【2026年最新】韓国旅行3泊4日モデルコース|ソウル+釜山をKTXで、またはソウル+水原日帰りの2プラン

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【2026年最新】韓国旅行3泊4日モデルコース|ソウル+釜山をKTXで、またはソウル+水原日帰りの2プラン

ソウルに2泊してKTXで釜山へ抜けるか、ソウルに3泊して水原へ日帰りするか。4日間の2つの回り方を、宿の場所と到着時間別の1日目、雨の日の代わりまで紹介します。

朝9時前のソウル駅。KTXのホームから青と白の車両が出ていき、2時間半ほどで釜山(プサン)に着きます。昼ごはんを食べたら、海雲台(ヘウンデ)の海沿いを走る小さなカプセルへ。同じ日の夕方、ソウルから電車で1時間の水原(スウォン)では、城壁の楼閣に明かりがともりはじめます。

ソウル駅のホームに停まるKTX-山川

3泊4日あると、ソウルの中心を2日でゆっくり回っても、まだ2日残ります。この残りの2日の使い方で、旅の形はふたつに分かれます。

  • プランA ソウル+釜山:ソウルに2泊、3日目にKTXで釜山へ移って1泊。最後は釜山の金海(キメ)空港から帰ります。
  • プランB ソウル+日帰り:ソウルに3泊して、3日目は水原華城へ日帰り。最終日は南大門市場で買い物をしてから空港へ。

迷ったら、海が見たいならA、ホテルを動かしたくないならB。どちらも1日目と2日目は同じで、ソウルの宮殿と市場を回ります。

日数で選ぶ:日帰り|1泊2日|2泊3日|3泊4日(この記事)

韓国3泊4日モデルコースのソウルの地図。1日目は明洞餃子 本店とNソウルタワー、2日目は景福宮、北村韓屋村、広蔵市場、プランBの4日目は南大門市場とカメコル 南大門本店。宿は明洞 番号は回る順番。赤が1日目、青が2日目、緑がプランBの4日目。プランBの3日目に行く水原は、ソウルから電車で1時間ほどの地図の外です。地図データ:© OpenStreetMap contributors をもとに作成

泊まるところ|ソウルは明洞、釜山に1泊するなら西面

ソウルの宿は、どちらのプランも明洞(ミョンドン)がおすすめです。明洞駅からソウル駅までは4号線で2駅・約4分。KTXも、水原へ行く1号線も、空港鉄道も、ソウル駅から出ます。仁川空港からはリムジンバス6015番が明洞まで乗り換えなしで走ります。

プランAで釜山に泊まる1泊は、西面(ソミョン)に。KTXの釜山駅から1号線で6駅・約12分、3日目に行く海雲台へは2号線で乗り換えなし、4日目の南浦洞(ナンポドン)へは1号線で約16分、金海空港へも40〜50分です。釜山に着いたらまず西面のホテルに荷物を置き、身軽になってから海へ向かいます。

プランBは3泊とも明洞の同じホテルで大丈夫です。水原へは1号線で行けて、帰りが夜になっても乗り換え1回で戻れます。

1日目・2日目|ソウルの中心は、2泊3日コースのとおりに

最初の2日間は、ソウル2泊3日モデルコースの1日目と2日目をそのまま使えます。2日目に景福宮(キョンボックン)から北村、広蔵市場まで、鍾路(チョンノ)をひと続きに歩く流れです。ここでは1日目の分け方だけ短くまとめます。

早く着いた人(11〜15時に明洞へ)

荷物をホテルに預けて、明洞餃子 本店でカルグクス(₩12,000)の昼ごはん。いったんホテルで休んでから、夕方に南山ケーブルカーでNソウルタワーへ上がり、日の入りから夜景に変わるまでを見ます。10月上旬の日の入りは18時ごろ、11月は17時15〜35分ごろ。

夕方のケーブルカーは、週末だと40分〜1時間以上並ぶことがあります。日の入りの1時間半前には乗り場に着いておきましょう。乗り場は明洞駅3番出口から坂を上って7〜8分、坂がつらければ4番出口側の斜行エレベーター「南山オルミ」(無料)を。運賃は往復₩15,000で、現地払いのみです。列が長すぎる日は、忠武路駅2番出口近くから出る南山循環バス01A・01Bでも山頂まで行けて、交通カードで乗れます。

山頂の広場や展望スペースは無料。屋内の展望台に上がるなら大人₩29,000です。下りのケーブルカーにも列ができるので、帰りはバスか、明洞まで歩いて下りるほうが早いこともあります。

遅く着いた人(20〜22時に明洞へ)

チェックインしたら、明洞のメイン通りの屋台をのぞいて、22時30分まで開いているOLIVE YOUNG 明洞タウン店へ。パスポートを見せて₩15,000以上買えば、その場で免税分が引かれます。1日目はそれで十分です。

空港からの行き方は仁川空港からソウル市内へと金浦空港ガイドに、交通カードはソウルの交通カードの選び方にまとめています。1日目と2日目の雨の日の代わりの予定(ロッテ百貨店 本店、国立古宮博物館など)と、景福宮が休みの火曜の回り方も、2泊3日コースに書いてあります。

プランA 3日目|KTXで釜山へ、午後は海雲台から夕暮れのヨットまで

3日目の朝、明洞のホテルをチェックアウトしてソウル駅へ。8〜9時台のKTXに乗れば、釜山駅には昼ごろに着きます。午後は海雲台の海沿いを東から西へ進み、日の入りの時間にヨットで海へ出て、夜は広安里(クァンアルリ)で夕食。釜山のいちばん釜山らしい景色を、半日にまとめた日です。

KTXはソウル駅から釜山駅まで2時間20分前後から、大人の一般室で₩54,400です。予約は乗る日の1か月前の朝7時から、日本のクレジットカードでできます。週末や連休は早めに埋まるので、日程が決まったら先に取っておきましょう。予約の手順と駅での乗り方はソウル〜釜山のKTXガイドに、写真つきでまとめています。

ヨットとスカイカプセルも予約制です。KTXと一緒に、この2つも先に押さえておきます。

🚇 釜山駅から:1号線で西面駅まで6駅・約12分。ホテルに荷物を預けてから昼ごはんへ。

プランAの釜山の地図。3日目は西面の松亭3代クッパ、海雲台ブルーラインパーク、THE BAY 101、広安里ビーチ、4日目は南浦洞のチャガルチ市場、国際市場、ハルメ・カヤ・ミルミョン。宿は西面 番号は回る順番。赤がプランAの3日目、青が4日目。下は南浦洞を大きくしたものです。地図データ:© OpenStreetMap contributors をもとに作成

松亭3代クッパ西面のクッパ横丁で、1946年からの一杯

松亭3代クッパ

西面市場の一角、デジクッパ(豚肉のスープご飯)の店が向かい合う路地で、1946年から続く店です。店名のとおり3代にわたって受け継がれ、厨房の奥には大きな釜が並んでいます。

デジクッパは₩9,500。スープにはほとんど塩気がないので、まずそのままひと口飲んでから、タデギ(唐辛子の薬味だれ)とセウジョッ(アミの塩辛)を少しずつ溶かします。キムチやニラの和え物はセルフバーから好きなだけ。肉をしっかり食べたいなら、ゆで豚にご飯とスープが付くスユク定食(₩12,000)を。

スユクを囲む一人分の膳 ニラやキムチが並ぶセルフバー 大きな釜が並ぶ厨房 赤いひさしが続くクッパ横丁の店先

スープは白く濁っていても軽く、豚の臭みはほとんどありません。そのぶん濃厚な豚骨スープを想像していると薄く感じます。混む時間は料理がぬるかったり、応対がそっけなかったりすることも。辛いのが苦手なら、注文のときにタデギ抜きと伝えておきましょう。

西面駅1番出口から徒歩約3分 · ほぼ24時間営業(毎日2:30〜4:30は休憩)· 旧正月・秋夕は前日8:00〜翌日8:00休業

🚇 次へ:西面駅から2号線で中洞(チュンドン)駅まで約35分。7番出口から尾浦(ミポ)停留場まで徒歩10〜15分です。

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海雲台ブルーラインパーク行きはスカイカプセル、帰りは海辺列車で

海雲台ブルーラインパーク

尾浦から青沙浦(チョンサポ)、松亭(ソンジョン)まで、海岸沿いの線路を走る観光列車と、その上の高架レールを進む小さなカプセルがあります。午後から動くこの日は、尾浦からスカイカプセルで青沙浦へ約30分、帰りは海辺列車で尾浦に戻る短い往復にしましょう。上から見た海を、帰りは低い車窓から見られます。

高架レールを進むオレンジのカプセル カプセルの前窓から見るレール 海沿いに延びる二段の線路 尾浦停留所の駅舎

スカイカプセルは片道1台で2人₩50,000(3人₩55,000、4人₩60,000)。公式サイトでは毎週火曜の7:00に4週間後の分が発売され、当日券は少なめです。海辺列車は青沙浦発の1回券が₩8,000。予約した時刻の10分前には乗り場へ着いておきましょう。大雨や台風の日は止まります。

予約はブルーラインパークの予約ページ(英語)から。日本語の画面はなく、チケットはメールかカカオトークで届きます。スカイカプセルの料金は2026年5月に上がり、上の金額が今の料金です。釜山だけで3泊4日を過ごすコースでは、朝の海東龍宮寺からこの列車につないでいます(釜山3泊4日モデルコース)。

尾浦停留場は中洞駅7番出口から徒歩10〜15分 · 海辺列車は9:00から、スカイカプセルは8:30から(終了時刻は季節で変わります)· 年中無休

🚶 次へ:尾浦停留場の前が海雲台ビーチの東の端です。砂浜を西へ歩いて冬柏島(トンベクソム)へ(約1.5km)。島の海沿いのデッキを回ると、反対側がヨット乗り場のあるTHE BAY 101です。

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THE BAY 101ヨットツアー日が沈む時間に、広安大橋の下へ

THE BAY 101ヨットツアー

冬柏島の横にあるTHE BAY 101から、ほかの乗客と乗り合わせる双胴船が出ています。冬柏島、海雲台の浜、広安大橋、広安里の浜を回ってマリンシティの前に戻る、約50分のコースです。

広安大橋の向こうに沈む夕日 海から見るマリンシティの高層ビル 木のベンチが付いた船首デッキ 夜のTHE BAY 101と桟橋

出航は11:00〜22:00の毎正時で、大人は日中(16:00まで)₩24,000、サンセット&ピーク(18:00・19:00・20:00)₩45,000、夜間(21:00・22:00)₩40,000。9〜10月は18時の便が夕焼けに重なりやすく、11〜2月は18時便だと日が沈んだあとの夜景になります。冬に夕焼けを見たいなら16時の便を。

サンセットの便は1〜2週間前には予約しておきましょう。予約はTHE BAY 101ヨットの予約ページ(英語)から。当日は乗船の30分前までにチケット売り場へ行き、パスポートを見せて乗船券に替えます(スマートフォンのパスポート画像でも大丈夫)。当日のキャンセルは返金されません。波の高い日は双胴船でも揺れるので、船酔いが心配なら酔い止めを持っていきます。

冬柏駅(2号線)1番出口からTHE BAY 101内のチケット売り場へ · 11:00〜22:00の毎正時に出航(約50分)· 大人₩24,000〜₩45,000 · 事前予約制

🚇 次へ:冬柏駅から2号線で広安駅まで5駅・約10分、3番出口から浜まで徒歩約10分。

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広安里ビーチさっき海から見た橋を、今度は浜から

広安里ビーチ

砂浜の正面いっぱいに広安大橋が延びるビーチです。浜沿いの道にはカフェやレストランが並び、民楽(ミンラク)水辺公園の方へ歩くと刺身の店も集まっています。夕食はこのあたりで。暗くなると橋に明かりがともり、浜を歩く人が増えていきます。

夕焼けの海と広安大橋 青く灯る夜の広安大橋 窓越しに見える海と広安大橋 弧を描く砂浜と海沿いの街

土曜の夜には、広安大橋を背景にドローンショーが行われることがあります。ショーの日は浜も道路もかなり混むので、帰りはタクシーより地下鉄が早いです。広安里で焼肉にするなら、釜山の焼肉特集に広安里の店も載せています。

広安駅(2号線)3番出口 · 24時間・無料 · 年中無休

🚇 ホテルへ:広安駅から2号線で西面へ10駅・約20分。

3日目に雨や強風でヨットが出ない日は、海雲台の浜の東の端に立つBUSAN X the SKYへ。100階の展望台から、海雲台の浜と広安大橋まで見下ろせます(大人₩29,000、10:00〜21:00)。大雨の日は、スカイカプセルも海辺列車も止まることがあるので、早めにホテルのある西面に戻って、夜は西面で過ごしましょう。

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プランA 4日目|南浦洞の市場を歩いて、金海空港から帰る

最終日は、港町の南浦洞へ。チャガルチ市場の魚、国際市場の雑貨、冷たいミルミョンの昼ごはんと、釜山の下町をお昼まで歩いてから空港へ向かいます。15時以降の便なら、このまま回れます。

🚇 ホテルから:チェックアウトして荷物はフロントに預け、西面駅から1号線でチャガルチ駅まで9駅・約18分。

チャガルチ市場1階で魚を眺めて、屋上から港を

チャガルチ市場

港に面した建物の1階に、活魚やカニ、貝の水槽がずらりと並ぶ市場です。選んだ魚介は2階の食堂で刺身や蒸し物にしてもらえ、屋上には港を見渡す展望台もあります。建物の外には干した魚や露店の通りが続きます。

箱に並ぶ生きたカニ 殻付きの貝やアワビが並ぶ売り場 干して吊るされた魚 漁船が並ぶ南港と影島

この日は昼にミルミョンを食べるので、市場は見て歩くだけでも十分です。2階で食べるなら、魚介の代金に席料や調理代が加わることがあるので、注文の前に「合計でいくらか」を聞いておきましょう。通路の呼び込みは強めですが、すぐに決めずに何軒か比べてかまいません。

南浦駅2番出口から徒歩3分 · 5:00〜22:00(最終入場21:00)· 毎月第1・第3・第5火曜、旧正月・秋夕の当日と翌日は休み

🚶 次へ:国際市場まで、北へ歩いて5分ほど。

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国際市場鍋から古着まで、迷路のような万物市場

国際市場

1945年の解放後、残された物資の取引から始まった市場です。1〜6工区に、古着、厨房用品、工具、雑貨の店がぎっしり並び、映画『国際市場で逢いましょう』の舞台にもなりました。

緑のアーチ屋根が続く市場通路 カゴバッグや布小物を並べた店 包丁が並ぶ厨房用品の店 映画のロケ地になった雑貨店コップニネ

食べ歩きより買い物の市場です。帰る日なので、器やカゴバッグ、ちょっとした雑貨など、スーツケースに入る大きさのものに絞って歩きましょう。市場の南側のBIFF広場の通りには屋台が並び、ナッツを詰めて揚げ焼きにしたシアッホットクが食べられます。

日曜は休みの店が多いので、4日目が日曜なら国際市場は省いて、チャガルチ市場から昼ごはんへ向かいましょう。

チャガルチ駅7番出口から徒歩5分 · 9:00〜20:00(店舗により異なります)· 日曜休み

🚶 次へ:ハルメ・カヤ・ミルミョンまで、光復路の方へ歩いて約5分。

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ハルメ・カヤ・ミルミョン釜山の最後の昼ごはんは、冷たいミルミョン

ハルメ・カヤ・ミルミョン

ミルミョンは、小麦粉とでんぷんの麺を冷たい肉だしで食べる釜山の麺料理です。冷麺より硬くなく、やわらかさと弾力の両方がある麺。汁ありのミルミョンも、甘辛いタレで和えるビビンミョンも₩8,000です。

赤いタレと胡瓜の冷麺 箸で持ち上げたミルミョンの麺 断面を見せた手作りマンドゥ カタカナ表記もある赤い看板

2人なら1杯ずつ頼んで食べ比べ、手作りのワンマンドゥ(4個₩6,000)を添えるのが定番です。まず何も足さずにひと口、それから酢とからしを少しずつ。スープは甘酸っぱく、濃いだしを期待すると薄く感じるかもしれません。注文は席で先払いで、回転は速めです。

南浦駅1番出口から徒歩5分 · 毎日10:30〜21:30 · 年中無休

金海空港への帰り方

南浦駅から1号線で西面へ戻り(8駅・約16分)、ホテルで荷物を受け取ります。西面から空港までは、2号線で沙上(ササン)へ8駅・約16分、釜山-金海軽電鉄に乗り換えて3駅・約6分。乗り換えの歩きを入れて40〜50分を見ておきましょう。国際線は出発の2時間前に着くつもりで。乗り場は金海空港ガイドにまとめています。

午前の便なら、4日目は観光を入れずに西面から空港へ。そのぶん3日目の夜は、広安里でゆっくり過ごしましょう。4日目に雨が降ったら、チャガルチ市場の建物の中と、アーケードのある国際市場の通路だけを歩いて、早めに昼ごはんにすれば濡れずに済みます。

行きの便と帰りの便、別々の空港で

プランAは、行きはソウル(仁川か金浦)、帰りは釜山の金海という航空券になります。LCCは片道ずつ買えるので、行きと帰りを別の航空会社にしても大丈夫です。金海空港からは、成田・関西・中部・福岡・新千歳などへの直行便があります。釜山から入ってソウルから帰る逆回りもできます。その場合は1日目に南浦洞、2日目に海雲台と広安里を回り、3日目の朝にKTXでソウルへ。ソウルでは2泊3日コースの2日目(鍾路)と最終日を組み合わせましょう。

ソウルに3泊したまま釜山へ日帰りすることもできますが、KTXの往復だけで5時間ほど、運賃も₩108,800かかります。釜山で使えるのは6〜7時間なので、海雲台か南浦洞のどちらかに絞ることになります。せっかく行くなら、1泊するほうが釜山の夜まで楽しめます。

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プランB 3日目|水原華城へ日帰り、夕暮れの城壁まで

プランBの3日目は、ソウルから電車で1時間ほどの水原へ。世界遺産の水原華城は、全長約5.7kmの城壁が街の中をぐるりと囲む城郭です。昼に名物の水原カルビを食べ、午後に宮殿と城壁を歩き、日が暮れて城壁に明かりがともるまで過ごします。

華城行宮の瓦屋根と水原の街並み

🚇 ホテルから:10時ごろ明洞駅を出て、4号線でソウル駅へ(2駅・約4分)。1号線に乗り換えて水原駅まで普通で約1時間、急行なら40〜55分です。交通カードで乗れて、予約はいりません。座って行きたいなら、ソウル駅から水原駅まで約35分の在来線(ITX・ムグンファ号)もあり、こちらは乗車券を買って乗ります。

カボジョン水原カルビの大型店で、スタッフが焼いてくれる昼ごはん

カボジョン

水原カルビの代表格といえる大型店です。1992年に創業し、3棟に60ほどの個室があります。創業者は2021年に、カルビ焼きの分野で初めての「大韓民国食品名人」に選ばれています。牛カルビは店のスタッフが炭火で焼いてくれます。

網の上の味付けカルビ 焼き台を囲む小皿のパンチャン 甘辛いたれのヤンニョムケジャン レンガ色の大きな店舗ビル

おすすめは韓牛味付けカルビ(270g・₩79,000)。山椒をほんの少し使った味付けが肉の奥までしみていて、たれをつけなくてもそのまま食べられます。平日なら、11:30〜15:00のランチ定食が手ごろです。韓牛味付けカルビ定食は135gで₩45,000、テンジャンチゲとご飯が付きます。肉を頼むと、ヤンニョムケジャン(ワタリガニの甘辛和え)まで10皿以上の小皿が並びます。

平日の昼は開店前から人が集まり、休日は30分〜1時間待つことも。順番待ちの番号札は2館の入口で発券します。混む時間は、最初だけ焼いてスタッフが離れてしまうこともあるので、焼き加減が気になったら声をかけましょう。ランチ定食は土日・祝日にはありません。

水原駅からタクシーで15分ほど(水原市庁駅6番出口から徒歩約24分)· 月〜金11:30〜21:30、土11:00〜22:00、日11:00〜21:30 · 定休日なし · 平日ランチ定食は15:00まで

🚕 次へ:華城行宮まではタクシーで10分ほど。

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水原華城宮殿を見てから城壁を北へ、楼閣に明かりがともるまで

水原華城

朝鮮王朝第22代の王・正祖(チョンジョ)が、1796年に完成させた城郭です。城壁の内側にも外側にも住宅や市場、カフェが続き、街の中を城壁が通っています。城郭そのものは無料で、24時間歩けます。

7つのアーチの水門・華虹門 蓮池越しの訪花随柳亭 夜空に浮かぶ城上の楼閣

13:30 華城行宮:まずは城の中心、王が水原に来たときに泊まった宮殿へ。ここだけは大人₩2,000の入場料がかかり、韓服を着ていれば無料です。1時間ほどで回れます。正門の前では伝統武芸の公演「武芸24技」があり、火〜日曜の11時、土日は14時にもあります(月曜は休み。予定は水原文化財団の公演ページで確かめてください)。行宮のまわりの行宮洞(ヘングンドン)にはカフェが多く、城壁を歩く前のひと休みにちょうどいい場所です。

15:30 長安門から城壁を東へ:行宮から北へ15分ほど歩くと、華城の正門・長安門(チャンアンムン)です。ここから城壁沿いを東へ進むと、7つのアーチの下を川が流れる水門・華虹門(ファホンムン)、その先の高台に訪花随柳亭(パンファスリュジョン)があります。長安門から訪花随柳亭までは歩いて15分ほど。下の池のまわりの芝生に座って、日が傾くのを待ちましょう。

17:30 夕暮れの楼閣:日が暮れると、城壁や楼閣に明かりが入ります。10月上旬の日の入りは18時ごろ、10月下旬は17時40分ごろ。訪花随柳亭のあたりで、昼から夜へ変わる景色を見てから夕食に向かいます。

全部を一周すると約5.7kmあり、西側の八達山(パルダルサン)は坂と階段が続きます。日帰りなら北側の区間だけで十分です。城壁沿いは日陰が少ないので、夏は日傘と飲み物を、冬は防寒をしっかり。

2026年は11月1日まで、金〜日曜と祝日に華城行宮の夜間開場(18:00〜21:30、入場は21:00まで)があります。週末に行くなら、夕食のあとに夜の宮殿を歩くこともできます。料金と時間は水原文化財団の観覧案内で確かめてください。

水原駅からタクシーで約10分(華城行宮・長安門)· 城郭は24時間・無料 · 華城行宮 9:00〜18:00(入場は17:00まで)・大人₩2,000(韓服着用で無料)· 年中無休

🚶 次へ:訪花随柳亭から水原川沿いに南へ歩いて15分ほどで、トンダク通りです。

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メヒャントンダクトンダク通りの元祖で、大釜で揚げた丸鶏を

メヒャントンダク

1970年創業。この店のまわりに鶏料理の店が増えて、水原のトンダク(丸鶏の揚げ物)通りができました。衣を付けない生の丸鶏を、大釜でそのまま揚げます。

はさみで切り分ける揚げ鶏 鶏料理とトッポギの食卓 窓際の席の丸鶏と生ビール 赤い扉とメヒャントンダクの看板

頼むのは丸鶏1羽(₩21,000)。運ばれてくると、スタッフがはさみで食べやすく切り分けてくれます。皮はパリッとして、身はあっさり。鶏の砂肝の揚げ物も一緒に付いてきます。辛いものが平気なら、トッポギを添えて生ビールと。

週末や近くで催しがある日は、20〜40分待つことがあります。基本の注文は丸鶏1羽なので、2人以上で行くのがちょうどいい量です。水曜は定休日。水曜に当たったら、同じ通りに並ぶほかのトンダクの店を選びましょう。

華城行宮の広場の向かい、トンダク通りの入口 · 11:30〜23:00(土日は22:30まで、LO 平日22:30/土日22:00)· 水曜休み · 予約可

🚕 ソウルへ:トンダク通りから水原駅までタクシーで10分ほど。1号線でソウル駅まで約1時間、4号線に乗り換えて明洞へ。

水原の行宮洞で昼ごはんにするなら、熟成キムチでユッケを巻いた巻き寿司が名物のMUMUOKもあります。こちらは平日でも長く待つことがあり、15:00〜17:00は休憩です。

3日目に雨が降ったら、城壁歩きはやめて、ソウル市内の屋内で過ごしましょう。蚕室(チャムシル)のロッテワールドアドベンチャーは屋内のテーマパークで、隣のロッテワールドモールとあわせて1日過ごせます。三成(サムソン)のCOEXモールなら、吹き抜けのピョルマダン図書館やCOEXアクアリウムまで、地下でつながっています。

水原の代わりに、ここへ日帰りする手も

  • エバーランド:ソウルから約1時間のテーマパーク。明洞や弘大から予約制のシャトルが出ていて、行くなら丸1日です。チケットとパンダの話はエバーランド完全ガイドに。
  • 全州韓屋村:龍山(ヨンサン)駅からKTXで1時間半〜2時間弱。約700棟の韓屋が並ぶ街で、ビビンバを食べて韓服で歩きます。日帰りなら朝早めに出ましょう。回り方は全州観光ガイドへ。
  • DMZ(臨津閣):北との境に近い坡州(パジュ)の臨津閣は、自由の橋や望拝壇を無料で見られる場所です。電車は文山(ムンサン)駅での乗り換えが必要で本数も少なく、第3トンネルなど民間人の立ち入りが制限される区域はパスポートを持ってツアーで入るのが一般的です。
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プランB 4日目|南大門市場で最後の買い物、ソウル駅から空港へ

最終日は、明洞のホテルから歩いて行ける南大門(ナムデムン)市場へ。朝から開いている市場で、韓国海苔やあかすりタオル、器を探します。お昼に王マンドゥを食べたら、ホテルで荷物を受け取ってソウル駅から空港へ。2泊3日コースの最終日(聖水とロッテマート)とは違う、ソウル駅の東側だけで完結する半日です。

🚶 ホテルから:荷物はフロントに預けて、明洞から歩いて10〜15分。地下鉄なら4号線で隣の会賢(フェヒョン)駅、5番出口のすぐ前が市場です。

南大門市場1414年から続く市場で、配るおみやげを

南大門市場

始まりは1414年。いまは約1万の店と露店がひしめく市場で、服から食器、民芸品、食品まで並びます。広すぎて迷うのが当たり前なので、何を買うかを決めてから歩くのがコツです。

あかすりタオルと石けんの棚 棚に重なる色とりどりの小皿 カラフルなあかすりミトン カルグクス横丁の入口

配るおみやげなら、軽いあかすりタオルやミトン、産地やごま油の風味が違う韓国海苔を。食器の商街では、ステンレスの平たい箸とスプーン(スジョ)や小皿を1枚ずつ選べます。韓国の子ども服の多くがここから出ていて、F棟・G棟には子ども服の商街が集まっています。卸売中心の店もあるので、1着から買えるか先に聞いておくと安心です。

多くの店は月〜金9:00〜17:00、土曜は14:00ごろまでで、日曜は休みの店が多くなります。4日目が日曜なら、日曜も開くカフェの多い聖水(ソンス)へ行くほうが楽しめます。市場の西側には、ソウルの城郭の南の正門だった崇礼門があり、火〜日曜の10:00には門を開く儀式があります。

会賢駅5番出口から徒歩1分 · 多くの店は月〜金9:00〜17:00、土9:00〜14:00 · 日曜休みの店が多い(商街ごとに異なります)

🚶 次へ:市場の中を歩いて、カメコルの黄色い看板へ。会賢駅5番出口から徒歩約1分です。

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カメコル イェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクス 南大門本店ピンクの箱で知られる、こぶし大の王マンドゥ

カメコル イェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクス 南大門本店

南大門市場を歩いていると、ピンク色の箱を提げた人とよくすれ違います。中身はたいてい、この店の王マンドゥ。1978年に始まったマンドゥの店で、握りこぶしほどの蒸しマンドゥは、中華まんのように厚い皮がもっちりしています。

カルグクスと王マンドゥの食卓 キムチ王マンドゥの断面 湯気立つ小豆餡のチンパン 王マンドゥを入れたピンクの箱

食事の席は2階で、店内用の王マンドゥは肉・キムチともに4個₩5,500。半分ずつにもできます。迷ったら、ピリッとして酸味のあるキムチ王マンドゥを。煮干しだしの手打ちカルグクス(₩7,000)と合わせれば、昼ごはんになります。持ち帰りは10個₩12,000からピンクの箱に入るので、空港へ向かう前のおやつにしても。

持ち帰りの列も店内の列も長く、2階へ上がる階段は狭くて急です。大きな荷物を持ったままだと上り下りが大変なので、スーツケースはホテルに預けたまま来ましょう。日曜は休みです。

会賢駅5番出口から徒歩約1分 · 8:00〜20:00 · 日曜休み

空港への帰り方

昼ごはんのあとは明洞のホテルで荷物を受け取り、4号線でソウル駅へ(2駅・約4分)。仁川空港へは空港鉄道(AREX)の直通列車で第1ターミナルまで43分、第2ターミナルまで51分です。金浦空港へは一般列車で約22分。仁川から大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)・ジンエアーなどで帰るなら、直通列車(₩13,000)の乗車券でソウル駅地下2階の都心空港ターミナルが使えます。搭乗手続きと出国審査をここで済ませられ、受付は19:00まで、出発の3時間前(第2ターミナル発は3時間20分前)が締め切り。PeachやZIPAIRは対象外です。

午前の便なら、南大門市場には寄らずにまっすぐ空港へ。4日目に雨が降ったら、市場の中のアーケードと地下の輸入商街を中心に歩き、早めに空港へ向かいましょう。

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休館日と休業日のチェックリスト

旅の曜日が決まったら、当たる休みだけ拾って、その日の予定を入れ替えましょう。

  • 景福宮:火曜休み/昌徳宮:月曜休み(1日目・2日目)
  • チャガルチ市場:毎月第1・第3・第5火曜、旧正月・秋夕の当日と翌日は休み
  • 国際市場:日曜休み(店ごとに異なります)
  • 松亭3代クッパ:旧正月・秋夕は前日8:00〜翌日8:00休業
  • スカイカプセル・海辺列車・ヨット:大雨・強風・台風で運休・欠航あり(ヨットは当日キャンセル返金なし)
  • 華城行宮:年中無休。武芸24技の公演は月曜休み、夜間開場は2026年11月1日までの金〜日曜・祝日
  • カボジョン:平日ランチ定食は15:00まで(土日・祝日はなし)
  • メヒャントンダク:水曜休み
  • 南大門市場:日曜休みの店が多い/カメコル 南大門本店:日曜休み
  • 崇礼門:月曜休館

4日間の早見表

日 プランA ソウル+釜山 プランB ソウル+日帰り
1日目 明洞・南山(2泊3日コースの1日目) 同じ
2日目 鍾路の宮殿と市場(2泊3日コースの2日目) 同じ
3日目 KTXで釜山→クッパ→スカイカプセル→海雲台ビーチ→夕暮れヨット→広安里(西面泊) 水原:カルビ→華城行宮→長安門→訪花随柳亭の夕暮れ→トンダク(明洞泊)
4日目 チャガルチ市場→国際市場→ミルミョン→金海空港 南大門市場→王マンドゥ→ソウル駅から空港

3泊4日の費用と、格安にする・ツアーで行くなら

3泊4日の費用は、航空券とホテルを含めて1人およそ5.3万円(節約)〜8.6万円(標準)が目安です。プランAはここにKTXの片道₩54,400が加わります。内訳と節約のコツは韓国旅行の費用ガイドにまとめています。

このコースで安く回るなら、移動費のかからないプランBです。水原への往復は交通カードで乗る1号線なので、KTXの運賃がまるごと浮きます。プランAで行くなら、LCCの片道航空券を行きと帰りで比べ、KTXは1か月前の予約開始に合わせて取っておきましょう。

航空券とホテルがセットになったフリープラン型のツアーでも、このコースはそのまま使えます。ソウル発着のツアーならプランB。プランAで回るなら、行きをソウル、帰りを釜山にできるツアーかどうかを予約の前に確かめてください。DMZは自分で行ける範囲が限られるので、ソウル発の日帰りツアーを使う人がほとんどです。

編集部より:広告費は受け取らず、編集部が本当におすすめできる場所だけを選びました。気になる点もそのまま載せています。営業時間・料金は2026年10月時点の情報です。

よくある質問

Q. 初めての韓国で3泊4日なら、ソウルだけと釜山も行くのとどちらがいいですか? ソウルの宮殿や市場、買い物をゆっくり楽しみたいならソウルだけ(プランB)、海の景色も見たいならソウル+釜山(プランA)です。プランAはKTXの移動に3時間ほど使い、ホテルも一度移ります。荷物を動かしたくない人や小さな子ども連れなら、プランBのほうが疲れにくい旅になります。

Q. ソウル→釜山の移動はKTXと飛行機、どちらがいいですか? KTXがおすすめです。ソウル駅から釜山駅まで2時間20分前後から、空港での手続きや市内への移動がいりません。予約は乗る日の1か月前の朝7時から、日本のクレジットカードでできます。

Q. 水原華城は半日でも回れますか? 華城行宮と長安門まわりだけなら半日でも回れます。ただ、ソウルからの往復に2時間ほどかかるので、夕暮れの城壁まで見るなら、この記事のように昼前に出て夜に戻る1日の予定がおすすめです。

Q. 3泊4日でも、仁川と金浦のどちらに着くかで予定は変わりますか? 金浦なら明洞まで1時間弱、仁川なら1時間〜1時間半ほど見ておきます。到着が15時を過ぎるなら「遅く着いた人」の1日目にしましょう。

写真提供:bryan...(CC BY-SA 2.0)、De-Shao Liu(CC BY-SA 4.0)/Wikimedia Commons

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