くなら、航空券はLCCの機内持ち込みだけの運賃で、往復の支払い総額で比べます。1泊2日の荷物ならリュックや小さめのバッグで収まることが多く、預け荷物の料金を払わずに済みます。費用の内訳と、2泊3日・3泊4日との比べ方は韓国旅行の費用ガイドにまとめています。
ソウルと釜山、どっちにする?
東京・大阪・名古屋から行くなら、ソウルがおすすめです。朝の便と夜の便がどちらも多く、2日間をいちばん長く使えます。
釜山は、福岡から行くならいちばん近い外国の都市です。飛行時間は1時間ほどで、帰りの最終便でも福岡に19時ごろ着きます。成田や関西からも釜山へ1泊2日はできますが、便はソウルより少なめです。たとえば関西からは10:40発のチェジュ航空で金海12:10着、帰りは金海17:00発(関西18:00着)。成田からは10:15発で金海13:00着、帰りは金海16:20発の大韓航空(成田18:30着)。ソウルの組み合わせより、2日間で遊べる時間が数時間短くなります。
1泊2日でソウルと釜山の両方を回るのは、おすすめしません。KTXでも片道2時間半ほどかかり、往復だけで1日の半分近くを使います。2都市を回るなら、3泊4日以上の日程が向いています。
ソウル1泊2日のモデルプラン
羽田08:20発のJAL便で金浦に10:55に着き、翌日の金浦19:55発で帰る例です。
1日目:明洞のホテルに荷物を預けて、明洞餃子 本店でカルグクスの昼ごはん。午後は景福宮へ行き(冬は17:00まで、最終入場16:00)、夕方は広蔵市場の屋台で早めの夕食。帰りは清渓川の川沿いを西へ歩いて、明洞のホテルへ戻ります。
2日目:チェックアウトして荷物をホテルに預けたら、聖水へ。朝8時(土日は9時)から開く工場跡のカフェcafe onion 聖水店で朝ごはんを食べて、ソウルの森を散歩。聖水の店が開く11時ごろからは買い物と昼ごはんにして、14時ごろ明洞へ戻ります。荷物を受け取り、17時ごろ明洞を出て金浦空港へ。
景福宮は火曜日が休みなので、火曜に当たる日は昌徳宮(チャンドックン)に替えます。時間ごとの回り方と、行く場所それぞれの見どころはソウル1泊2日モデルコースで紹介しています。
ソウルの森の入口
釜山で1泊2日なら、1日目は西面のホテルに荷物を預けて南浦の市場、2日目は海雲台の海辺へ、という分け方ができます。海雲台の回り方は海雲台の観光ガイド、ほかのエリアは釜山3泊4日モデルコースを参考にしてください。
釜山の広安里(クァンアンリ)ビーチと広安大橋
出発前の準備
入国の手続きは、1泊2日でも長い旅行と同じです。
- K-ETA(電子渡航認証)は日本人なら2026年12月31日まで免除 → 韓国の入国手続き
- 電子入国申告(e-Arrival Card)は到着の3日前から無料で出せます → e-Arrival Cardの書き方
- 地下鉄・バス用の交通カード → 交通カードの選び方
よくある質問
Q. 韓国1泊2日で、ソウルのどこまで回れますか? 1日目に明洞と景福宮、夕方の広蔵市場、2日目に聖水、くらいが無理のない範囲です。朝の便で着き、2日目は最終便で帰る組み合わせなら、宮殿・市場・カフェ・買い物を一通り入れられます。
Q. 1泊2日なら、日帰りよりどれくらい高くなりますか? 標準的な使い方で、日帰りが約3.9万円、1泊2日が約4.6万円です。航空券は日帰りでも1泊でもほとんど変わらないので、増えるのは主に宿代と2日目の食事代です。
Q. 金曜の夜に出て、土曜に帰ることはできますか? できます。羽田19:30発のJAL便で金浦に22:05に着き、翌日の金浦19:55発で帰れば、土曜はまるごと1日ソウルで使えます。関西なら19:50発のPeachで仁川21:50着、帰りは翌日21:00〜21:05発の便があります。
Q. 1泊2日で釜山と慶州の両方に行けますか? 1泊2日なら、どちらかひとつに絞るのがおすすめです。慶州は釜山からKTXで約30分ですが、駅から観光地までバスで移動するので、見て回るのに丸1日かかります。慶州だけで1日使う回り方は釜山から日帰りの慶州モデルコースで紹介しています。
写真提供:Christian Bolz(CC BY-SA 4.0)、Masterhatch(CC BY-SA 4.0)/Wikimedia Commons
韓国で、行きたい場所が見つかる。