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【2026年最新】韓国のタコ料理ガイド|ナクチ・チュクミ・ナッコプセ・サンナクチの違いと食べ方、ソウル・釜山のおすすめ12選
韓国のタコ料理は、ナクチ(テナガダコ)とチュクミ(イイダコ)が主役。ナッコプセやサンナクチの違い、辛さと値段、踊り食いの安全な食べ方から、ソウルと釜山のおすすめ12軒まで紹介します。
鉄板の上で、真っ赤なたれをまとったタコがじゅうじゅう音を立てています。韓国では、タコは「辛くして、ご飯と食べる」料理。会社帰りの人が汗をふきながらナクチポックム(タコの辛い炒め物)をかきこむ光景は、ソウルの夜の定番です。
ソウル・清渓川沿いのイガンスン・シルビチッのナクチポックム。
ただ、韓国のタコ料理は辛い炒め物だけではありません。生きたタコを刻んで食べるサンナクチ、澄んだスープで煮るヨンポタン、釜山名物のナッコプセ。タコの種類も、日本でおなじみのマダコより、テナガダコとイイダコが主役です。
この特集では、まずタコの種類と料理の違い、辛さと値段、踊り食いの食べ方をまとめて、後半でソウルの7軒と釜山の2軒を紹介します。
ジェイのおすすめ
初めてなら、タコの種類で選ぶより「辛いのがいいか、辛くないのがいいか」で選ぶと失敗しません。
- 韓国らしい辛さを試すなら、ソウル・鐘閣(チョンガッ)のナクチポックム。辛さを4段階から選べるイガンスン・シルビチッが入りやすいです。
- 辛いものが苦手なら、東大門(トンデムン)の海南ナクチ。ごま油で焼くトゥルチギと、澄んだスープのヨンポタンは辛くありません。
- 弘大(ホンデ)や東大門の観光ついでなら、チュクミ(イイダコ)の鉄板焼き。締めの炒めご飯までが一つの料理です。
- 釜山に行くなら、ナッコプセは外せません。西面(ソミョン)のケミチプなら朝9時から深夜まで、一人でも食べられます。
韓国のタコは3種類|ナクチ・チュクミ・ムノ
韓国語では、タコの種類ごとに名前がはっきり分かれています。メニューを読むときも、この3つを覚えておけば迷いません。
| 韓国語 | 日本語 | 特徴 |
|---|---|---|
| ナクチ(낙지) | テナガダコ | 足が細くて長い。やわらかく、炒め物・踊り食い・スープに。旬は秋 |
| チュクミ(주꾸미) | イイダコ | 20cmほどの小さなタコ。ぷりっと弾力があり、辛い鉄板焼きの定番。旬は春 |
| ムノ(문어) | マダコ・ミズダコ | 大きなタコ。ゆでて薄切りにして食べることが多い |
韓国で「タコ料理」といえば、ほとんどがナクチかチュクミです。ナクチは「ナッチ」とも書かれ、店の看板や日本語メニューでは両方の表記を見かけます。チュクミは店の名前では「쭈꾸미(チュックミ)」と書くことが多いです。
旬も覚えておくと便利です。ナクチは秋(9〜11月ごろ)、チュクミは春(3〜4月ごろ)。春のチュクミは頭に卵がぎっしり入っていて、韓国の人はこの時期を楽しみにしています。もちろん、専門店では一年中食べられます。
小さなナクチを「세발낙지(セバルナクチ)」と呼ぶこともあります。「三本足」ではなく「細い足のナクチ」という意味で、全羅道(チョルラド)の木浦(モッポ)のあたりの名物です。
韓国のタコ料理6品|辛さと値段の目安
値段はソウルの専門店での目安です。釜山は少し安めです。
ナクチポックム(낙지볶음)|辛さ:強い
テナガダコと野菜を、唐辛子とにんにくのたれで炒めた料理。韓国のタコ料理といえば、まずこれです。ソウルの鐘閣・光化門(クァンファムン)のあたり、昔の武橋洞(ムギョドン)の店から広まった料理で、「ムギョドン・ナクチ」という呼び名もあります。

ソウル式はかなり辛く、汁気が少なめ。ご飯や豆もやしと混ぜて食べます。定食やビビンバなら₩11,000〜16,000、2人で分ける大皿は₩26,000〜30,000ほど。釜山のナクチポックムは汁気が多く、辛さは控えめです。
チュクミポックム(쭈꾸미볶음)|辛さ:やや強い
イイダコを辛いたれで炒める料理。テーブルの鉄板で焼きながら食べる店が多く、豚バラ肉(サムギョプサル)やエビを一緒に入れることもできます。食べ終わったら、残ったたれでご飯を炒めるのがお決まりです。

1人前₩14,000〜15,000で、2人前からの注文が多いです。平日の昼だけ、一人で頼める定食(₩11,000〜12,000)を出す店もあります。辛さはナクチポックムより少し穏やかですが、日本の「中辛」よりは辛いと思っておきましょう。
ナッコプセ(낙곱새)|辛さ:中くらい
ナクチ(タコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(エビ)の頭文字をつなげた名前の、釜山生まれの鍋料理です。甘辛いたれで煮込み、具と汁をご飯にのせて食べます。ホルモンの脂がたれに溶けて、辛さの中にコクが出ます。

釜山では1人前₩11,000〜13,000(ご飯付き)。ソウルにも専門店があり、1人前₩11,000くらいから、2人前の鍋で₩36,000ほどです。ホルモンが苦手なら、タコとエビだけの「ナクセ(낙새)」を選べます。
サンナクチ(산낙지)|辛さ:辛くない
生きたテナガダコをその場で刻んで出す料理です。皿の上で足がまだ動いていて、吸盤が箸や口の中にくっつきます。ごま油に塩を混ぜたたれ(キルムジャン)につけて食べると、くせがなく、こりこりした食感とほんのりした甘みがあります。

細かく叩いたものは「タンタンイ(탕탕이)」と呼ばれ、牛肉のユッケと合わせた「ユッケ・ナクチタンタンイ」も人気です。1皿₩16,000〜23,000ほど。辛くないので、辛いのが苦手な人でも挑戦できます。食べ方の注意は、次の章にまとめました。
ヨンポタン(연포탕)|辛さ:辛くない
テナガダコを、大根やねぎ、ニラなどと一緒に澄んだスープで煮る鍋です。タコは煮すぎると硬くなるので、さっと火を通したところで、店の人がはさみで切ってくれます。だしにタコのうまみが出て、やさしい味です。

2人前₩49,000〜50,000くらいからと少し高めですが、辛い料理が続いて胃を休めたい日にちょうどいい一品です。
ムノスッケ(문어숙회)|辛さ:辛くない
大きなタコ(ムノ)をゆでて、薄く切った料理です。酢コチュジャン(チョジャン)やごま油の塩だれにつけて食べます。慶尚道(キョンサンド)では、法事やお祝いの席によく出る料理です。

旅行者がお店で食べるなら、刺身店や海鮮居酒屋、市場の食堂のメニューになります。1皿₩30,000〜40,000くらい。日本のゆでダコに近い味なので、韓国らしさを求めるならナクチやチュクミがおすすめです。
サンナクチの食べ方と注意点|よく噛めば怖くない
サンナクチは、韓国では普通に食べられている料理です。ただ、刻んでも吸盤はしばらく吸いつく力が残っていて、よく噛まずに飲み込むと、のどに張りついて詰まることがあります。韓国では窒息事故のニュースも出ています。次のことを守れば、怖がる必要はありません。
- ひと口は少しずつ。 箸で2〜3切れだけ取ります。
- 飲み込む前に、しっかり噛む。 口の中で吸いついても慌てず、細かくなるまで噛みます。
- お酒に酔っているときは食べない。 噛む力も、飲み込む注意も落ちます。
- 初めてなら、細かく叩いた「タンタンイ」を選ぶ。 丸ごと1匹を箸に巻いて食べる食べ方は、旅行者は避けたほうが安心です。
- 子どもや高齢の人、飲み込むのが苦手な人は、火を通した料理に。 ヨンポタンやトゥルチギなら同じナクチを安心して食べられます。
もっと小さく切ってほしいときは「チャルゲ ッソロ ジュセヨ(잘게 썰어 주세요=細かく切ってください)」。ごま油のたれは味つけのためのもので、つけたからといって吸いつかなくなるわけではありません。噛むことがいちばん大事です。
辛さが心配な人の注文のコツ
- 辛さを選べる店では、まずいちばん下を。韓国の「普通」は、日本の感覚ではかなり辛いです。
- ケランチム(卵蒸し)や卵焼きを一緒に頼むと、辛さの逃げ場になります。
- エゴマの葉やサンチュで包むと、辛さがやわらぎます。
- 多くの店で、チュクミやナッコプセは「2人前から」です。一人旅なら、1人前の定食がある店を選びましょう。
イガンスン・シルビチッ 本店ムギョドン・ナクチの流れをくむ、辛さ4段階の老舗

鐘閣駅から清渓川(チョンゲチョン)のほうへ歩いて5分。1960年代に武橋洞で辛いナクチポックムを出していた食堂の流れをくむ店で、昔から会社員が通ってきたナクチの専門店です。韓国の料理番組『生活の達人』でも紹介されました。
看板のナクチポックンは、にんにくと粉唐辛子がしっかり効いた一皿。辛さはハス(弱)、チュンス(中)、コス(強)、チェゴス(最強)の4段階で、昔ながらの味はコス。初めてならハスで十分です。チュンスでも汗が出るくらい辛いので、日本の「中辛」のつもりで選ばないほうがいいです。

2人なら、ナクチポックン1皿(2人前₩30,000)にご飯(₩1,000)を。残ったたれをご飯と豆もやしにかけて混ぜると、それだけで一食になります。一人ならナクチポックン定食(₩16,000、ご飯付き)、平日15時までならナクチビビンバ(₩11,000)も。生のナクチ(1匹₩21,000)やサンナクチのヨンポタン(₩49,000〜)もあります。
正直、昔からの常連さんには「味が変わった」と言う人もいて、ナクチの硬さが気になることもあります。貝のスープは値段の割にだしが弱め。それでも、休憩時間なしで夜まで開いていて、一人でも入りやすいのは助かります。
鐘閣駅4番出口から徒歩約5分 · 毎日11:00〜21:00(L.O. 20:30、休憩なし)· ナクチポックン(2人前)₩30,000、定食 ₩16,000、ナクチビビンバ ₩11,000(平日15:00まで)
ソリンナクチ辛いナクチを、ベーコンとソーセージの鉄板に混ぜて

鐘閣駅のそば、ビルの2階にある1959年創業の店です。ここのナクチポックムは、ベーコンとソーセージ、豆もやしの鉄板焼きと一緒に食べるのがお決まり。韓国の人気グルメ番組『ペク・ジョンウォンの3大天王』でも、この二皿の組み合わせが紹介されました。

ナクチポックムは₩26,000、ベーコンとソーセージの鉄板焼きは₩19,000。鉄板が温まったらナクチを入れて混ぜ、肉の脂と辛いたれを一緒に食べます。辛さはかなり強めなので、厚い卵焼き(₩8,500)を間にはさむのがおすすめ。最後は₩1,000のご飯を鉄板に入れて炒めます。
気をつけたいのは値段と量。二皿頼むと₩45,000になり、豆もやしが多いぶん、タコは少なく感じます。接客はさっぱりめで、夕方18時を過ぎると並ぶこともあります。2〜3人で、韓国らしい食べ方を楽しみたい日に向いた店です。
鐘閣駅1番出口から徒歩約5分 · 11:30〜21:30(15:00〜17:00は休憩)、毎月第2・第4日曜休み · ナクチポックム ₩26,000、ベーコン・ソーセージ鉄板焼き ₩19,000
海南ナクチ辛くないタコ料理なら。ごま油のトゥルチギとヨンポタン

東大門歴史文化公園駅から歩いて3分、ビルの2階にあるテナガダコの専門店です。韓国のテレビ番組『2TVセンセンジョンボ』でも紹介されました。赤い炒め物もありますが、この店で食べてほしいのは辛くない料理です。
いちばん人気は、サンナクチ・トゥルチギ(1人前₩23,000)。たっぷりのニラの上に生きたテナガダコが丸ごとのって出てきて、目の前の鉄板で火を通し、店の人がはさみで切ってくれます。味つけはごま油と塩。タコはやわらかく、ニラと一緒に食べるとうまみがよくわかります。

トゥルチギは1人前から頼めるので、一人でも大丈夫。締めの炒めご飯(₩3,000)までがセットのような料理です。ヨンポタンは2人前₩50,000、刻んだサンナクチは₩23,000。辛いのが平気な人は、ご飯に混ぜるナクチ・ポックン(₩12,000)も。こちらはタコが細かく、量は少なめです。
接客はそっけなく、昼と夜の食事どきは混んで待つことがあります。日曜は休みで、平日も15〜17時は休憩。東大門で買い物をする日の昼か夜に入れやすい場所です。
東大門歴史文化公園駅13番出口から徒歩約3分 · 月〜土 11:30〜21:30(15:00〜17:00は休憩、L.O. 20:30)、日曜休み · サンナクチ・トゥルチギ ₩23,000、ヨンポタン(2人前)₩50,000
プチョンユッケ 本店(広蔵市場)サンナクチを初めて試すなら、細かく叩いたタンタンイ

サンナクチを一度試してみたいなら、広蔵市場のユッケ通りにあるこの店が手軽です。サンナクチ・タンタンイは₩16,000。細かく叩いてあるので、初めてでも食べやすい形です。2人以上なら、ユッケと合わせたユッケ・ナクチタンタンイ(₩38,000)を、のりで巻いて食べます。皿の上でタコが動いていることがあるので、苦手な人はユッケだけにしておきましょう。

鍾路5街駅8番出口から徒歩約3分 · 毎日10:00〜21:30 · サンナクチ・タンタンイ ₩16,000
ナ・ジョンスンハルメチュクミ 龍頭店チュクミ通りの元祖。辛いたれにマヨネーズの海藻麺

東大門の北、龍頭洞(ヨンドゥドン)には、チュクミの店が並ぶ通りがあります。その始まりといわれるのがこの店。もとは近くの工場で働く人たちにご飯を出す「湖南食堂」で、おかずに出していたイイダコ炒めが人気になり、創業者ナ・ジョンスンさんの名前で呼ばれるようになりました。今も看板には「호남식당」の文字が残っています。
メニューはチュクミ(1人前350g・₩15,000)だけ。注文は2人前からです。たっぷりのにんにくをのせた鉄板で火を通し、エゴマの葉に、マヨネーズで和えた白い海藻麺(チョンサチェ)と一緒に包んで食べます。辛いたれにマヨネーズのまろやかさが重なって、辛さがやわらぎます。

締めは炒めご飯(₩2,000)。鉄板の底のおこげまでこそげて食べます。平日の夕方でも地元の人で席が埋まり、満席なら隣の別館に案内されます。
ただ、店の人の声が大きく、接客はぶっきらぼう。休憩や閉店の前は急かされることもあります。昔より辛さが弱くなったと感じる常連さんもいます。昼のL.O.は14:00、夜は20:00なので、時間に余裕をもって行きましょう。
祭基洞駅6番出口から徒歩約5分 · 月〜土 11:30〜21:00(15:00〜17:00は休憩)、日曜休み · チュクミ(350g、2人前から)₩15,000、炒めご飯 ₩2,000
トンミョチプ東廟の路地で、チュクミとチヂミと麦ご飯

東廟(トンミョ)の古着市場のすぐそば、路地の奥にあるチュクミの店です。この店の名物は、チュクミが生地を覆うほどのったパジョン(₩19,000)。辛い炒め物の合間につまむと、口の中が落ち着きます。

一人なら、チュクミ炒めに麦ご飯とナムル、スープが付くチュクミ定食(₩11,000)。ご飯にチュクミとナムルを混ぜて食べます。2人以上なら鉄板チュクミ(1人前₩14,000、2人前から)を頼んで、最後は炒めご飯(₩2,000)に。パジョンは追加の一品なので、パジョンだけの注文はできません。
席が少なく、食事どきは店の前の椅子で順番を待ちます。接客はそっけないことがあり、食器の汚れが気になることも。昼のL.O.は14:00で、15〜17時は休憩です。古着市場を歩いたあとのお昼に入れやすい場所です。
東廟前駅6番出口から徒歩約3分 · 11:00〜22:00(日曜は21:30まで、15:00〜17:00は休憩)· チュクミ定食 ₩11,000、鉄板チュクミ ₩14,000、パジョン ₩19,000
ホンスチュクミ 弘大本店深夜2時まで。辛さを選べて、とびこの炒めご飯で締める

弘大入口駅から3分の、イイダコのキャラクターが描かれた赤い看板の店。毎日11時半から深夜2時まで開いているので、弘大で遊んだ夜にも寄れます。食事どきは外国人旅行者も多く、20〜30分並ぶこともあります。
基本はチュクミ+炒めご飯(1人前₩15,000、2人前から)。豚バラ肉も食べたいならチュサムギョプ(₩17,000)を。辛さは注文時に選べますが、控えめにしてもそれなりに辛いです。ふわふわのケランチム(₩5,000)を一緒に頼むと、辛さの逃げ場になります。

チュクミを食べたら、残ったたれでとびこ入りの炒めご飯を作ってもらいます。プチプチした食感が楽しい締めです。エゴマの葉やもやしは、セルフコーナーで好きなだけ。平日16時までは一人で頼めるチュクミ定食(₩12,000)もあります。
チュクミの量は、よく食べる人には少し物足りないかもしれません。店員さんの応対はそっけなく、炒めご飯を早めに勧められることも。まだ食べているときは、そう伝えれば大丈夫です。
弘大入口駅7番出口から徒歩約3分 · 毎日11:30〜翌2:00 · チュクミ+炒めご飯(1人前、2人前から)₩15,000、チュクミ定食(平日16:00まで)₩12,000
大星食堂ソウルでナッコプセを食べるなら、鍾路の路地の奥

釜山まで行かなくても、ナッコプセはソウルで食べられます。鍾路3街(チョンノサムガ)の世運商街の近く、路地の奥にある1984年創業の食堂です。タコと牛ホルモンは店で下処理していて、白菜から出る汁で鍋の味を作ります。

ナッコプセは1人前₩11,000、ご飯は₩1,000。2人なら、牛バラ肉と麺、ご飯が付く2人セット(₩31,000)がお得です。辛さは注文時に選べます。最後は残った汁でエビ入りの炒めご飯(₩5,000)を。
入口は路地の奥で、初めてだと少し探します。鍾路3街駅12番出口からコンビニのCUの角を曲がり、2本目の路地へ。週末の夕食どきは25〜40分ほど待つことがあります。店内は広くて清潔で、古い外観よりずっと入りやすいです。
鍾路3街駅12番出口から徒歩約4分 · 毎日11:30〜21:50 · ナッコプセ(1人前)₩11,000、2人セット ₩31,000
平和延南(延南洞)韓牛ホルモン入りのナッコプセ鍋。日本語の案内あり

延南洞(ヨンナムドン)で食べるなら、韓牛の大腸が入るナッコプセ鍋(2人前₩36,000)の店。平たい春雨が甘辛い汁を吸って、辛すぎない味です。注文は卓上のタブレットで、食べ方の案内には日本語もあります。

弘大入口駅3番出口から徒歩約8分 · 毎日11:30〜22:30(平日15:30〜16:30は休憩)· ナッコプセ鍋(2人前)₩36,000
ケミチプ 西面本店(釜山)ナッコプセを一人でも。朝9時から深夜まで

ケミチプは、1972年に釜山の国際市場で始まった、ナッコプセの店として知られる店です。今は釜山に何軒もあり、西面本店はその家族が営む店。西面駅から歩いて6分で、朝9時から翌2時まで(火曜は24時まで)開いています。

ナッコプセ炒め+ご飯は1人前₩13,000。1人前から頼めるので、一人旅でも釜山名物を食べられます。注文用紙には「辛口」と「マイルド」の欄があり、辛さが心配ならマイルドに印を。煮えたら具と汁をご飯にかけ、テーブルの韓国のりとニラを混ぜます。途中でうどん(₩2,000)を足すのも定番です。
食事どきは行列ができて、店内はかなりにぎやか。一人のときは「食事は30分まで」という案内が日本語でも置かれています。ゆっくり飲むより、さっと食べる店と思っておきましょう。
西面駅1番出口から徒歩約6分 · 09:00〜翌2:00(火曜は24:00まで)· ナッコプセ炒め+ご飯 ₩13,000、ナクセ炒め+ご飯 ₩12,000
元祖ハルメナクチ(釜山)1963年から。朝紡ナクチの通りの老舗

釜山の凡一(ポミル)駅のまわりは、昔、朝鮮紡織という大きな工場があった場所です。その略で「チョバン(朝紡)ナクチ」と呼ばれる、汁気の多い釜山式のナクチポックムが生まれました。この店は1963年創業、3代続く老舗。駅の出口から2分ほどです。

メニューは、ナクチ、ナクセ(タコ+エビ)、ナッコプ(タコ+ホルモン)、ナッコプセの4つで、どれもご飯付き₩11,000。ソウルのナクチポックムより辛さは控えめで、にんにくとごま油の香りが立ちます。鍋はスタッフが火加減を見て混ぜてくれるので、出来上がりの合図を待ちましょう。
一人でも入れる店ですが、ナッコプセだけは2人前から。一人ならナクセかナクチを頼みます。年季の入った食堂で、平日の昼や週末は少し待つことがあります。夜は20:30に閉まるので、夕食は早めに。
凡一駅10番出口から徒歩約2分 · 毎日09:30〜20:30(L.O. 20:00)· ナッコプセ+ご飯 ₩11,000(2人前から)、ナクセ+ご飯 ₩11,000
トルゴレスンドゥブ(釜山)チャガルチで朝7時から。1人前から頼めるナクチポックム

南浦洞(ナンポドン)の市場歩きの途中なら、スンドゥブの老舗のナクチポックム(₩13,000)を。1人前から頼めて、朝7時から開いています。ご飯は別に₩1,000。エビ入りのナクセポックム(₩14,000)もあります。

チャガルチ駅7番出口から徒歩約9分 · 毎日07:00〜21:00 · ナクチポックム ₩13,000
12軒の早見表
| 店 | 料理 | 1人前の目安・辛さ |
|---|---|---|
| イガンスン・シルビチッ(鐘閣) | ナクチポックム | 定食₩16,000・辛さ4段階 |
| ソリンナクチ(鐘閣) | ナクチポックム+ベーコン | 1皿₩26,000・辛い |
| 海南ナクチ(東大門) | トゥルチギ・ヨンポタン | ₩23,000・辛くない |
| プチョンユッケ 本店(広蔵市場) | サンナクチ・タンタンイ | ₩16,000・辛くない |
| ナ・ジョンスンハルメチュクミ(龍頭洞) | チュクミ | ₩15,000(2人前〜)・辛い |
| トンミョチプ(東廟) | チュクミ・パジョン | 定食₩11,000・辛い |
| ホンスチュクミ(弘大) | チュクミ | ₩15,000(2人前〜)・選べる |
| 大星食堂(鍾路3街) | ナッコプセ | ₩11,000・選べる |
| 平和延南(延南洞) | ナッコプセ鍋 | 2人前₩36,000・辛すぎない |
| ケミチプ 西面本店(釜山) | ナッコプセ | ₩13,000・マイルドあり |
| 元祖ハルメナクチ(釜山) | ナッコプセ・ナクチ | ₩11,000・控えめ |
| トルゴレスンドゥブ(釜山・チャガルチ) | ナクチポックム | ₩13,000・辛い |
よくある質問
Q. ナクチとチュクミは何が違う? A. ナクチはテナガダコで、足が細長くてやわらかいタコ。チュクミはイイダコで、20cmほどの小さなタコです。ナクチは炒め物・踊り食い・スープ、チュクミは辛い鉄板焼きで食べるのが定番です。
Q. 辛くないタコ料理はある? A. あります。サンナクチ(生のタコ)、ヨンポタン(澄んだスープ)、ごま油で焼くトゥルチギ、ゆでたムノスッケは辛くありません。この特集なら、東大門の海南ナクチがいちばん選びやすいです。
Q. サンナクチは危なくない? A. よく噛めば大丈夫です。吸盤がのどに張りつく事故があるので、少しずつ口に入れて、細かくなるまで噛んでから飲み込みます。初めてなら細かく叩いた「タンタンイ」を選び、お酒に酔っているときは食べないようにしましょう。
Q. 一人でも食べられる? A. 店によります。チュクミやナッコプセは2人前からの店が多いです。一人なら、イガンスン・シルビチッのナクチポックン定食、トンミョチプのチュクミ定食、海南ナクチのトゥルチギ、釜山のケミチプが1人前から頼めます。
Q. 釜山のナッコプセとソウルのナクチポックム、どちらがおすすめ? A. 辛さを楽しみたいならソウルのナクチポックム、辛さ控えめでご飯がすすむ味ならナッコプセです。ナッコプセは釜山が本場ですが、ソウルなら鍾路3街の大星食堂で食べられます。
Q. タコのおいしい季節は? A. ナクチは秋(9〜11月ごろ)、チュクミは春(3〜4月ごろ)です。春のチュクミは頭に卵が入っていて、韓国では特に人気があります。専門店では一年中食べられます。
ジェイより:広告費は受け取らず、私が本当におすすめできる店だけを選びました。気になる点もそのまま載せています。営業時間・料金は2026年10月時点の情報です。
写真提供:LWY(CC BY 2.0)、Junho Jung(CC BY-SA 3.0)/Wikimedia Commons
韓国で、行きたい場所が見つかる。

